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「UVダブルカットレンズ」で、一歩進んだ眼の紫外線対策を

2020.07.22

日照時間が長く強烈な日差しの真夏は、1年のなかでも紫外線量がピークに達する時季。紫外線は、日焼けやシミ・シワといった肌への影響だけではなく、白内障など眼に及ぼす影響も広く知られています。この対策として有効なのがサングラスやUVカットメガネですが、一歩進んだ紫外線対策としてJINSが新たに発売したのが「UVダブルカットレンズ」です。今回は、このレンズについて、あまり詳しく知られていない紫外線の性質や、健康との関連とともにご紹介します。夏の紫外線対策に必読です。




紫外線は一方向からだけではない!"メガネと顔の隙間"に注意

晴れた日には、まぶしさやジリジリとした熱を感じる太陽の光。この太陽光、一方向からと思われがちですが、日陰でも真っ暗にならないことからもわかるように、大気中での散乱も多いことがわかっています。太陽光の一部である紫外線も同様で、とりわけUV-Bと呼ばれる紫外線は散乱する割合が高く、屋外では太陽から直接届く量と同レベル!それに加え、コンクリートやアスファルト、建物などで反射する光も少なくありません。つまり紫外線は太陽の方向以外からもあたっていて、一部はメガネの横や上部といった、顔とメガネの隙間に入り込んでいるのです。

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従来のレンズでも正面から入ってくる紫外線は99%カットしますが、UVダブルカットレンズは特殊なコーティングによりレンズ裏面で反射する紫外線を約95%カットします。無色透明なので標準クリアレンズの使用感はそのままに、レンズの表面裏側から紫外線をカットし、より効果的にUV対策できるのが魅力です。




紫外線の影響はさまざま。眼の健康にも大きな関わりが

紫外線を浴びすぎると健康へ影響を及ぼすことは広く知られています。眼への影響も少なくなく、急性のものでは紫外線角膜炎と呼ばれる角膜炎症、慢性的なものでは白内障が代表的(日本人に多く見られる皮質白内障というタイプの白内障は、紫外線との関連性が指摘されています)。メガネやサングラスで眼を保護することは、これらのトラブルから眼を守り、健やかな眼を保つことにつながります。

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出展:環境省『紫外線 環境保健マニュアル2020』





紫外線量は近年増加傾向。普段から対策はぬかりなく

ここでひとつの資料をご紹介。地球環境問題に取り組む国連の機関であるUNEP(国連環境計画)が発表したもので、オゾン層の減少による紫外線量の増加で、皮膚がんや白内障の患者がいかに増えるか予測しています。実は現在、環境対策などの効果で一時期に比べオゾン層は増えています。とはいえ、オゾン破壊が深刻になる前のレベルに回復するのは、北半球中緯度で2030年代とされており、また公害への取り組みで大気汚染物質が減ったことなどから、地表に届く紫外線量は増えつつあるのだそう。皮膚や眼の健康を守るため、日常的な紫外線対策は必須といえます。

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出展:環境省『紫外線 環境保健マニュアル2020』
※皮膚がんについては、いずれもアメリカ人のデータに基づく推定。前述のとおり、日本人をはじめ有色人種は白色人種に比べて紫外線の影響が少ないことがわかっています。なお、その他の皮膚がんについては、全世界ではアメリカの3倍、年間4.8万人の増加と推定されている。 (UNEP : Environmental Effects Panel Report.1989)




紫外線が眼の健康や肌に及ぼす影響が広く知られるにつれ、"かけるだけの手軽な紫外線対策"として活躍してきたメガネやサングラス。JINSでは一歩進んだ提案として、この夏よりUVダブルカットレンズを発売しました。
日常使いに最適で、かけるシーンやファッションを選ばず、新たな面から眼のUV対策ができるのが魅力のUVダブルカットレンズ。メガネを新調する時はもちろん、今お使いのメガネのレンズを付け替えることもおすすめです。皆さんもぜひ取り入れてみてください。



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【Staff credit 】Text:Taemi Suemoto、Illustration:Sho Fujita、AD:COLORS

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