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メガネとコンタクトの度数は違う!最適な使い分けはプロに相談を

2020.04.30

JINS WEEKLY編集部のJ子です。
メガネとコンタクトの度数は同じで大丈夫、と思っている人が多いかもしれませんが、実は大きな間違いです。メガネとコンタクトでは見え方が違うので、同じ度数で調整してはいけません。
きちんと検査もせずに同じ度数のアイテムを作ってしまうと、見えにくいばかりか、眼精疲労や視力低下といった目のトラブルを引き起こす可能性もあります。
そこで今回は、コンタクトとメガネの度数の違いについて解説します。アイテムの買い替えを検討している方も、新しく作ろうと思っている方も、しっかりチェックしてくださいね。





1.コンタクトとメガネの度数が違うわけ

コンタクトレンズとメガネは、ともに視力を矯正する道具で、どちらも目的は同じです。しかし、同じ度数であっても同じ見え方になるとは限らず、むしろ見え方が変わってしまう人の方が多いでしょう。
それは、メガネとコンタクトレンズの視力矯正の仕組みが異なるためです。メガネはレンズと目の間が離れていて、目のカーブをレンズのカーブが補正することで視界をクリアにしてくれます。一方、コンタクトは目に直接レンズを密着させることで、目のカーブを消失して見え方を改善させます。
メガネは「角膜頂点間距離」(レンズと目の角膜との間の距離のこと)がおよそ12mmありますが、コンタクトはゼロ。このように角膜頂点間距離が違うため、それぞれ度数を変える必要があるのです。



コンタクトレンズとメガネの角膜超転換距離の違い




2. ベストな見え方は人によって違うことも影響している

ある程度まで視力が矯正できたのなら、最終的には日々のライフスタイルや、実際に装着したときの見え方で「最適な度数(ベストな見え方)」を決定する必要があります。
「ベストな見え方」は、よく運転をする方やデスクワーク中心の方などライフスタイルによって大きく異なりますが、これは、コンタクトとメガネを利用するシーンでも、同様のことがいえます。コンタクトの度数でメガネを作る、あるいはメガネの度数でコンタクトを作ること自体は可能ですが、あまりおすすめしていません。
12mmの頂点間距離を踏まえた度数換算表などもありはしますが、メガネのプロからすると、ただの目安といえます。頂点間距離は、フレームの形状や顔の凹凸で、必ずしも12mmとは限らず、場合によっては10mmのことも14mmのこともあるので、一律12mmで換算してしまうことは、良い方法とはいえません。
例えば、スポーツをするときだけコンタクトをして仕事のときはメガネをかける、外出時はコンタクトだけれども家の中ではメガネなど、日常生活の中で使い分けている人も多いでしょう。そういった方は、コンタクトとメガネで、それぞれ求める見え方が違ってくるのです。 そのため、コンタクトとメガネは、どのようなシーンで利用するかをしっかりと考えて、それぞれの状況にあった度数で作成しましょう。



3.コンタクトの度数でメガネは作らない

コンタクトの度数でメガネを作る、あるいはメガネの度数でコンタクトを作ること自体は可能ですが、あまりおすすめしていません。
12mmの頂点間距離を踏まえた度数換算表などもありはしますが、メガネのプロからすると、ただの目安といえます。頂点間距離は、フレームの形状や顔の凹凸で、必ずしも12mmとは限らず、場合によっては10mmのことも14mmのこともあるので、一律12mmで換算してしまうことは、良い方法とはいえません。
前述したとおり、メガネとコンタクトでは、ライフスタイルや利用するシーンによってベストな度数が異なることがほとんどです。間違った度数のメガネを使用し続けてしまうと、頭痛や肩こり、眼精疲労の原因になり、最悪の場合、視力が低下してしまう恐れもあります。
そのようなリスクを回避するために、きちんと検査を受けたうえで、メガネとコンタクトそれぞれのベストな度数を把握することをおすすめします。



4.ネットで購入して実店舗で度数調整も

とはいえ、店舗でメガネを購入する時間がない、フレームはひとりでゆっくり選びたい、といった方はJINSのオンラインショップを利用してみてはいかがでしょうか。
オンラインショップで好みのメガネを注文すれば、度数が入っていないレンズがついたメガネと一緒に「レンズ交換券」が手元に届きます。
オンラインで購入したメガネとレンズ交換券を持って最寄りのJINS実店舗に行けば、視力検査をしたあとでベストな度数のレンズに交換するサービスをしていますし、もちろん無料でフィッティングも行えます。
メガネをスムーズに作りたい人にはもちろん、友人や知人にメガネをプレゼントしたい人にもぴったりのサービスです。



5.メガネ・コンタクトを作る際は専門店や眼科で検査を

コンタクトやメガネを作る際は、必ず専門店や眼科で検査を受けるようにしましょう。それぞれ見え方が異なるから、という以外にも理由があります。
視力は日々変化します。自分では視力が安定している、と思っていても実は視力が低下していた...ということも、実は少なくありません。見え方に何も問題がなくても、1年に1回は専門店や眼科で見え方をチェックしてもらうことをおすすめします。とくに身体が成長する10代は、できれば半年に1度は検診を受けるのが理想的です。
メガネからメガネ、コンタクトからコンタクトに買い換える場合でも、きちんと検査を受けた上で、自分の視力にあったアイテムを使うことを心がけましょう。



6.まとめ

メガネやコンタクトの処方は時間がかかって面倒くさいから、同じ度数のものを買えばいい、と考えるのは正しくありません。メガネとコンタクトでは頂点間距離が異なるため、同じようには見えず、眼精疲労や視力低下につながる恐れがあります。
メガネとコンタクトでは、ライフスタイルや利用するシーンによって、ベストな見え方は違います。目に負担をかけることなく、快適に毎日を過ごすためにも、メガネやコンタクトレンズを作る際は必ず専門店や眼科で検査を受け、相談するようにしましょう。



JINS 渋谷店 スタッフ

JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。




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