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メガネをかけると眼が疲れる...その原因と対策とは?

2021.04.20

JINS WEEKLY編集部のJ子です。
細かい作業をしたわけでもないのに、メガネをかけているだけで眼が疲れる...とお悩みの方がいるようです。疲れ目が進行すると、慢性的な眼精疲労へと発展して症状がひどくなってしまうおそれもあります。
どのようなメガネを使っていると疲れ目になりやすいのでしょうか?
今回は、疲れ目の代表的な症状や、メガネによる疲れ目の原因を紹介するとともに、メガネで眼が疲れてしまうときの対処法についても詳しく解説します。





1.そもそも疲れ目の症状って何?

疲れ目の症状は、眼が重いと感じたり、かすんで見えたり、ピクピクとまぶたがけいれんするといったものが挙げられます。眼の疲れなので、ほとんどの場合は一晩ぐっすり寝て目を休ませると回復するといわれています。
しかし、疲れ目が寝ても治らず、何日も続いているようなら、眼精疲労に進行している可能性があります。
眼精疲労になると疲れ目の症状に加えて、頭痛や吐き気、肩こりといった不具合が全身に及ぶだけでなく、イライラする、うつっぽくなるなど、精神的な不調まで引き起こすおそれがあります。
眼精疲労にまでならないためにも、疲れ目の症状が現れた場合は早めに休息をとりましょう。



2.メガネで眼が疲れてしまう3つの原因

メガネユーザーが疲れ目になる場合、大抵は細かい作業や老眼など眼の酷使が原因と考えられます。しかし、なかには使用しているメガネが合っていないということもあります。そこで、メガネで疲れ目が起きる3つの原因について解説します。



度が強すぎる・弱すぎる

使用しているメガネの度が強すぎる、あるいは弱すぎるなど、度数が合っていないと、ピントを調節する眼の筋肉(毛様体筋)に余計な負担がかかり、疲れ目となる場合があります。
メガネの度数が合わない理由として、レンズを作った時よりも近視や老眼が進行している可能性が考えられます。
また、100円ショップなどで販売されている安価なメガネは、ひとりひとりの度数や角膜頂点間距離(眼からレンズまでの距離)に合わせて作られていないため、長時間の使用に向いていません。
度の合わないメガネは疲れ目の原因になります。定期的に視力検査を行い、常に適切な度数のレンズにすることが重要です。



メガネのフィッティングが合っていない

度数に問題がなくても、フィッティングが合っていないメガネを使用していると疲れ目になりやすい傾向があります。
レンズには光学中心と呼ばれる部分があり、メガネを作る際は光学中心と瞳孔の位置をぴったり合わせるようにします。メガネのフィッティングが合っていないと、瞳孔が光学中心からずれてしまい、正しくないレンズ位置で物を見ている状態となります。
この状態で毛様体筋がなんとかピントを合わせようとがんばるため、結果として疲れ目になってしまうと考えられます。
メガネが頻繁にずり落ちる人はフィッティングが合っていない可能性があります。すぐにメガネ専門店で調整してもらいましょう。



遠近両用の使い分けがうまくできていない

遠近両用メガネを使用している場合、遠用と近用のレンズをうまく使い分けできていないと、疲れ目になってしまうことがあります。
例えば、近用部分を使用して手元を見ていたつもりが、いつのまにか視線がずれて遠用部分で見ていた、というように、気づかないまま、正しくないレンズ位置で物を見ているため眼に負担をかけているケースが考えられます。
また、左右のレンズで眼までの距離がバラバラだと、左右でモノの大きさが違って見えるため、見え方に違和感が生じる場合もあります。
遠近両用メガネのレンズの使い分けが難しい、なかなか慣れないという人は、遠距離用と近距離用でメガネを使い分けるのもひとつの解決方法です。



3.メガネで疲れ目になってしまうときの対処法

メガネをかけていて疲れ目になるという人は、使用しているメガネの度数やフィッティングが合っているかチェックしてもらいましょう。調整してもらうと解決するケースも多いはずです。
遠近両用がうまく使い分けられない場合は、遠距離用・近距離用でそれぞれメガネを作ることをおすすめします。
一方、現在かけているメガネに何の違和感もない、疲れ目の症状もないという場合でも、定期的にメガネのメンテナンスにいくことは大切です。
近視や老眼の進行、フィッティングのずれに気づいて調整してもらえるため、メガネによる疲れ目を予防できます。また、メンテナンスに通う時はレンズのクリーニングや鼻パッドの交換なども一緒に行ってもらいましょう。
JINSでは、視力測定、フィッティング調整、鼻パッドの交換といったアフターサービスを無料で行っています。お気軽にご活用ください。



4.まとめ

普段からメガネをかけている人で、眼を酷使した覚えもないのに、眼が重い、かすむ、まぶたがけいれんするといった疲れ目の症状がみられる場合は、メガネによる疲れ目の可能性があります。
その原因として、メガネの度数やフィッティングのズレが考えられます。メガネ専門店で確認して調整してもらいましょう。また、遠近両用メガネを使っている場合は、使い分け方が上手くいかずに疲れ目になるケースがみられます。遠・近それぞれでメガネを作り直すのがおすすめです。
現在、疲れ目を感じていない方も予防のために、定期的にメンテナンスに通って視力検査やフィティングの確認を行いましょう。



JINS 渋谷店 スタッフ

JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。




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