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視力と度数の違い!度数は視力だけでは決まらない

2020.07.01

JINS WEEKLY編集部のN輝です。
健康診断などで調べる機会が多いため、おそらくほとんどの方が自分の視力をご存じだと思います。しかし、自分の度数がいくつかと聞かれて、答えられるでしょうか?
メガネやコンタクトで視力を矯正している方の多くは、自分の視力は知っていても、度数を聞かれてすぐに答えられる方はあまりいらっしゃいません。そのくらい、視力に比べて度数はあまりなじみがない数字のように思います。
今回は、メガネやコンタクトレンズを買うときにチェックする、「視力」と「度数」の違いなどを詳しく解説していきます!





1.視力と度数はまったくの別物

視力が悪くてメガネをかけている方のなかでも、視力と度数を同じものと思っている方がいらっしゃいますが、実はこの2つはまったく別ものです。
まずは視力と度数の違いを確認しておきましょう。



視力とは

視力とは、視力検査で導き出される、眼の「見える力」を数値化したものです。日本では、Cマーク(ランドルト環)を用いた計測方法が一般的で、会社や学校などの健康診断で経験した方も多いのではないでしょうか?
ランドルト環を使った視力検査では、5m離れた位置からCマークの穴の開いている方向を、上下左右・斜めのなかから言い当てていきます。
目安としては、5m離れて見たときに、全長75mm・切れ目の幅15mmのCマーク(最も大きいいマーク)の切れ目が分かると視力は0.1、7.5mm・1.5mmのCマークの切れ目が分かると視力は1.0と判定されます。
しかし実際は、なんとなく言ったことが当たっている可能性があるので、複数回、複数のCマークの切れ目を答えるのが一般的です。そのうえで「しっかり見えている」「何となく見えている」「全く見えていない」の境界線を探り、最終的に視力を決めます。
また「視力」といっても、「動体視力」「深視力」といったいろいろな種類がありますが、一般的に「視力」というときには、「静止視力」を指すことも覚えておきましょう!



度数とは

度数というのは、眼の見える力を引き出すために必要になる「レンズの強さ」を数値で表したものです。
度数の単位は「D(ディオプター)」を使って表され、近視は「マイナス(−)」、遠視は「プラス(+)」で表示されます。プラスマイナスにかかわらず、ゼロから離れるほど度数が強いことを表しているのが特徴です。
ただし乱視についてはディオプター以外にも、CYLと呼ばれる別の指標もあわせて使うため、少し話が違います。
また、眼の構造は人によって違うため、視力0.5の人の度数はいくつと一律で決められません。視力が同じでも人によって、遠方(または近く)を良く見るために必要な度数は変わってきます。
度数については、次章でさらに詳しく見ていきましょう。



2.度数の仕組みと考え方

そもそも眼が見えないとはどういうことか?
その辺の仕組みから、度数について詳しくご紹介していきます。



眼が見えないとは

一般的に「眼が見えない」というのは、角膜や水晶体の屈折力が強い、あるいは眼軸(眼球の長さ=角膜から網膜までの長さ)が長いなどの理由で焦点が網膜に合わず、手前や奥にずれてしまっている状態のことです。
見えないことで日常生活に支障があるときには、メガネやコンタクトを使って網膜上にピントを合わせることで、はっきりと物が見えるようになります。
ただし、眼の疾患(眼病、弱視、斜視など)がある場合は、度数矯正をしても満足に見えないこともあるので、すべての人が度数矯正で見えるようになるわけではありません。



度数の仕組み

レンズの度数は屈折率を示すD(ディオプター)で表現されますが、どのように度数を決めるのでしょうか?
ここでは、具体的な度数の決め方を、近視レンズを例にしてご紹介しましょう。
近視の場合は、通常より前に焦点があっている状態のため、その逆数を使って度数を表します。たとえば、裸眼で80cm(0.8m)先にピントが合っている場合、その逆数は、1÷0.8=1.25になり、−1.25Dが近視度数です。
近視度数が大きいほど網膜の近くにピントがあり(例えば20cmの場合ですと-5.00D)、近視が進んでいる、つまり「度が強い」ということになります。



視力と度数の関係

視力と度数はある程度の関係があるものの、実際の眼の構造、たとえば眼軸の長さなどは人によって違うため、視力が同じであっても、人によって度数が違うことは少なくありません。逆に、度数から視力を知ることも不可能です。
たとえば近視度数-1.25Dの人と-2.0Dの人の裸眼視力が、どちらも0.3だということは珍しいことではありません。反対に裸眼視力が同じ0.8の2人を調べてみたら、1人は+2.0の遠視でもう1人は-1.5の近視だったということもあるのです。



3.視力検査をしてからメガネ・コンタクトの購入を

視力から度数がわかったら便利だな、と思いませんか?
実は、視力から目安となる度数を知る表は存在します。けれどもあくまで目安であるため、その表をもとにメガネやコンタクトを購入すると、自分にあった度数と大きくズレてしまうことも少なくありません。
そのため、健康診断などで視力が分かっていても、自己判断でメガネやコンタクトなどを購入することはおすすめできません。メガネやコンタクトを購入するときには、眼科で改めて視力と度数を測ってもらい、眼自体に病気などがないかをちゃんと確認したうえで購入するようにしましょう。



4.まとめ

視力と度数はまったく違うものなので、視力が低いからといって度数が高いレンズがあうとは限りません。メガネやコンタクトを購入するときには、眼科医やメガネ専門店で視力や度数をきちんと測って、自分にあったレンズを選ぶことが大切です。
JINSではメガネやコンタクトについての専門知識を持ったスタッフが、いつでも相談に応じています。視力や度数についてご質問があるときには、いつでもご来店をお待ちしています!



N輝

JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。




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