"JINS presents Back To The Time" ReiとAli Morizumiが語る1920年代から1940年代の音楽

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"JINS presents Back To The Time" ReiとAli Morizumiが語る1920年代から1940年代の音楽

2017.09.20

1920年代-1990年代のあらゆる時代のメガネからインスピレーションを受けたデザインで展開する"JINS×TIME"と、関東圏に放送を行っているFMラジオ局InterFM897 (89.7MHz)がコラボレーションしたスペシャルプログラム"JINS presents Back To The Time"が9/16(土) 午後3時~5時に放送されました。 この番組では、ゲストをお迎えして1920年代から1990年代の約80年間の音楽の歴史を、その時代の代表的な音楽とともに特集。その模様をJINS WEEKLY独占で掲載します。この記事では番組DJのAli Morizumiとシンガーソングライター、ギタリストのReiによる1920年代から40年代を特集した放送内容の一部をご紹介します。


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Ali : 最初のパートは、1920年代から1940年代を代表する音楽を特集。ゲストはシンガーソングライター・ギタリストのReiさんです。Rei さんは、1993年生まれ。お若いですが、作品を聴くと、古い音楽を聴いてそうな感じがするんですが、どうですか?

Rei :現代のポップミュージックも聴いてきたんですけど、ロックンロールがきっかけとなって、60年代のロックから遡って、戦前のブルースとかも、聴いてきました。

Ali : 1920年代はどんな時代だったのか、簡単にご紹介します。1920年代は、「黄金の20年代」、または「狂騒の時代」と呼ばれています。1914年から続いていた「第一次世界大戦」が、1918年7月に終わって、アメリカは、その世界大戦の景気によって、非常に大きな経済発展を遂げました。そんなアメリカで、この時代に一斉を風靡していた音楽が「ジャズ」でした。そのジャズが、音楽として録音されたのが、1917年なんですって。ちょうど、今から100年前なんです。それでは、1917年に世界で最初に録音されたジャズの音源を今日持ってきたので、聴きましょう。ORIGINAL DEXIELAND JAZZ BANDで、DIXIE JASS BAND ONE STEP

♪ DIXIE JASS BAND ONE STEP / ORIGINAL DIXIELAND JAZZ BAND

Ali : Reiさんいかがですか?

Rei :色とりどりな感じがして、すごい素敵ですね。「ジャズの始まり」ということもあってか、クラシックの影響もすごく感じますし、展開が豊かのところとか。でも「スウィング・ジャズの原点なのかな」と思わせるような、ちょっとダンスミュージックっぽいとことか、愉快なところとか、ジャズならではなのかなぁ、と思います。

Ali : 1920年代を代表するジャズスターといえば、ルイ・アームストロングがいますが、Reiさん、ルイ・アームストロングは、聴いたりしましたか?

Rei : はい、もともとブルースが大好きだったので、同じ時代のジャズを聴き始めたのは、最近なんですけど、すごく賑やかな感じっていうか、自由に音楽の中の泳出で入る感じが、特に好きです。

Ali : ルイ・アームストロングは、トランペット奏者、ヴォーカリストとして、素晴らしい声を持っていて、そんなルイ・アームストロングの曲を。これは、ジャズの歴史上、初めて録音された「スキャット・ナンバー」ということなんですが、「スキャット」は、曲の後半に登場します。

♪ HEEBIE JEEBIES / LOUIS ARMSTRONG & HIS HOT FIVE 

Ali :この曲が録音されたのは、1926年2月。「スキャット」が生まれた理由は、はっきりと、わからないそうなんですが。一説には、ルイ・アームストロングが曲を録音中に、歌詞の譜面が落としちゃって、とっさに「アドリブ」で歌ったのが録音されたと言われています。Reiさんも譜面を使うことが多いと思いますが、飛んでっちゃったことあります?

