JINS WEEKLY編集部のI美です。
眼の紫外線対策としてサングラスや帽子は有名ですが、実はコンタクトレンズでもケアできるんです。サングラスや帽子は利用するファッションやシーンを選んでしまいますが、コンタクトならいつでも利用できて便利ですよね。
今回は、UVカット機能つきコンタクトレンズの特長や紫外線の性質についてご紹介していきます。
1.コンタクトレンズで紫外線は防げる
2.UVカットコンタクト「JINS 1DAY」の特長
3.UVカットはコンタクトとサングラスがおすすめ
4.紫外線と眼の関係
紫外線は6月-8月がピーク
曇りの日でも6割
眼に紫外線が当たると病気や日焼けの原因に
5.まとめ
1.コンタクトレンズで紫外線は防げる
コンタクトレンズにも紫外線を防ぐ機能のついたものは販売されています。
そもそも紫外線は、波長の長い順に「A波」「B波」「C波」に分類され、波長の長いA波とB波の一部が地表に届きます。A波はいわゆる日焼けの、B波はシミやそばかすのもとされるメラニンを増やす原因となるので、大量に浴びることで肌トラブルにつながります。
A波とB波を数値(量)で表したものを「UV-A」「UV-B」といい、これらをカットする「紫外線吸収剤」を配合したものがUVカットコンタクトレンズと呼ばれています。
2.UVカットコンタクト「JINS 1DAY」の特長
JINSには、装用感とUVカット機能にこだわったコンタクトレンズ「JINS 1DAY」があり、以下の4つが大きな特長です。
・UVカット機能
・高含水率
・モイスチャー成分配合
・非球面レンズ採用
JINS 1DAYの吸収率はUV-A波が50%以上、UV-B波が95%以上(※頂点屈折力-3.00D の場合)となっています。
もちろん、つけたときの快適さにもこだわっていますので、水分がクッションの役割をする高含水率レンズで快適なつけ心地を追求しています。高含水レンズのデメリットである渇きやすさをカバーするために、保存液にモイスチャー成分を配合しています。
また、瞳の形によりフィットする非球面スリムレンズを取り入れ、装用感のアップも叶えています。
UVカット機能とスムーズなつけ心地を同時に手に入れられるJINS 1DAYなら、装用中も快適に過ごせますよ。
3.UVカットはコンタクトとサングラスがおすすめ
しっかり紫外線対策をしたいときは、コンタクトとサングラスの"ダブル使い"をおすすめします。
コンタクトレンズを使った紫外線予防は、日常的な機能でありサングラスに比べると、まだまだ物足りません。ただ、サングラスも隙間から紫外線が入ってきますので、それだけ使っておけば大丈夫というわけでもないのです。
ですので、サングラスで正面からの紫外線を防ぎ、UVカット機能つきのコンタクトレンズですき間からの紫外線もブロックする"ダブル使い"なら、紫外線の多い時期や時間も安心して外出することができますよ。
また、帽子も併用することで上から降り注ぐ日差しも防ぐことができるため、完璧に紫外線対策をしたい!と考えている方は、帽子もプラスすることをおすすめします。
4.紫外線と眼の関係
ここからは、紫外線と眼の関係性について見ていきましょう。紫外線の性質を知っておくことで、さらに効果の高い対策が取れるようになりますよ。
紫外線は6月-8月がピーク
紫外線は夏の暑い時期だけでなく冬場も地表に届きますが、気象庁の資料によると紫外線が多く降り注ぐ季節=ピークは、夏場の6月-8月とされています。
実際、紫外線量はその年の天候に影響されるものの、日本国内(観測地点:つくば)の夏場の紫外線量(日積算紅斑紫外線量の月平均値)は、冬場の0.06 kJ/m²(1994年-2008年1月時点の標準偏差)に対し、約10倍の0.58kJ/m²(同年7月時点の標準偏差)。
夏場は肌などに日光が当たると紫外線がジリジリと射し込んでいることが体感できますが、数値としても夏場に紫外線量が多くなることがはっきりと表れているのですね。
ただ、美容や健康のためには、冬場の紫外線対策も忘れないようにしましょう。
曇りの日でも6割
紫外線は太陽から降り注ぎますが、曇っている日は雲が太陽を隠し、紫外線を遮る頻度や時間が多くなるため、紫外線量は少なくなります。
ここで気をつけたいのが、あくまで量が減少するだけで、紫外線は地表に届いているということです。
曇りの日は快晴の日と比較して6割程度の紫外線が降り注いでいる、ということが気象庁のデータにより判明しているため、快晴の日ほどではありませんが、曇りの日でもしっかりとした紫外線対策が必要となってきます。
ちなみに雨の日は、快晴の日と比べたときの紫外線量は約3割にまで減りますので、雨の日は曇りの日ほど重要ではないかもしれませんね。
眼に紫外線が当たると病気や日焼けの原因に
紫外線を眼に浴び続けると、ダメージが蓄積し、眼病や日焼けの原因となることがあるのです。
数ある眼病の中には紫外線を浴び続けたことが原因で発症するものがあり、通称・雪目と呼ばれる「紫外線角膜炎」もその1つで、角膜に紫外線が当たって炎症を起こし、眼の痛みや充血の症状が出ます。
他にも、眼に受けたダメージが蓄積すると眼の内部にある水晶体という部分が白く濁る「白内障」になりやすいということも知られています。
白内障というと加齢が原因であるイメージが強いですが、紫外線による影響でも病気が進行する可能性があるのです。
5.まとめ
コンタクトレンズにも紫外線カット機能のついたものはあり、日常の紫外線対策ではとても便利です。
紫外線を過剰に浴びると日焼けやシミ・そばかすが肌にできてしまうことは、よく知られていると思いますが、眼にも大きな影響を及ぼし、ダメージを受け続けると眼病を発症することもあるのです。
紫外線の多い季節や浴びる時間が長い時は、JINS 1DAYなどのUVカット機能つきのコンタクトレンズと一緒に、サングラスなどのアイテム取り入れ、紫外線対策を万全にしてくださいね。
JINS WEEKLY編集部 I美
JINS歴5年。メガネ保有数22本。主にダテメガネとコンタクトを併用。