ファッションに好感度な女性に人気のLUMINEとJINSが共同開発したショップ「rim of jins(リム オブ ジンズ)」は、メガネにまつわるモノやコトが溢れる店内に、厳選したメガネやサングラス、関連雑貨を取り揃えた特別なお店です。そんなrim of jinsと今回、アーティストの藤井友子さんがコラボレーションして、オリジナルの商品(サングラスやメガネケース、セリートなど)を作りました。期間限定で販売するオリジナル雑貨を手がけた藤井友子さんに、プロダクトの制作背景や作品づくりについてお話を伺いました。
はい。最初に「TOKYO」というテーマを頂き、それを念頭にrim of jinsの店舗を実際に見に行きました。JINSのお店では、メガネをオーダーしてから出来上がるまで約30分ととても短く、店内は忙しそうなのですが、同時に整頓もされていて、その空気感がTOKYOのそれと似ていると感じました。そこで、その雰囲気を作品に落とし込めないかな、というのがこのコラボレーションの出発点になります。
はい。白も東京を象徴する色だと思うんです。めまぐるしい中でも新しいものが作られ、次から次へと塗り替えられていくTOKYOのイメージと重なる部分があるなと思ったので、白は今回のテーマの一つでもあります。
そうですね。私は本が好きなので、読んでいた小説の一節からアイディアをもらうこともあります。例えば、今回制作したサングラスのレンズには、サーカスがモチーフとなった絵柄がプリントされているのですが、これは昔、"サーカスが街に来たらとても楽しかった"という内容の本を読んで、そこからイメージが湧いてきた作品です。
はい。例えば、このセリートには本棚がデザインされているのですが、これは先ほどの「本」というキーワードから、"読書をする時にメガネをかける人が多いな"というイメージが湧いてきて、本棚に繋げました。一緒に描かれている指先は、私が絵を描く時に常に自分の指先を見ていることから、よくモチーフとして描いているんです。
通常の白い壁のギャラリーだと作品にフォーカスを当てた見せ方になると思うのですが、お店の店内は人の流れや雰囲気もあるので、それに調和しつつ、素敵に見えるようにするにはどうしたら良いのか、ということを一番に考えました。特にrim of jinsの店内は生活感があり、そしてオシャレな空間です。私にとっておしゃれは、"心が華やぐ瞬間"だと思っています。それこそメガネをかけたり、グッズを持ったりすることで気持ちが明るくなるような瞬間。そんな瞬間を演出するアイテムと装飾にしたいと思って取り組みました。
メガネは顔の印象を大きく変えるとてもパーソナルな物だと思います。そんな、人の生活に寄り添う物作りに関われたことはとても嬉しかったです。私は目が良いので、パソコン用のメガネやサングラス、ダテメガネしかかけたことがなかったんです。でも、その分メガネをかける心境やシーンを頭の中で想像しながらアイディアを練ることができました。すると、メガネにはきちんと文字を読むとか、風景をちゃんと見るとか、モヤっとしたものをはっきりとさせる、整然していく良さがあるなという私なりの解釈が生まれたんです。それが今回の「TOKYO」というテーマ、 "せかせかしているけど整頓されている"というイメージと重なったんです。
はい。私は絵を描いたり制作に取り組むとき、"楽しい"と感じる瞬間が大切だと思っているので、お店を訪れる方や、今回のコラボ商品を購入されたお客様にも、作品を通してその気持ちが伝われば良いなと思っています。
藤井さんの"楽しい"が詰まった今回のコラボレーションは、ルミネ新宿2とルミネ町田店にあるrim of jinsにて、2018年1月9日から期間限定で展開されます。コラボレーション商品と店内の装飾は期間限定なので、ぜひ足を運んでみてください。
藤井友子
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。イラストレーター。
書籍、雑誌、広告など、多岐に渡りイラストレーションを提供している。
1月9日(火)よりrim of jinsの2店舗にてインスタグラムキャンペーンを開催!
rim of jinsのInstagramをフォロー&指定のハッシュタグを付けて、店内の写真を投稿してくれたお客様にオリジナルアイシングクッキーをプレゼント!
【詳細】
・日程:1月9日(火)〜 ※無くなり次第終了
・条件:①「@rimofjins.official」アカウントをフォロー
②「#rimofjins」のハッシュタグを付けて店内の写真を投稿
※交換の際は、投稿画面を店舗スタッフにご提示ください。
※デザインは2種類からお好きなものをお選びいただけます。(在庫がある場合に限る)