Rei :(笑)それは、さすがにないですけど、でも、聴いていて、歌を歌っている方だということもあって、トランペットに「歌心」があるなぁって思いましたし、私は、そのエピソードを知らなかったので、演奏で気持ちよくなって、思わず歌ちゃったのかなぁ・・・て思うぐらい、すごく楽しげで、自然と歌に入っていっている感じが、なかなかない、新鮮なアレンジだなぁと思いました。

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Ali :ほんとルイ・アームストロングは、いい声をしていますね。続いてここからは1930年代を代表する音楽を紹介していきます。これまで、「ジャズ・ミュージシャン」を数多く紹介してきましたが、この時代、一人の天才ブルースミュージシャンが、彗星の如く登場しました。彼の名前は、ロバート・ジョンソンです。Reiさん、ロバート・ジョンソンは、いかがですか?

Rei :影響を受けたミュージシャンです。

Ali :本当によくご存じですね!

Rei :いやいやそんな!(笑)もうレジェンドですから。

Ali :ロバート・ジョンソンは、アコースティック・ギターの弾き語りで活動をスタート、有名なのは、クロスロード(十字路)の話ですよね。「十字路(クロスロード)で、悪魔に魂を売り渡し、その引き換えに、ギターのテクニックを手に入れた・・・」Reiさんは、どうですか?悪魔に魂を売りましたか?(笑)

Rei :・・・そうですね。魂を十字路で売ってこなくてはいけないですね〜。今すぐ!(笑)でも、もう多分この才能は、本人が自負しているじゃないかなって、思いますよ。自分で歌詞で言っちゃっていますから。その自信が、音楽に表れていて、その歌詞もセンセーショナルっていうか、ブルースっていうジャンルなんですけど、すごくポップで分かり易くカッコイイ。そういう一面があったからこそ、他のブルースミュージシャンと差がついたっていうか、伝説になれたんだと思います。

Ali :それでは、ロバート・ジョンソンの1936年に録音された代表曲を。

♪ CROSS ROAD BLUES / ROBERT JOHNSON

Ali :ロバート・ジョンソンは、エリック・クラプトンとか、ロックミュージシャン、ブルース好きな人は、みんな影響を受けています。ギタリストからみて、ロバート・ジョンソンの凄さって、どんなところですか?

Rei :ギタリストっていうか、ミュージシャンとしての総合点が、すごく高いなぁって思います。歌も基本的にすごく良く抜ける声だと思うんですけど、よく聴くと裏声だとか、喉を鳴らしたりとか、歌唱力も高いですし、作詞、作曲もやっていて、そして、ジャズとは、全然違うブルースの「後ろノリ」って言いますか・・・

Ali :グルーヴ的な?

Rei :はい!ギターと歌との絶妙な絡み具合みたいなものっていうのは、弾き語りでしか表現できない世界観なのかなぁって思います。

Ali :なるほどね〜。

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(中略)

Ali :ところで、今、紹介した20年代から40年代のメガネの歴史はですね20年代では、繊細なメタルフレームが主流だったそうです。装飾品的な要素もあり、彫金が施されたものも少なくありませんでした。そして、30年代は世界大戦の本格化に伴い、耐久性が重視された素材や構造のメガネと移行していきました。40年代に入るとセルロイド製のメガネが主流になり、落ち着いたカラーや独特の質感のほか、すべり止めとして凹凸のあるツルが特徴でした。この中で、特に今年の秋冬のトレンドとなるメガネは、30年代のものです。世界大戦という当時の世相を反映した、レンズを補強する構造のダブルブリッジパイロット用サングラスとして使われていたデザインのメガネが、今季、再び注目を集めています。JINSは、過去のデザインを再編集したメガネ「JINS×TIME」を販売中。・・・さて、ここに、実際にJINSから発売されている30年代のデザインを取り入れたメガネがあるんですが、これは、Rei さんへのJINSさんからのプレゼントです。

Rei :わー!

