メタルフレーム、セルフレーム、ボストン、ウエリントン。選ぶメガネの色や素材・形によって、着用時の顔の印象はもちろん、スタイリング全体の印象まで変えることができるのがメガネの楽しいところです。今回は、ファッション&ライフスタイルマガジン「FORZA STYLE」の編集長であり、小学校5年生の頃からダテメガネをかけはじめたという干場義雅さんに話を伺いました。現在ではメガネを約80本所有し、TPPO(いつ、どこで、誰と、何をするか)に合わせかけ変えるという干場さんに、" 見るためだけでないメガネの使い方"について教えていただきました。
「ノータイにローファーというカジュアルなビジネススタイルです。写真では分かりづらいかもしれませんが、このジャケットとパンツには"テクノストレッチ"という素材が採用されていて、非常に動きやすいんです。ジャケットというクラシックな形にコンテンポラリーな生地感、そしてその両者をつなげる役割としてウエリントンのメガネがあります。メタルとセルのコンビネーションは、威圧感が軽減されカジュアルな印象を与えてくれます。メガネというアイテムがあることで完成する、アップデートしたモダンなクラシックスタイルです。」
着用アイテム:Combination Airframe
「シワになっても問題ないラムレザージャケットにスウェットパンツという完全なリラックススタイルは、飛行機に乗る時の装いです。ただ洋服だけを見るとものすごくラフな印象なので、目元のアクセサリーとしてメガネをかけ、ほどよい緊張感を演出しています。私が選んだのはマットブラックの、しかもツーブリッジのボストン。クラシックなディテールが男らしいアクセントを加えてくれますし、ラムレザーの質感とも相性ピッタリです。メガネがコーディネートのバランスを整えるいい例だと思います。」
着用アイテム:Combination Airframe
「仕事のプレゼンや商談をする時にメガネをかけることが多いんです。それはメガネをかけることで自分の印象を強めることができるからなんです。大きなプレゼンの時、"ここぞ!"という場面ではあえてメガネをはずし、皆さんの目をちゃんと見て話すことでグッと言葉に力強さが増す。これもメガネの使い方の一つだと思います。このように、メガネは視覚を補正する以外にも色々な使い方があるとても面白いアイテムだと思います。」
着用アイテム:Combination Airframe
干場さんのように、トータルコーディネートを完成させるアイテムの一つとしてメガネを使用したり、ONとOFFのギャップに使用したりと、メガネの使い方は見るための道具だけではないのですね。干場さん曰く、『メガネを使わない理由がない』とのこと。デザインや素材のバリエーションが豊富なJINSで、時にはアクセサリー感覚で皆さんもメガネ選びを楽しんでください。