JINS WEEKLY編集部のS太です。
メガネを掛けている方なら、長時間メガネを掛けた後にメガネ跡が赤く残り、いつまでも消えずに恥ずかしい思いをした経験がある方も多いと思います。何かメガネ跡を付けないよい方法はないものでしょうか。
今回はメガネ跡が付く原因と、メガネ跡を少しでも軽減する方法をご紹介します。
1.メガネ跡が付いてしまう原因
2.メガネ跡を対策する方法
①鼻パッドを肌に優しいものにする
②フィッティングしっかり行う
③軽いメガネを使う
④鼻当てが一体になったタイプ(セルフレーム等)にする
3.メガネ跡を解消する方法
4.まとめ
1.メガネ跡が付いてしまう原因
メガネを使用した後に、鼻の周りや耳に赤い「メガネ跡」が残ることがありますが、主な原因はメガネによる締め付けです。鼻あて部分がきつく鼻に当たることで、血行不良や色素沈着などが起こり、それがメガネ跡として赤く残ります。
特にメガネの幅が広がっていると、メガネが奥に掛かりやすくなり、その分鼻が強く圧迫されることが原因となってメガネ跡が付きやすくなります。
また鼻パッドの角度が鼻筋に合っていない場合にも鼻あて部分が痛くなりやすく、メガネ跡が残るようです。鼻パッドの側面が鼻筋に押し当たるような場合には、特に注意が必要です。
メガネ本体が重い場合もメガネ跡が付きやすくなります。重いメガネを長時間使用していると、鼻パッド部分やフレームなどに圧力が掛かることがその原因です。
付いてしまったメガネ跡は化粧などで隠すことも難しいため、あらかじめメガネ跡が残らない工夫をしておくことをおすすめします。
2.メガネ跡を対策する方法
付いてしまうと隠すことが難しいメガネ跡ですが、なるべく跡が残らないように対策することは可能です。
こちらではメガネ跡対策として考えられる工夫を、順番に4つご紹介していきます。
①鼻パッドを肌に優しいものにする
鼻パッドはメガネ跡が付く大きな要因であるため、優先的に対策を施すと効果的です。
最近ではシリコンやエアクッションといった、肌に優しい素材でできたものが数多く販売されているため、鼻パッドをそういった柔らかい素材のものに変更することで、メガネ跡が付くことを軽減することが可能です。
こうしたシリコンやエアクッション素材の鼻パッドは着け心地もよいため、使用していても違和感に悩まされる心配もありません。
現在ご使用になられているメガネの鼻パッドを交換できるかどうかは、鼻パッドがどのように取り付けられているかを確認することで判断できます。鼻パッドがネジで留めてあるタイプでしたら、容易に交換が可能です。
②フィッティングをしっかり行う
フィッティングをしっかり行うことも、メガネ跡対策として有効です。メガネが顔にうまくフィットしていない場合、鼻パッドが鼻に強く当たり過ぎてしまい、メガネ跡が残る原因となります。
購入した時にきちんと調整していた場合でも、メガネを使用しているうちに、どうしても少しずつ細かいネジなどが緩んできてしまうものです。メガネ跡が付きやすくなったと感じた時には、メガネをお買い求めになった店舗にて調節してもらうようにしてください。
③軽いメガネを使う
重いメガネを掛けていると鼻の上に負担がかかりメガネ跡が付きやすいため、軽いメガネに交換してみることもひとつの手です。軽量設計されているメガネを選ぶと、それだけでメガネ跡が付きにくくなります。
フレームだけではなく、レンズも薄型のものを選ぶようにすると、さらにメガネ跡対策としての効果が高まるでしょう。
④鼻当てが一体になったタイプ(セルフレーム等)にする
柔らかく肌に優しい素材の鼻パッドを使用しても跡が付いてしまうという場合には、鼻パッドがなく鼻当てがフレームと一体になったタイプのメガネを試してみてはいかがでしょうか。
特にセルフレームタイプのメガネは鼻当てがフレームと一体になったものが多く、狭い範囲に圧が集中する鼻パッドとは異なり、鼻当てが皮膚と広い面で接するため圧力が分散され、メガネ跡が残りにくくなります。
ただし、セルフレームはメタルフレームと比較すると柔軟性が欠けるため、顔の形と合わなければ鼻や耳に負担がかかる場合もあります。購入の際にはしっかりとフィッティングを行うようにしてください。
3.メガネ跡を解消する方法
鼻の上に付いてしまったメガネ跡は、肌の血行を良くすることにより解消できる可能性があります。メガネ跡にクリームやマッサージオイルなどを塗布して、指でなでてマッサージをする、あるいは蒸しタオルを赤くなった部分に当てておくと血行がよくなり、改善が期待できます。
また毎日長時間メガネを掛け続けている場合には、鼻パッドで圧迫される部分が色素沈着してしまい、メガネ跡が消えなくなることがあるため注意が必要です。メガネを外した後にはマッサージを行うことを習慣化するなど、色素沈着を防ぐ工夫をしてください。
4.まとめ
メガネを掛けている方にとって、メガネ跡が残るのは、ある意味仕方がないことだと言えると思います。しかしきちんとした対策を行えば、メガネ跡を軽減することは可能です。
JINSでは鼻パッドの交換や、軽量設計されたメガネの販売も行っています。メガネ跡でお困りのようでしたら、まずはお近くのJINSでご相談をしてみてください。
JINS WEEKLY編集部 S太
JINS歴12年。メガネ保有数100本超え。偏光レンズの良さを広めたい。