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メガネのくもり対策には?
「レンズ」と「スプレー」を徹底比較!

2025.02.14

屋外と室内の温度差が大きい冬は、メガネがくもりやすい季節。「なんとかしたい!」と思った時の代表的な対策が「くもり止めレンズ」と「くもり止めスプレー」です。目的はどちらも「メガネのくもり防止」ですが、取り入れ方や費用など違いが多い両者。そこでこの記事では、改めてそれぞれの特徴を紹介しつつ、メリット&デメリットや、使うのに向いている人を探りました。




レンズとスプレー、それぞれの特徴を解説!


くもり止めレンズ

くもり止めレンズは、レンズ表面に特殊なコーティングを施すことでくもりを防ぐレンズです。
レンズのくもりは、空気中や息に含まれる水蒸気がレンズに触れて冷やされ、レンズ表面で小さな水滴になる「結露」によって起こります。JINSのくもり止めレンズは、レンズに重ねた吸水性ウレタン樹脂層に水分を吸収させることで結露を防ぐという仕組み。寒い場所から暖かい室内に入ったり、湯気があたったりしても、サッとくもりが取れるのです。

なお、くもり止めレンズには「吸水性」「親水性」というふたつのタイプがあり、JINSのレンズは「吸水性」。表面に撥水層があるため汚れがつきにくく、専用の薬品で拭き上げをしなくても、手持ちのメガネ拭きで簡単にお手入れできるのが特徴です。

価格は、メガネ購入時にくもり止めレンズにする場合はフレーム価格+¥5,500※1。手持ちのメガネのレンズを交換する場合には、レンズ代¥5,500+交換代¥6,600※2です。クリアレンズのほか、遠近両用レンズやカラーレンズでも対応可能です。なお効果が持続するのは。使用状況や保管方法により異なり、1〜2年ほどとなります。


※1 屈折率1.60の場合。屈折率1.67の場合は+¥8,800となります。
※2 JINSフレームの場合。他社フレームの場合は¥7,700となります。


くもり止めレンズ >

くもり止めレンズ イラスト

メリット


  • かけるだけなので手軽!

  • スプレーよりも効果持続時間が長いので、1日に何度も
    手入れする必要がない

  • 専用のケア用品が不要で、手持ちのメガネ拭きでお手入れ可能

  • 専用のケア用品を持ち歩く必要がなく、かけるだけなので手軽

デメリット


  • 初期費用がかかる

  • 反射が気になる場合がある







くもり止めレンズの最大の魅力は「かけるだけ」という簡単さ! またJINSは吸水性レンズを採用しているため、特別なお手入れが不要で扱いやすいのも魅力です。強いてネックを挙げるなら費用ですが、購入時の差額で考えると1日あたり十数円程度。それで快適さが手に入るなら納得かもしれません。
もし、くもり止めスプレーを使えないレンズのメガネを使っているなら、くもり対策にはくもり止めレンズを選ぶ必要があります。


くもり止めレンズ >




くもり止めスプレー

くもり止めスプレーは、レンズの表面に適量をスプレーして塗り広げ、液が乾いた後に柔らかい布やティッシュで拭き上げることでレンズのくもりを防ぎます。
レンズのくもりは、レンズ表面についた水滴が表面張力によって球状になることで起こりますが、くもり止めスプレーは、界面活性剤などの働きにより水の表面張力を弱め、くもりを防ぐという仕組み。効果が持続するのは、使用環境によりますが約1日のため、毎日塗る必要があります。

JINSでも店舗やオンラインショップで販売中。携帯に便利な小型スプレータイプで、レンズの除菌効果もあります。

くもり止めスプレー

くもり止めスプレー(除菌)2023-24 ¥330


くもり止めスプレー イラスト

メリット


  • 比較的安価でくもり対策ができる

  • 手持ちのメガネにそのまま使える

デメリット


  • 毎日塗り直す手間が必要

  • マスクをする場合、効果の持続時間は3時間程度、とも言われています







くもり止めスプレーのよさは、安価で、手持ちのメガネをそのまま使える点。メガネやサングラスを複数持っていても、それぞれにくもり対策を行えるのもうれしい点です。JINSのくもり止めスプレーは、1回あたり左右両面の4プッシュ使用で約50回使え、価格は¥330とコスパ抜群。くもり止め効果の高さに加え、高さ9cmと携帯に便利なサイズも好評です。
デメリットとしては、効果が一時的なため、毎日塗り直す必要がある点ですが、「まずは試してみたい」という人や、塗り直しが面倒でない人には、向いているくもり対策です。




冬に多いメガネ×マスクも
快適に過ごせます

メガネユーザーなら誰もが経験するのが、マスク着用時のメガネのくもりやすさ。特に冬は外気で冷やされたメガネに、マスクの上部から出る温かく湿った吐く息があたり、絶えずメガネがくもった状態に...。歩いたり、自転車やバイクを運転している時は、メガネのくもりは危険に直結するのでくもり対策は必須です。

対策として「マスクの上部を折り曲げる」「マスク上部の内側にティッシュを挟む」など、メガネにあたる息を減らすマスクの工夫があげられますが、メガネのくもり対策をしていれば、こういった工夫をしなくても快適に過ごせます。


冬に多いメガネ×マスクも快適に過ごせます イラスト



冬のなかでも、寒さが厳しく、風邪や花粉への対策としてマスク着用が増えるこの時季は、とりわけメガネのくもりが気になります。自分に合ったくもり対策を行って快適なメガネライフを送るために、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

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【Staff credit 】Text:Taemi Suemoto、Illustration : paisen、AD:COLORS

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