顔周りの印象が大きく変わるメガネと帽子。色や形、組み合わせを意識するだけで雰囲気はもちろん、気分もガラリと変えることができるアイテムだからこそ、ファッション感覚で楽しんでいきたいですね。メンズファッション誌を始め、広告などでも活躍するスタイリストの富田彩人さんが、メガネと帽子のスタイリング術をご紹介します。
カンカン帽×クラシックなオーバル
「クラシックなカンカン帽には、クラシックなオーバルがおススメです。この時、メガネはほどよいボリューム感のあるデザインがいいでしょう。洋服はシンプルでベーシックなものを合わせるのがポイントです」
ベレー帽×メタルフレームのボストン
「ミリタリーから派生したベレー帽とメタルフレームのメガネ、さらにスポーティーな服で"遊ぶ"ことをテーマにしたスタイリングです。ミドル〜シニアの方の場合、ほどよい抜け感と遊び心を取り入れることで、新鮮さが生まれると同時にチャーミングさが引き立ちます。ぜひ試していただきたいコーディネートです」
着用メガネ:JINS CLASSIC -Metal-
ニット帽×クリアタイプのブロー
「若干堅いイメージがあるブローですが、透明感のあるデザインにすることでONとOFFの兼用が可能です。OFFの時にはグレーなどの明るめの色でまとめると、ニット帽などのリラックスした装いでもメガネにほどよい存在感が出て、少し引き締まった印象に仕上がります」
日常的にかける方にとっては、顔の一部と言えるメガネ。視力を補うための役割だけではなく、洋服やメイクと同じようにファッションとしての楽しみがたくさん詰まったアイテムです。今回富田さんにご紹介いただいた、メガネと帽子の組み合わせ方や着こなしのポイントを意識して取り入れるだけで、いつものスタイリングの幅がぐっと広がると思います。
モデル衣装:arthのカンカン帽(arth override アトレ恵比寿店/tel. 03-5475-8522)JOHN SMEDLEYのニット(リーミルズ エージェンシー/tel. 03-3473-7007)その他スタイリスト私物
モデル衣装:THE FAT HATTERのベレー帽(THE FAT HATTER/tel. 03-6450-6506)その他スタイリスト私物
モデル衣装:ニットキャップ、カットソー、パンツ/スタイリスト私物、JOHN SMEDLEYのアウター(リーミルズ エージェンシー/tel. 03-3473-7007)
【stylist profile】
富田彩人
スタイリスト。ファッション誌、広告、 CM など幅広いジャンルで活躍する。
富田彩人
スタイリスト。ファッション誌、広告、 CM など幅広いジャンルで活躍する。
【Staff credit】
Photography:Dai Yamamoto
Stylist:Ayato Tomida
Hair&Make-up:Martha Inoue
Model:Takashi Miyake(INDIGO)
Text:Takuhito Kawashima(kontakt)
Photography:Dai Yamamoto
Stylist:Ayato Tomida
Hair&Make-up:Martha Inoue
Model:Takashi Miyake(INDIGO)
Text:Takuhito Kawashima(kontakt)