JINS WEEKLY編集部のS太です。
紫外線が肌に直接与える影響は知られていますが、眼から入る紫外線によっても老化が進むことはご存知でしょうか?
今回は、眼からの紫外線による老化を防止する対策のポイントと、紫外線から目を守るサングラスの選び方についてご紹介していきます。
眼に浴びる紫外線が老化を招くと聞くと、不安に感じる方もいらっしゃるかと思います。肌だけでなく眼の紫外線も防ぎ、日々の美容の参考にしてみてください。
1.眼に入る紫外線が老化を進める理由
2.老化を防ぐ 眼の紫外線対策ポイント
3.紫外線と老化から眼を守る サングラスの選び方
紫外線透過率の低いサングラスを選ぶ
色の濃いサングラスはUVカット効果を確認する
フレームやツルが大きいものを選ぶ
4.運動は紫外線と老化両方の対策になる
5.まとめ
1.眼に入る紫外線が老化を進める理由
肌の老化の原因は、主に加齢によるものと紫外線によるものの2つに分けられますが、うち8割は紫外線による影響と言われています。
しかし、紫外線は肌に直接浴びた場合だけではなく、眼に浴びたときにも肌に影響を与えることはあまり知られていません。眼に強い紫外線が入ると、それが脳に伝わり皮膚を守る物質であるメラニン色素が大量に作られるため、肌の日焼けやシミ・そばかすの元となるのです。
また、皮膚が薄い目元は特に弱いため、紫外線によって乾燥しシワやたるみにもなりやすいため注意が必要です。
2.老化を防ぐ 眼の紫外線対策ポイント
紫外線は季節を問わず1年中降り注いでいるため、対策は年間通して行い、雨や曇り、また室内でも行うことが重要です。具体的には、以下のような対策を心がけるようにしてください。
・UVカットサングラスを使う
・室内ではUVカットメガネやコンタクトを使う
・帽子や日傘を併用する
・窓には遮光フィルムUVカットシェードを活用する
・ビタミンCやルテイン、アントシアニンなど紫外線対策と眼に良い食事を摂る
3.紫外線と老化から眼を守る サングラスの選び方
1年のうちで最も紫外線が強くなる夏は、サングラスの着用を習慣化することをおすすめします。ここでは紫外線対策に有効な、サングラス選びのポイントについて紹介しましょう。
紫外線透過率の低いサングラスを選ぶ
UVカットサングラスには、紫外線カット能力を示す数字が表示されています。この数値を示す指標としては「紫外線透過率」と「紫外線(UV)カット率」の2つがあります。
紫外線透過率は、数値が低いほど紫外線を通しにくくなっています。一方紫外線カット率については、数値が高いほどより紫外線による影響を和らげるのが特徴です。サングラスを選ぶにあたっては、紫外線透過率なら1.0%以下、紫外線カット率なら99%以上のものを選ぶとよいでしょう。
色の濃いサングラスはUVカット効果を確認する
レンズの色が濃いほど紫外線カットに有効と思われがちですが、実はそうではありません。色の濃いサングラスをかけると瞳孔が開くため、紫外線のリスクはかえって高くなる可能性があります。
そのため、サングラスを購入する際には、瞳孔が開きにくい色の薄いレンズのものを選ぶようにしましょう。色の濃いサングラスをかけたいときには、必ずUVカット加工が施されているかどうかを確認するようにしてください。
フレームやツルが大きいものを選ぶ
紫外線は正面からだけではなく、サングラスと顔のすき間から入り込んできます。
そのためサングラスを購入する際には、目元までカバーできる大きなフレームや、横からの光が入りにくい、ツルの幅が広いものを意識して選ぶことがおすすめです。
4.運動は紫外線と老化両方の対策になる
紫外線は老化のリスクを高める要因ですが、屋外での適度な運動はアンチエイジングにおいて欠かせません。運動は若返りホルモンや幸せホルモンの分泌を促し、血行を改善させる効果があります。
運動をすると血行が改善され、それにともない肌の新陳代謝が促進されるためシミやそばかすが減り、肌の老化も抑えてくれます。また、ストレスを軽減したり、体脂肪を分解したりするので、健康的な身体の維持にもつながるでしょう。
極度に紫外線を恐れることなく、対策をきちんと行ったうえで運動もしっかりとすることが大切です。運動をするときには、紫外線量が比較的少ない朝や夕方に、紫外線の反射が少ない芝生や土のうえで行うことがおすすめです。
5.まとめ
眼から紫外線が入ると、脳を刺激してメラニン色素を生成し、シミやシワを作るなど肌を老化させていきます。そのためアンチエイジングを考えるうえでは、眼への紫外線対策は欠かせません。
外出や運動をする際にはUVカット機能の高いサングラスを着用して眼を守り、眼と体の健康を維持していきましょう。
JINS WEEKLY編集部 S太
JINS歴12年。メガネ保有数100本超え。偏光レンズの良さを広めたい。