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メリット・デメリットは?「鼻パッド」を徹底比較!

2024.06.26

メガネの鼻パッドは、メガネのずり落ちを防ぎ、正しい位置にフィットさせるのに重要な役割を果たします。主に「クリングスタイプ」と「フレーム一体型タイプ」の2種があり、役割は同じですが、特徴はやや異なります。そこでこの記事では、それぞれのメリットとデメリットや、向いている人を解説します。メガネ初心者さんはもちろん「なんとなくはわかるけど...」といった人も、この記事を参考に、ぜひご自身に合ったメガネを見つけてください!




代表的な2種の鼻パッドを詳しく解説!


クリングスタイプ

フレームに接続したパーツ(クリングス)の先に鼻パッドがついた、鼻パッドが独立しているタイプ。鼻パッドはネジで留められているのが主流ですが、JINSではネジを使っていない仕様のフレームもあります。素材は、クリングス部分は金属、鼻パッド部分は透明なプラスチックや金属など硬い素材のほか、柔らかなシリコンもあります。

クリングスタイプ

左)鼻パッドをネジで留めた一般的なクリングスタイプ
右)ネジを使わないクリングスタイプ




-------- メリット --------

  • 細やかな調整ができる
  • 鼻パッドを交換できる

クリングスタイプの大きな特長が「細やかな調整ができる」点。ひとりひとりの顔に合わせた調整ができるので、例えば「鼻が低めでメガネがずれやすい」「まつ毛が長くてレンズにまつ毛が当たってしまう」といった悩みに対応することも可能です。
もうひとつの大きな特長は「鼻パッドを交換できる」点です。使っているうちに、金属部分に「緑青(ろくしょう)」と呼ばれるサビが発生したり、皮脂や汗の影響で、鼻パッドの変色・劣化が起こることも。その場合は最寄りのJINSのお店に持ち込めば無料で鼻パッドの交換ができます。※

※フレームの状態によってお断りする場合もございます。




-------- デメリット --------

  • 力が加わると壊れることがある
  • 鼻パッド交換など、メンテナンスが必要

クリングスタイプは繊細なパーツなので、大きな力が加わると、ゆがんだり壊れたりすることも。また、使ううちにパーツが劣化し、メンテナンスが必要になることもあります。




-------- こんな人に向いています --------

  • ずれにくいメガネがほしい人
  • 遠近両用メガネを作る人

クリングスタイプの大きな特長が「ずれにくさ」です。「ずれにくいメガネがほしい」「一体型タイプだとずれが気になる」といった方には、クリングスタイプが向いています。
また、強くおすすめしたいのが、遠近両用メガネを作る場合です。遠近両用レンズは「レンズの上部では遠く、下部では手元」といった具合に、見るものによって、使うレンズの箇所が変わります。そのためメガネがずれることによって、見え方にも大きく影響を与えます。遠近両用メガネを作る際は、普通のレンズ(単焦点レンズ)以上にずれにくさが大切です。




Pick up!

クリングスタイプ×ヒンジレスフレームで
抜群のフィット感

Airframe Hingeless

軽くしなやかなテンプルが頭を包み込むようにフィットし、かけ心地のよさで大人気のシリーズ。鼻パッドはクリングスタイプで、ソフトで肌あたりのよいシリコン製パッドを採用。メガネをかけ慣れない、メガネ初心者の方でも快適に使えます。


Airframe Hingeless ¥9,900>

クリングスタイプの商品一覧を見る



一体型タイプ

フレームと鼻パッドが一体になったタイプで、多くの場合、フレームの一部が盛り上がり、鼻パッドの役割を果たしています。素材はフレーム部分と同じ、色はフレームと同色または透明ですが、最近は鼻パッド部分のみ別の素材を採用しているメガネもあります。セルフレームに多く見られるタイプです。

一体型タイプ



-------- メリット --------

  • 見た目がスマートですっきりした印象
  • メンテナンスが不要で壊れにくい

一体型タイプの大きな特長は「見た目のスマートさ」です。正面から見るとほとんど目立たず、クリングスタイプとは印象がかなり変わります。また、フレームと一体になっているため変形せず、普通に使っている分にはまず破損は起こりません。「メンテナンス不要」といえる扱いやすさも特長です。




-------- デメリット --------

  • 基本的に調整ができない
  • メタルフレームは選べず、選択肢が限られる

メンテナンス不要の丈夫さが一体型タイプのメリットである一方、「基本的に調整ができない」という点はデメリットといえます。また一体型はほぼセルフレームしかないため、選択肢が限られてしまいます。一方、クリングスタイプは、かつてはメタルフレームが主流だったものの、現在はセルフレームにも多く見られるため、豊富な種類から選ぶことが可能です。この点も大きな違いといえます。




-------- こんな人に向いています --------

  • 活発なお子さん
  • 子育て中の方
  • メガネをかけたまま寝てしまう人

「デザインで選ぶ」以外で、一体型タイプが向いているのは上記の方です。
活発なお子さんはメガネが気になっていじったりしがちなので、鼻パッドが変形しない一体型が安心です。ただし子どもは鼻が低めなのでフィッティングに問題がないか事前に確認をしておくと安心です。また、子育て中のママやパパは、だっこする時など、子どもにメガネをいじられたり、外されたりすることが起こりがち。そのため、比較的丈夫な一体型タイプが向いています。また、意外と多い「メガネをかけたままつい寝てしまう」という人は、メガネをかけたまま無防備に顔をクッションやソファに当ててしまい、鼻パッドに大きな力が加わることも。そういった方にも、壊れる心配のない一体型タイプがおすすめです。




Pick up!

ずれにくさに配慮したシリコン製の
一体型鼻パッドを採用

JINS HOME

調整可能なクリングスタイプと比べ、どうしてもフィット感で引けをとりがちな一体型タイプですが、改良を加えたメガネも登場しています。こちらは鼻パッド部分にフレームとは異なるシリコン素材を採用し、跡がのこりにくくズレ落ちにくいよう工夫。かけたまま横になっても痛くなりにくいなど「おうち時間で快適に使える」ことを意識したメガネながら、外でも違和感なく使えます。


JINS HOME ¥7,900>

フレーム一体型タイプの商品一覧を見る



メガネを支えているのは両耳と鼻。鼻パッドは小さいけれど、メガネには必要不可欠なパーツであり、形や素材、サイズなど、繰り返し改良が加えられています。手持ちのメガネを見比べてみると「意外とデザインが違うんだ」と気づくかもしれません。
なおオンラインショップでは、絞り込み検索で鼻パッドの種類が指定できます。そんな機能も活用しながら、ぜひご自身のライフスタイルに合ったメガネを見つけてください!

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【Staff credit 】Text:Taemi Suemoto、AD:COLORS

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