流行に左右されないスタンダードな装いといえばコンサバスタイル。JINSの幅広いラインナップの中から、コンサバスタイルをより楽しく、お洒落にするメガネを厳選し、様々な場面で取り入れられるスタイルサンプルをご提案。今回は30〜40代の男性編です。
スナップボタンが付いたシャツブルゾンは、薄手でさっと羽織れる素材感なので、季節を問わず着回せる最適な一着です。ボトムスには明るいベージュのチノパンを選び、トップスとのコントラストを出しました。細かい幾何学模様のインナーは少し個性的な柄ですが、シンプルなアイテムとコーディネートすることで、バランス良く仕上がります。
インナーのニットに合わせて選んだブラックのスクエアは、フレームとテンプルに異なる素材を使用し、細部のディテールまでこだわった一本。カジュアルながらどこか聡明な印象なのは、メタルとアセートのスマートな質感ゆえ。ビジネスからフォーマル、様々なシーンで活躍すること間違いなしのデザインです。
表情のあるニットとボタンダウンのシャツを、それぞれトーンの異なるブルーで合わせたコーディネート。ゆったりとした履き心地のチャックグレーのパンツは、うっすらと入ったパープルのラインが特徴です。 パープルとブルーは同系色で相性が良いのでちょっとしたアクセントとして取り入れたいアイテムです。
艶のある質感がアーバンな雰囲気のウエリントンは、ブルーをチョイスして全体に統一感を出しました。洗練された印象のデザインですが、ゆったりとした洋服と合わせて、程よい抜け感を出しました。さらに、このメガネはファインフィットシートチタンが使用されているので、疲れにくく、掛け心地が良いのもポイントです。
レザーをコンサバに着こなすなら、シンプルですっきりした印象に仕上がるコーチジャケットタイプを選ぶのがおすすめです。インナーはホワイトのニット、ブラウンのスラックスはウールを選び、温かみのある雰囲気を出しました。 男らしい強さと柔らかさがちょうど良いバランスのコーディネートです。
マットブラックのフレームは、レザーと合わせるとストイックに見えがちですが、ハーフリムを選ぶことで、うっすらと透明感のあるクールな雰囲気になり、強調しすぎず程よくコーディネートとマッチします。キメすぎないダンディズムコーディネートの完成です。
メガネはコーディネートに取り入れる事で、全身の印象や洋服のバランスが大きく変わる重要なアイテムです。また、コンサバなスタイルに合うメガネは、シンプルなデザインが多く、 様々なシーンで着回しできる万能さも魅力の一つです。皆さんも今回紹介したスタイルを参考に、自分だけのコーディネートを楽しんでみてください。
Photography:Hajime Kitani
Stylist:Yoshihiro Fukami
Hair make:Yosuke Nakajima
Model: Tokuji Takama (INDIGO)
Edit:Runa Anzai