Ali :すごい、レトロな、シンプルなフレームなんですけど、「ダブルブリッジ」っていう、レンズとレンズを結ぶ補強がされているという・・・ちょっとメガネをかけていただけますか?

Rei :いいですね!かわいい!

Ali :やっぱり古いデザインにも興味あります?

Rei :そうですね。古いから好きというよりは、やっぱり「温故知新」と言いますか、自分に馴染みがないからこそ、新しく感じるというのがありますね。あと、「ダブルブリッジ」も、なんというか、私、「働く車」が好きで、ミニカーとか、よく集めているんですけど・・・

Ali :働く車?

Rei :そうなんです。トラックとか・・・やっぱり「機能美」といいますか、実用性を追求して作ったものが、結果的に「美しいもの」になっていることが、すごく魅力的だなぁと思って、例えば「ダブルブリッジ」とか、耐久性を重視して付けられたものですけど、今、こうやってリバイバルした時に、私たちには、すごくデザインとして、「美しいもの」に写っているという感じですね。

Ali :実用的なものが美しい」・・・素晴らしいですね!メガネすごい似合っています!ぜひ、かけてくださいね!さて、駆け足で紹介してきましたがもちろん、今回紹介したのは、たくさんある音楽の中のほんの一部です。まだまだ、いろんなアーティストや音楽があるので、ぜひ、この機会に興味を持った方は、この時代の音楽も聴いてもらいたいですね。音楽の歴史を巡る旅は、まだまだ続きますが、Reiさんとは、ここでお別れです。ありがとうございました!!!

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Reiさんは1993年生まれですが、20年代のブルースやジャズにも詳しく、聴いている音楽や、音楽に対する姿勢は骨太。勉強熱心で、古い音楽からも様々なことを吸収して、自分の音楽に取り入れている姿が印象的でした。 Reiさんが、番組の中で話していた「温故知新」は、音楽やファッション、メガネも同じ。時代を経ることによって、新鮮に感じられるのかもしれないですね!

>JINS×TIME





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【guest profile】
Rei
シンガー・ソングライター/ギタリスト。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVAL、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festivalなどの国内外のフェスに多数出演。 2017年7月、CD+MUSIC BOOK『CRY』のリリース。7月8日フランス・ベルフォールで行われたフェス「Les Eurockeennes」に出演、7月14日より初東名阪ワンマンツアー「CRY BABY TOUR 2017」を開催。2017年12月より初のソロ・アコースティックツアー「Rei Acoustic Tour "Mahogany Girl"」を行う。
HP:http://guitarei.com/
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【DJ profile】
Ali Morizumi
2005年にAnis Shimada と結成したバンド、MONORALでSony Musicよりdebut.デビューシングル"VISIONS IN MY HEAD"は中田英寿出演のCANON IXY DigitalのCMソングとなり、一躍注目を浴びる。 2006年、Manglobe制作のアニメ"Ergo Proxy"のOPテーマを担当(ED曲はRADIOHEADが担当)。書き下ろし曲"Kiri"が海外でヒット。 2007年、国内でもSUMMER SONIC, Fuji Rock Festival, Rising Sunに出演し初の全国ツアーはすべてsold outになる。 2008年、日本のバンドとしては初となる南米4カ国12都市を回るMONORAL VIA LATIN AMERICA TOURを大成功させ、カルト的な人気を獲得。国内ではVAMPS(Hyde from L`arc-en-ciel and K.a.z from Oblivion Dust)と共に全国をツアー。 2009年、スペインとフランスを一ヶ月に渡りツアー。 上海でもワンマンLIVEを成功させる。 同時に他のアーティストともコラボレートを始める。 これまでにm-¬o, LISA, 藤井フミヤ,土屋アンナ等と楽曲制作、アレンジ、ライブなどでコラボレート。 2011年、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)のソロ作品を作詞、作曲、プロデュース。2012年、ケミストリーの Trilogy Tourにベーシストとして参加。