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大きめメガネをバランスよくかけるポイント

2019.05.15

若い世代に人気の大きめメガネ。都会的で垢抜けた雰囲気に見えるものの、バランスを間違えるとダサくなってしまうことも...。そこで今回は、大きめメガネをセンスよくかけるためのファッションコーディネートポイントを、自身もメガネフリークというスタイリストの金田太郎さんに聞きました。

「大きめメガネをおしゃれにかけるコツは、メガネの素材でコーデの方向性を決めることです。例えば、メタルフレームは艶感のあるおしゃれ度の高いスタイルが似合います。セルフレームならカジュアルな服と相性がいいですね。また、顔立ちではメタルフレームが似合うけど、洋服はカジュアルスタイルが好きという場合は、時計や靴、アクセサリーなどの小物を、色気のあるアイテムにすればOK。メガネありきで服のコーデを決めてもいいし、服ありきでメガネを決めても問題ありません。若い世代こそ大きめのレンズが似合うので、色んなスタイルにトライしてみてください」





STYLE1
STYLE1
大きめメガネの王道には、
ギミックの効いた攻めのアイテムを取り入れる
メガネ着用カット
全身カット
全身カット

「ウエリントンのセルフレームは大きめメガネの定番中の定番。案外、どんな顔立ちの方にも似合うと思います。メガネのデザインがスタンダードな場合は洋服に遊び心があるといいですね。今回はオリエンタルな雰囲気のワンピースに、前開きになるデザインデニムを合わせました。大きめメガネ×大ぶりコーデは『やりすぎ?』と思われがちですが、このメガネの場合、トレンド感がある細身のフレームが繊細な印象へとバランスを整えてくれるのでアリだと思います」

特徴部分のアップ
特徴部分のアップ

「ヴィンテージガラスや大理石状の柄など、カラーディレクションの要素を取り入れた細身のテンプルが、大きめウエリントンをスマートな印象に整えています。古き良きスタイルを現代風にアレンジしたモダンな雰囲気で、思いのほか、どんな顔立ちの方にもマッチします」

着用モデル:JINS CLASSIC Slim Acetate




STYLE2
STYLE2
上品なメタル使いのセルフレームと、
白のワントーンコーデで女を上げる
メガネ着用カット
全身カット
全身カット

「このメガネは、メタルとセルの組み合わせ&クラウンパントのシルエットが上品な印象のアイテムです。服もメガネに合わせて品の良さを意識しました。白のワントーンコーデは、一見、難易度が高いと思われがちですが、意外に外しません。女の子っぽいとろみ感のある素材をチョイスすると、より爽やかで艶っぽく仕上ります。大きめレンズと合わせて、ぜひチャレンジしてほしいスタイルです」

特徴部分のアップ
特徴部分のアップ

「上部のやや角ばったシルエットが"王冠"のように見えることから『クラウンパント』と呼ばれる、上品な印象のボストン。クラシックでありながら、新鮮なデザインが人気です。着用のメガネはJINS Switchなので、ワンタッチでサングラスにもなります」

着用モデル:JINS Switch -trend-




STYLE3
STYLE3
メンズライクなコーデには、
大きめの丸いボストンで色っぽさをプラス
メガネ着用カット
全身カット
全身カット

「丸みのある大きめボストンは、柔らかく女性らしい印象です。ゆえに、ガーリーな服を合わせるとチャーミングになりすぎてしまう場合も...。そこで、レーヨン素材の開襟シャツとゆるい白パンツのコンビで、メンズライクにまとめました。メガネと服を逆のベクトルでチョイスすると、ハッとするほど魅力的な技ありコーデに仕上がります」

特徴部分のアップ
特徴部分のアップ

「人気のCombination Airframe。最新モデルはテンプルがよりスリムになり、大きめのメガネでも、かけているのを忘れてしまうぐらいの軽い着用感がうれしいですね。ベーシックな色合いで、どんな顔立ち&洋服にもフィットすると思います」

着用モデル:Combination Airframe




STYLE4
STYLE4
メタルのラウンドに、
絶妙なコーデバランスで艶っぽさを演出
メガネ着用カット
全身カット
全身カット

「人気のゴールドメタルの大きめラウンドに、今季大注目のレッドタイガー柄のパンツを合わせたコーディネート。メンズっぽさが強調される組み合わせですが、フェミニンなレースのチュールシャツを取り入れることで±0にしました。ラウンドフレームの特徴をいかして、女性らしさを一気に上昇させたコーディネート。大ぶりメガネをバランスよく着用する "お手本"と言っても過言ではないスタイルです」

特徴部分のアップ
特徴部分のアップ

「大きめのラウンドが女性らしい印象。顔なじみの良いゴールドのメタルフレームに合わせて、マニキュアやバングルなどもトーンを合わせると、より女性らしい艶っぽさが演出できます。着用のメガネは人気のJINS Switchなので、サングラスとしても楽しめるのが嬉しいですね」

着用モデル:JINS Switch -trend-




スタイリストの金田さんが提案するコーディネート術のように、メガネと洋服のバランスがいいと、グッとおしゃれ度がアップしますね。皆さんも大きめレンズのメガネをコーディネートするときにぜひ参考にしてみてください。




style1サムネイル画像
ワンピース(エムケースクエア/tel.06-6534-1177)、Tシャツ(カーキ/tel.06-4390-7008)、シューズ(グラビテート/tel.03-3464-6588)、マイリのパンツ(マイリ/tel.06-6684-9166)、イヤリング、リング(ともにススプレス/tel.03-6821-7739)

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ロングプルオーバーシャツ(エープレス/tel.03-6416-4640)、レギンスパンツ(バーンブリーズ/tel.03-5454-5690)、サンダル(インドル/tel.03-5808-3977)、イヤーカフ(リバー/tel.075-255-6225)

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シャツ(ランチフィールド/tel.03-6794-3470)、Tシャツ(エムケースクエア/tel.06-6534-1177)、タージュのパンツ(エープレス/tel.03-6416-4640)、サンダル(リアルスタイル/tel.0745-43-6355)、イヤリング(ススプレス/tel.03-6821-7739)、リング(バフ/tel.0154-38-2600)

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ブラウス(メルロー/tel.03-3664-9613)、Tシャツ(エムケースクエア/tel.06-6534-1177)、パンツ(77サーカ/tel.03-6407-9466)、サンダル(グラビテート/tel.03-3464-6588)、バングル(バフ/tel.0154-38-2600)

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【Stylist Profile】
金田 太郎
アパレルショップ店員や生産管理を経験し、2014年にスタイリストとして独立。現在、「ライトニング」、「クラッチ・マガジン」などメンズファッション誌から、広告のスタイリングまで幅広く手がけている。

【Staff credit】Stylist:Taro Kaneda、Photography:Kanako Noguchi(OWL)、Hair & Make up:Yusaku Ishimaru、Model:Kaori Mochizuki(BARK in STYLe)、Edit &Text:Naomi Ishigami(verb)、AD:COLORS

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