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年越し前にメガネも大掃除!メンテナンスのポイントを伝授

2020.12.23

2020年もあとわずか。今年の汚れは今年のうちに落として、新年を気持ちよく迎えたいものですよね。そこで、部屋の大掃除とあわせて行いたいのが、メガネのメンテナンス。毎日使うメガネには、目立たない汚れが溜まっていたり、気づかぬうちに部品の劣化が進んでいたりします。今回は、レンズの拭き方やネジの締め方など、メガネを綺麗にするメンテナンス方法を紹介します。




1.メガネの拭き方

【用意するもの】
セリート(メガネ拭き)、水もしくは水で薄めた中性洗剤

軽い汚れはセリートで十分取れますが、汚れがひどければ水か中性洗剤を水で薄めて使ってもOK。ただし、中性洗剤はマット加工やラバー素材のテンプルには使用できないので、注意しましょう。

また、アルコール入りの除菌剤や洗剤は、フレームや鼻パッドの変色や劣化の一因になるため使用は避けてください。



--step①レンズ

汚れを水で流してセリートで拭きとる

まずレンズに砂ぼこりなど大きな汚れがある場合、水をためた洗面器や流水で落としましょう。ティッシュで水気をやさしく拭いた後、セリートで汚れを拭き取ります。このとき、セリートを同一方向に動かすのがポイント。跡が残らず綺麗に拭き上げられます。



最後にレンズを光に当てて確認

ほこりが溜まりやすいレンズの端や縁は、セリートを爪と爪で挟み込むと汚れが取れやすくなります。最後にレンズを光に当てて、汚れがきちんと取れているか確認しましょう。

*注意点*
レンズは強くゴシゴシ拭かないこと。指の腹でセリートを滑らすようにソフトタッチで。
丁番に負荷がかかるため、テンプルを持つのは避けましょう。ブリッジを持って拭くとメガネが安定して拭きやすくなります。



--step②テンプル

テンプルを拭く

右テンプル→左テンプルと順番に拭いていきます。特に、肌に直接当たる部分は皮脂汚れが溜まりやすいので、入念に拭きましょう。



--step③鼻パッド

鼻パッドの汚れ

左:きれいな状態の鼻パッド/右:緑青のある鼻パッド

皮脂やファンデーションなどの汚れが付着しがちな鼻パッド。鼻に直接あたる面はセリートを当てながら指の腹でやさしく触れて、しっかり拭きましょう。また、クリングスタイプに起こりやすいのが"緑色の汚れ"。これは「緑青(ろくしょう)」といって、皮脂や化粧品が銅と酸化して、緑色のサビが発生します。プラスチックやシリコンの内部で緑青が起こると取れないので、その場合は、お店で鼻パッドを交換してもらいましょう。






2.ネジの締め方とコツ

汚れが取れたら、最後にネジの緩みを点検。テンプルや丁番がぐらぐらしていたら、ネジが緩んでいるサインです。コツが必要なため基本的にお店にお願いするのがおすすめです。
もしご自身で直す場合用意する道具は、直径1.8~2.0mmのドライバー。このサイズであれば、大体のメガネのネジに合います。100円ショップでも買えるので、メガネ愛好家は自宅に1つ持っておくと重宝します。

メガネのネジ

ネジの締め方

ネジを締めるときは、ネジ穴とドライバーが垂直になるように当てて回しましょう。この時、力を入れすぎて手をケガしないように注意を。セリートを挟んで作業すれば、ケガ防止にもなり安全です。





3.ラバー交換

長くメガネを使用していると、テンプルラバー(ゴムの部分)が劣化します。ラバーの先端に亀裂が入ったり、緑青が発生して緑色に変色しはじめたら、交換のサイン。JINSショップでは、一部商品のテンプルエンドのラバーを無料で交換できます。



普段はあまり気にならなくても、メガネをよ~くチェックしてみると意外と汚れや劣化が進んでいたりするもの。そのほとんどは自宅でケアできるので、これを機に一度、セルフメンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか?どうしても気になる場合は、JINSのお店でクリーニングサービスやネジ交換、ラバー交換を無料で行っているのでお気軽にスタッフにご相談ください。かけ心地も見通しもよくなったメガネで、年末年始を快適に過ごしてくださいね。




メガネの洗浄方法Q&A>



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【Staff credit】Text:Ayano Sakai、Photography:Kanako Noguchi(owl)、AD:COLORS

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