JINS WEEKLY編集部のJ子です。
リーディンググラスをかけていて眼が疲れることはありませんか?PCやスマートフォンなどの普及で、現代人は眼が疲れやすいといわれますが、眼精疲労になると仕事や家事などの能率を大きく下げてしまいます。そこで今回は、リーディンググラスによる疲れ眼の原因と対策についてご紹介していきます。
1.リーディンググラス(老眼鏡)で眼が疲れる原因
①.レンズの度数があっていない
②.レンズの種類があっていない
③.顔にフィットしていない
④.新調したものに慣れていない
2.眼が疲れないようにする方法
度数やレンズの種類などを確認する
眼を休める
3.それでも疲れる場合はプロに相談する
4.まとめ
1.リーディンググラス(老眼鏡)で眼が疲れる原因
リーディンググラスは日常生活における老眼(専門的には老視)の支障から解放してくれるアイテムです。しかし、使い方によっては逆に眼精疲労を引き起こす原因にもなりえます。まずは、リーディンググラスが原因で眼が疲れてしまう主な4つの原因をみていきましょう。
①.レンズの度数があっていない
リーディンググラスによる眼精疲労で、もっとも考えられる原因は、レンズの度数があっていないことです。リーディンググラスは、視力矯正を目的としたメガネと違って購入しやすいことが特徴ですが、感覚で度数を選んでしまったり、ある程度見やすさが改善されるため何年も同じ度数のレンズを使用してしまうことは少なくありません。しかし、見たいものの距離や大きさに合っていない度数のレンズを使ってしまうと、眼に備わっているピント調整力を必要以上に使用してしまうため、眼精疲労に繋がってしまう可能性があります。
②.レンズの種類があっていない
リーディンググラスは、近くのものを見るためのものであり、遠くのものを見ることにはあまり適していません。例えば、「リーディンググラスをかけることで新聞や本は読やすくなったが、運転や映画館では見にくい。。。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、読書時の度数はあっていても、遠くのものを見る時の度数とは合っていないということは少なくなく、度数の合っていないメガネをかけた時と同じように眼が疲れてしまいます。このように、見たいものが近距離にあるだけではなく、ある程度の距離や大きさがある場合は、遠近両用レンズや中近両用レンズといった累進レンズのメガネの方が合っているかもしれません。
③.顔にフィットしていない
顔の形にきちんとフィットしていないリーディンググラスも眼の疲れの原因になります。例えば、瞳とレンズの距離や位置関係が合っていない、メガネがよくズレる、などフィットしていないリーディンググラスにありがちですが、これらは全て眼の疲れに繋がります。フィットしているかどうかは、次の3つの条件を満たしているかどうかで簡単にセルフチェックできますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。(満たしていると、フィットしていると言えるでしょう。)
条件1.大きくうなずく、頭を左右に振ってもズレない
条件2.正面から見て、左右が平行になっている
条件3.正面から見て、瞳の位置がレンズの中央または少し内側になっている
もし当てはまらない場合は、JINSのお店など、メガネ専門店でフィッティングしてもらうことをおすすめします。
④.新調したものに慣れていない
度数やフィッティングができていても、買ったばかりのリーディンググラスに視界が慣れるまでは、眼が疲れやすくなることもあります。リーディンググラスを新調した際は、短時間のTV視聴や読書など、少しずつ慣らしていくと、負担なく過ごせるようになるはずです。
2.眼が疲れないようにする方法
インターネットが必要不可欠となった現代社会では、スマホなどの普及もあいまって疲れ眼に悩まされることがどうしても多くなっています。しかし、リーディンググラスをかけたり、ちょっとしたことを心がけるだけで、疲れを緩和させることができます。
度数やレンズの種類などを確認する
まず、リーディンググラスをいつ使用するのかを決めておきましょう。日常的に利用する、近くのものを見るときだけ利用するなど。それらの目的に合わせてレンズを選びます。近くを見るだけならリーディンググラスが合っていますが、その他の利用方法であれば、JINSを始めとしたメガネ専門店でご相談いただくことをおすすめします。リーディンググラスだけでなく、遠近両用レンズなどあなたに最適なものを提案してもらえるはずです。また、リーディンググラスの度数の目安であれば、ご自身でお調べいただくこともできますが、不安な場合はJINSのお店や眼科で調べるようにしましょう。
眼を休める
レンズや度数があっていても、長時間使用しているとどうしても疲れが出てしまうことがあります。その場合は、遠くを見るなど、眼を休めると良いでしょう。また、なるべくスマホやパソコンの画面を見ないようにすることも効果的です。眼を休める習慣として、散歩の習慣を作ると良いとされています。遠くの景色や近くの風景を交互に見ながら散歩すると、目のストレッチがわりになり、ピント調整している目の筋肉や筋などの機能が緊張から解放され、疲れ眼をいやしてくれるはずです。また、ドライアイ対策やブルーライト対策、十分な睡眠などを心がけると、より効果が期待できます。
3. それでも疲れる場合はプロに相談する
先ほどご紹介した方法でリーディンググラスによる疲れ眼が改善されない場合は、眼科やJINSなどメガネの専門店で相談してみてはいかがでしょうか。眼科医による診察ですと適切な内服薬を処方してもらえたり、しっかりとした治療を受けたりことができます。
4.まとめ
リーディンググラスによる眼の疲れは眼精疲労にもつながり、日常生活のあらゆる場面で支障をきたします。まずはご自身の生活習慣を見直してみたり、JINSのお店でメガネの相談をするなどしてきちんと原因を解消しましょう。
JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。