JINS WEEKLY編集部のS太です。
愛用しているメガネのフレームが壊れてしまうと、「レンズの度数は合っているので、フレームだけ交換できないか」と考える方も多いでしょう。
しかし、メガネフレームの交換は、原則おすすめしておりません。
今回は、メガネフレームの交換がおすすめできない理由と代わりの対処方法をご紹介します。
1.フレーム交換をおすすめしない理由
2.JINSでは修理か買い替えを推奨
3.フレーム交換は新品と大差ない!?
4.フレームを修理する場合の難易度は素材で変わる
メタルフレームは容易
プラスチックフレームは少し難しい
その他のフレームは修理専門店に相談
5.まとめ
1.フレーム交換をおすすめしない理由
レンズはそのままにメガネフレームだけを交換する場合、新しいフレームの形やサイズに制限が生じる、あるいは今までより視認性が悪くなるといったことがあるため、あまりおすすめできません。
比較的修復しやすいフルリムタイプと呼ばれるメガネは別ですが、フレームだけを交換する際には、レンズを削りサイズを調整する必要があり、同じサイズのフレームではなく、一回り小さなフレームを選ばなくてはいけないケースがほとんどです。
また、レンズを削ることでレンズ中心部分の光学中心(光の通過点)の位置がずれてしまい、以前と同じような視認性を得られず、かえって眼に負担をかけてしまう可能性があります。
他にも、乱視レンズの軸がずれる、プリズムレンズの効果が薄れるといったケースが想定されるため、注意が必要です。
2.JINSでは修理か買い替えを推奨
メガネのフレーム交換は費用面や見え方の変化など、様々な観点からおすすめできないためJINSでは対応していませんが、フレームの修理は対応可能です。保証期間中に商品自体の不備でメガネフレームが壊れてしまった場合には、無料で代替えができ、いざというときは活用できます。
しかし、フレームの破損がひどい場合は、複雑な修理となるため提携工場で行いますが、費用や時間がかかるため、日常的にメガネを使用している方にとっては不便です。
修理期間の目安は大体1週間から1カ月程度となりますが、中には修理できない、修理跡が残ってしまうといった場合もあります。このようなさまざまなリスクを加味すると、特別な理由がない限り、フレームを修理するよりは買い替えた方が良いといえるでしょう。
思い入れのある大切なメガネをどうしても直して使い続けたい場合には、JINSをはじめ、購入したお店やメガネ店に持参し、修理可能かどうか相談してみてください。
3.フレーム交換は新品と大差ない!?
JINSでフレームを交換する際には、フレームのみ2000円引きでご購入いただくことになるため、新品のメガネを購入するのとほとんど大差がありません。
多くの方が、コストをできるだけ抑えるためにフレームのみの交換を検討しますが、フレーム代と、レンズを新しいフレームに合うように調整する費用を考えると、実は新品交換したほうが得なこともあります。
例えば、JINSでは6,600円(税込)から新しいメガネを購入できるため、フレームを交換するよりも、新品を購入したほうが安く済む可能性が高いです。
実際に店舗に足を運ぶか、ネットで価格をチェックし、修理するか新品を購入するかを検討してみてください。
また、フレームを修理する場合には、ある程度時間がかかるため、あらかじめスペアのメガネを用意しておくと良いでしょう。
4.フレームを修理する場合の難易度は素材で変わる
壊れてしまったフレームを修理する際、その難易度は素材により異なります。お手持ちのメガネフレームの修理は容易にできるのかどうか、素材別にご紹介していきます。
メタルフレームは容易
メタルフレームは、チタンやステンレス、ゴムメタルや形状記憶合金など、いわゆる『金属』でできたフレームで、比較的修理しやすい素材です。レーザー溶接という方法で修理するケースが多く、折れた部分を溶かすことで再度接着します。
また、ロウを使用して接着する昔ながらの方法をとる場合もあります。ロウを使用すると、レーザー溶接のように熱による素材への影響が少なくなるため、色落ちなどを防げるのがメリットです。
ただし、メタルフレームのなかでも、アルミや鋳物は修理が難しい素材のため、元通りに修復できないケースが多いでしょう。
プラスチックフレームは少し難しい
プラスチックフレームは、セルロイドやアセテート、ウルテムなど、いわゆる『プラスチック』でできているもので、金属のフレームに比べると修理の難易度はやや高くなります。
樹脂を流し込むことで再度つなぎ合わせられるため、修理が不可能というわけではありませんが、接着面をきれいに修復するためには、ある程度の技術が必要です。
樹脂を流し込んでつなぎ合わせられない場合には、壊れた部分を取り換えることもあります。
その他のフレームは修理専門店に相談
金属やプラスチック以外の素材である、べっ甲や金(K18が主流)、木などのフレームの取り扱いは、専門知識や技術が必要なため、修理の難易度はかなり高くなります。
フレームの素材がべっ甲の場合は、色目を合わせて継ぎ足す方法で修復でき、仕上げに艶出しを行えば、修復以降も長く愛用していけます。
金も、レーザー溶接で修復できますが、木のフレームは天然素材のため、完全に元に戻すことは難しいでしょう。
特殊なフレームは修理が難しくなりますが、知識と技術が豊富な専門家に依頼すれば修理できる可能性があります。特殊素材のフレーム修理に対応している専門店などに、壊れたメガネを持参して相談するようにしてください。
5.まとめ
愛用しているメガネのフレームが壊れた場合には、費用面やさまざまなリスクから、フレームの交換ではなく、修理をするか新たなメガネを購入することを検討するのがおすすめです。
いざというときに備えて、愛用しているメガネのフレームの素材や、修理可能かどうか、どこで修理できるのかなどを確認しておくと安心です。

JINS WEEKLY編集部 S太
JINS歴12年。メガネ保有数100本超え。偏光レンズの良さを広めたい。