JJINS WEEKLY編集部のN輝です。
マスクをつけてランニングしている際に、メガネが曇って困った経験はありませんか?
自粛生活が長引きジムにも行けないなか、近所でのランニングを始めた人も少なくないと思います。気温の下がる早朝や深夜、ランニングで息がだいぶ上がってきた頃など、マスクから漏れる息でメガネが真っ白に曇って煩わしい思いをされているのではないでしょうか。
そこで今回は、ランニング中にマスクでメガネが曇るのを防ぐ方法について解説していきます。
1.ランニング中にマスクでメガネが曇る原因
2.メガネが曇りにくいマスクを使う
顔に密着するノーズパット付きマスク
呼気が下に逃げるスポーツマスク
3.くもり止めレンズのメガネでランニングする
くもり止めレンズの特徴
くもり止めレンズの注意点
4.メガネの傷が気になる人はくもり止めアイテムも便利
5.まとめ
1.ランニング中にマスクでメガネが曇る原因
マスクをつけてランニングしているとメガネが曇る理由をご存じでしょうか?
ランニング中、マスク上部から漏れ出た水蒸気を含む温かい息がメガネのレンズに触れて冷やされ、結露したものがメガネの曇りの原因です。また、レンズに皮脂やほこりなど汚れがついていると水滴が付着して曇りやすくなるとされていますが、ランニング中は舞い上がった砂ぼこりがレンズに付着して汚れとなるのも曇りやすくなる原因のひとつです。
では、ランニング中にメガネの曇りを防ぐにはどのような対策があるでしょうか?次から、具体的な方法について紹介していきます。
2.メガネが曇りにくいマスクを使う
まず一つの方法はメガネの曇りを防いでくれるようなマスクを着用することです。例えば息が漏れにくいマスクがあれば、メガネが曇りにくくなると思いませんか?そこで、息の漏れを調整できるタイプのマスクを2種類紹介します。
顔に密着するノーズパット付きマスク
「ノーズパット付きマスク」は鼻に当たる部分にパットやフィルターが付いているタイプのマスクです。パットやフィルターがマスクを顔に密着させるためすき間が出来にくく、漏れ出る息の量を減らすことができます。
ノーズパット付きマスクを選ぶ際は、ウレタンクッションやワイヤーが仕込まれ、鼻の形に沿ってフィットするものがおすすめです。ただし、ランニング中は息が上がってしまうので、多少の息苦しさを感じてしまうかもしれません。
呼気が下に逃げるスポーツマスク
スポーツする人に向けて作られた「スポーツマスク」もあります。スポーツマスクは呼吸がしやすいだけでなく、高い密着性ですき間ができにくく、さらにマスクの下部がメッシュ状になっていて吐き出した息を下に逃がす構造になっています。
アジャスターでサイズを調整して、運動中でもマスクがズレにくくなっているタイプもあるので、ランニングにうってつけのマスクといえるでしょう。
3.くもり止めレンズのメガネでランニングする
ランニング中にメガネを曇りにくくするもう一つの方法は、メガネのレンズにくもり止めの加工を行う方法です。
くもり止めレンズの特徴
くもり止めレンズは、レンズ表面に付着した水分を薄く広げて蒸発させやすくしたり、レンズそのものが吸収したりすることで、曇りの原因になる結露を防ぐようになっています。
メーカーによって仕様が異なり、専用の薬液がしみ込んだクロスで定期的に拭き上げる必要のあるタイプもあります。一方、JINSのくもり止めレンズは薬液によるメンテナンスが不要で、1~2年もくもり止め効果が持続します。毎日ランニングで使うことを考えると、こまめな手入れを省けるのは大変便利ではないでしょうか。
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くもり止めレンズの注意点
便利なくもり止めレンズですが、2つ注意点があります。
一つ目は、くもり止め加工をすると、撥水コートで表面をコーティングできなくなってしまう点です。コーティングがない分、普通のレンズよりも傷がつきやすくなるのでラフに取り扱わないよう注意する必要があります。
二つ目は、レンズのくもり止め効果が傷や汚れ、経年により徐々に劣化してくる点です。そのため、1〜2年ごとの定期的なレンズ交換が必要です。
くもり止めレンズを使用する場合は、ランニング中に落としてレンズに傷が入らないように気を付けましょう。
4.メガネの傷が気になる人はくもり止めアイテムも便利
ランニング中に落とすかもしれないので、くもり止めレンズはちょっと心配、と思っていませんか?それなら通常のメガネにくもり止めアイテムでケアする方法もあります。
くもり止めアイテムには、クロス・スプレー・ジェルの3つのタイプがあり、安価で手軽に対策出来ます。ただし、性能が高いものでも効果の持続時間は1回のケアで24時間程度しかありません。1~2年続くくもり止めレンズと比べると持続時間はとても短いので、こまめにケアする必要があります。
JINSでもスプレータイプのくもり止めを取り扱っています。
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5.まとめ
マスクを着用しながらランニングをすると、温かい息がマスク上部から漏れ出てしまうためメガネが曇ってしまう、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ランニング中でも曇りにくいマスクには、顔との密着度を高めたノーズパッド付きマスクや呼気を逃がしやすいスポーツマスクの2種類があります。
メガネのレンズそのものにくもり止めの加工を施すなら、コーティングにより効果が1年以上持続するくもり止め加工レンズか、こまめに塗り直す必要がある代わりに傷や汚れに強いくもり止めスプレーを活用しましょう。
JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。