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紫外線による眼の充血~放っておくと危険な病気につながることも~

2020.06.23

JINS WEEKLY編集部のI美です。
晴れた日に長く外に出ていて、気がついたら眼が充血していたことはないでしょうか。眼を強くこすったわけでもないのに眼が赤く充血するのは、紫外線が原因の場合があるそうです。
今回は放っておくと危険な病気につながる可能性があると言われている、紫外線による眼の充血について、充血する理由や対処法をご紹介します。





1.紫外線が眼の充血の原因に

眼が充血する原因はいろいろありますが、まず考えられるのは外部刺激による充血です。これは眼そのものに問題があるのではなく、外部から刺激を与えられることによって眼が充血することを指します。
例えば、眼にゴミがはいったり、コンタクトレンズの調子が悪かったりすることが、外部刺激として考えられるでしょう。また屋外で長時間紫外線を浴びたときや、眼を強くこすったときにも刺激で眼が充血してしまいます。
外部刺激がないのに眼が充血したり、充血がなかなかとれなかったりするのは、アレルギー性結膜炎やドライアイなど、眼の病気が原因かもしれません。また長時間パソコンやスマホの画面を見続ける、寝不足が続いているなど眼を酷使している場合にも、眼が充血することがあります。
このように眼が充血する原因はいろいろと考えられますが、次の章からは外部刺激による眼の充血のなかでも、特に「紫外線による眼の充血」に焦点をあてて解説していきます。



2.紫外線で眼が充血する理由

太陽の光のうち、私たちの眼に見える光線は「可視光線」と呼ばれます。それ以外の光線には、「赤外線」「紫外線」「X線」「ガンマ線」などがあり、そのうち「紫外線」はさらに波長の長さによって、「UV-A(A波)」「UV-B(B波)」「UV-C(C波)」に分かれるのが特徴です。
このうち眼に影響を与えるのは「紫外線」で、そのなかでも「UV-B(B波)」を眼に受けると、結膜(白目部分)や角膜(黒目部分)が炎症を起こすことがあり、その炎症が眼の充血の原因になります。
「UV-B(B波)」はエネルギー量が多く、肌表面の細胞を傷つけて肌を赤くするなど日焼けの原因になることが知られていて、眼に浴びると肌と同じように傷ついて、充血してしまうのです。



3.紫外線による眼の炎症は恐ろしい病気につながることも

紫外線によって眼が充血した場合、基本的には数日かければ回復していくのでそれほど心配はいりません。しかし、繰り返し強い紫外線を浴び続けたうえ、適切なケアをしないでいると、恐ろしい病気につながる可能性があります。
例えば、眼の水晶体が白く濁る「白内障」は、紫外線が原因で起こることがあるとされている病気です。また、眼の黄斑(おうはん)と呼ばれる組織が変化して視力低下を引き起こす「黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)」という完治させることができない病気も、紫外線が原因のことがあります。
他にも、翼伏片(よくじょうへん)という白目部分が黒目部分に侵入してくる病気も、紫外線が原因で引き起こされることがあります。最初のうちは充血や異物感、ドライアイといった症状が見られますが、だんだん視力の低下につながってくるのが特徴の病気です。
そして、眼の炎症としてもっとも有名な病気が雪目(ゆきめ)でしょう。雪目は強い紫外線を浴びたときに起きる病気で、紫外線角膜炎とも呼ばれています。基本的には数日で回復しますが、涙が止まらない、激しく痛むなど、つらい症状が続くこともある病気です。
このように紫外線による眼の充血を放置していると、いろいろな眼の病気の原因になる可能性があるのです。



4.眼の充血時の対処法

前述した通り、眼の充血は放置すると眼の病気の原因になる可能性があるので、気になるときには病院に行くことが大切です。
ここでは充血の症状が軽く、ほかに気になる症状がないときに充血を緩和する方法をご紹介しますので、試してみてください。



眼を冷やす

眼を冷やすことは、充血対策に十分な効果があります。眼の充血は炎症が原因なので、まぶたの上から眼を冷やすだけでも充血を軽減できるでしょう。また、眼の酷使が充血の原因と考えられるときには、冷やさずに眼を休ませるだけでも効果を期待できます。
眼を冷やすときには、冷たい水で濡らしたタオルを10~15分くらい瞼の上にのせましょう。やがて充血が和らいでいき、眼の痛みも取れていくのを感じます。タオルを用意できないときには、冷たい水で顔を洗うだけでも効果があります。特に日焼けをした後は、できるだけ早く冷やして、炎症の進行を抑えましょう。



目薬をさす

眼の充血用として、いろいろな種類の目薬がドラッグストアなどで販売されています。急いで治したいときや、症状がつらくてすぐに病院へ行けないときには、利用するといいでしょう。最近では紫外線ダメージによる充血に対応した目薬もあるので、そういったタイプを選ぶのがおすすめです。
ただし眼の痛みが強い場合には眼科医の診察を受けたうえで、専用の目薬を処方してもらうようにしてください。



5.まとめ

紫外線は季節を問わず降り注いでいるので、眼の紫外線対策は常に行っておく必要があります。また紫外線の影響で眼が充血してしまったときには、早めに眼を冷やす、目薬をさすなど対応するようにしましょう。
充血を放置してしまうと恐ろしい眼の病気につながる可能性があるため、充血が長く続く、あるいは眼に痛みがあるようなときには、早めに眼科を受診するようにしてください。



I美

JINS WEEKLY編集部 I美
JINS歴5年。メガネ保有数22本。主にダテメガネとコンタクトを併用。




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