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【視力の基準】検査や資格などさまざまな基準をご紹介

2020.09.30

JINS WEEKLY編集部のS太です。
視力の良し悪しの判断は何が基準になるのか、ふと気になることがあるのではないでしょうか。
日常生活ではあまり意識することはないかと思いますが、視力が求められる職業や資格では「視力」に関する条件があり、それによって人生が大きく左右されることもあります。
今回は、視力の基準についてご紹介した後、検査・資格と視力の関係性について解説していきます。





1.視力の基準は1.0

まずは、視力検査でよくみかけるCのようなマークのサイズや、検査結果で使用される数字やアルファベットについて見ていきましょう。



視力は1.0が大きな基準

視力の単位は「文字や形を視標として用いて各部の太さや間隔を視角1分、その全体を視角5分としたとき、正常な眼はこれを見分けることができる」と定義されています。
例えば、視力検査のときによく見かける、「ランドルト環(Cのようなマーク)」で視力1.0を示すものは、この基準を満たす直径7.5mm、太さと切れ目の幅が1.5mmに作られています。
ただ、このサイズは5m離れた所から計測することを前提としているため、計測位置がずれる場合はその限りではありません。

ランドルト環


また、仮に裸眼視力が1.0なくても、日常生活に支障がなければ問題はないとされていますが、メガネやコンタクトを装着してから測る矯正視力が1.0に満たない場合は、度数が合っていないなど、何かしらの問題を抱えている可能性があります。



視力は3.7.0方式で示される

多くの場合、視力は0.3、0.7、1.0の3段階を指標にする370(サンナナマル)方式でA.B.C.Dの4段階で評価されます。 視力1.0以上でA判定、0.9~0.7でB判定、0.6~0.3でC判定、0.3未満でD判定です。B以下であれば眼近視や近視、乱視、遠視などの可能性があり、眼科受診が推奨されます。



2.求められる視力はシーンで変わる

職業や資格によっては求められる視力に決まりがあるものもありますが、実は日常生活でも基準とされる視力があります。
次に、それぞれの基準について確認していきましょう。



日常生活

近視の場合、一般的には視力0.3以上0.7未満(C)であれば、必要なときにメガネやコンタクトを使用し、0.3未満であれば常用したほうが良いと言われています。
常日頃からぼやけた視界の中で生活するのは、とてもストレスが溜まることなので、視力の関係で不便と感じることがあれば早めにメガネやコンタクトレンズの利用を検討するのが良いでしょう。



学校

一般的な教室では、0.7(B)以上の視力があれば教室の1番後ろの席からでも黒板の文字を読むことができるため、学校では不便がない視力とされています。しかし視力0.3未満になると、1番前の席でも文字が見えにくくなるため、何らかの対策が必要です。
学業に集中するため、少しでも見えづらいと感じるのであれば、授業用にメガネを準備しておくようにしましょう。



運転免許

運転免許では、取得する免許によって求められる視力が3段階に分かれています。

運転免許運転免許


その他の免許

船を操縦したい人が取る小型船舶操縦士は、両眼とも0.5以上(矯正可)の視力が必要となります。 一眼が0.5未満の場合は、もう一方の眼の視力が0.5以上かつ視野が左右150度以上必要です。
自身や友人を乗せて趣味で飛行する自家用操縦士免許は、裸眼または矯正で0.7以上、屈折度±8ジオプトリー以下が必要となります。
オルソケラトロジーやレーザー手術などの矯正歴があると不可となるので、免許取得を考えている人は確認してみてください。



職業

業務の特長によって、視力に制限が設けられている職業もあります。

・消防士...矯正視力を含み、両眼で0.7以上かつ片眼でそれぞれ0.3以上
・警察官...裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上
・自衛官...両側の裸眼視力が0.6以上、又は矯正視力が0.8以上
・客室乗務員...裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上
・騎手...裸眼で左右ともに0.8以上(メガネ、コンタクトレンズの使用は不可)
・競艇選手...両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可)
・オートレーサー...両眼とも裸眼視力0.6以上

職業によっては視界がぼやけることで、本人や周囲の人に危険が及ぶ場合があります。危険な事態に陥らないためにもしっかりとした制限を設けることは重要なことです。



3.その他の視力の基準

一口に視力と言っても、これまでご紹介してきた視力は静止視力であり、その他にもさまざまな視力が存在します。眼の良し悪しは、求められる力によって計測方法や基準が変わってきますので、詳しく見ていきましょう



深視力

物体の遠近感を測る能力で、自動車学校の入校時などに測られることがあります。
箱の中に3本の棒が並んでいて、真ん中の1本が前後に動く中、3本がきれいに並んだタイミングで止められるかどうかを計測。ズレによって、ドライバーの遠近感を測ることができます。
自動車の大型免許や他人を乗せて走行するタクシー業務などに当たる人では、平均誤差が2cm以内で合格とされているようです。



動体視力

動体視力は、動いているものを追う眼の力のことです。DVA動体視力と呼ばれる横方向の動きを識別する能力と、KVA動体視力と呼ばれる前後方向の動きを識別する能力の2つがあります。
75歳以上のドライバーは、免許更新のときに義務付けられる高齢者講習で実施される検査です。年齢によって基準は異なりますが、高齢者講習では時速30kmでの動体視力が検査されます。



不同視

不同視とは、近視や遠視などが原因で左右の眼の度数が異なることを指します。
メガネを作る際に使用する度数の単位である「D(ディオプトリー)」が左右で2D以上差があると不同視とされるそうです。



立体視

立体視は、左右2つの眼から見たものが立体的に見えることです。 非常に感覚的なもので、数値的な基準が設けられている訳ではありません。例えば3D映画などは、この立体視によって楽しむことができます。



4.視力は不安定なもの

視力はちょっとした体調の変化によっても左右される不安定なものです。パソコンやスマホなどの画面をずっと見ていたり、ケガをしてしまったりすると、視力が下がってしまうこともあります。
眼を休める、遠くを見つめるなどすることで、視力が回復する可能性もあるため、視力検査の前には、眼のケアをしてみましょう。
また、子供の場合は勉強や友人関係、親子関係などによるストレスが視力に関係しているとも言われています。



5.まとめ

視力は、1.0が大きな基準となりますが、1.0ないからと言って必ずしも矯正が必要という訳ではありません。矯正後の視力が1.0に満たない場合は、度数が合っているのか確認したほうが良いでしょう。
視力を測る方法はたくさんあり、ちょっとした体調の変化でも視力は変わるので、視力検査の前には眼のケアをしてから受けると良い結果が出るかもしれません。
また日常生活や仕事の場でも視力の良し悪しが大きく影響します。自身の視力がどの程度なのかを把握し、必要に応じてメガネやコンタクトレンズの利用を検討しましょう。



S太

JINS WEEKLY編集部 S太
JINS歴12年。メガネ保有数100本超え。偏光レンズの良さを広めたい。




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