思わぬアクシデントにより、メガネのフレームが折れたり、パーツが外れたりといった経験はありませんか。「お気に入りのメガネだけど、買い替えなくちゃかな...」と思っても、ちょっと待って! 意外と修理できる場合も多いのです。そこで今回は、代表的な例をあげつつ、メガネの修理について詳しくご案内します。
もし破損したら...
接着剤を使わずに応急処置を!
フレームの折れやパーツの外れなどで、「ひとまず応急処置を」と接着剤を使うのはNG。修理ができなくなる場合があります。応急処置の原則は、破損直後の状態に戻せること。フレームや丁番が壊れたら「つまようじなどで補強して、テープでぐるぐる巻きにする」などの処置を行い、すみやかに店頭に持参して相談を。
状態別・こんな時は修理できる?
■ フレームが折れた!
レンズを囲むリム(イラスト上)や、リムをつなぐ鼻上のブリッジ(イラスト下)などの折れは、メタルフレームなら、ほぼ修理が可能です。セルフレームの場合、アセテートやセルロイドは修理が可能ですが、Airframeなどに使われるTRや樹脂素材の場合、修理ができない場合があります。なお、メタルフレームの彫金加工やセルフレームのデミ柄など、柄がある場合には、継ぎ目が目立つことがあります。




■ 鼻パッドが折れた!
クリングスタイプ・一体型タイプともに、多くの場合修理が可能です。同一のパーツがない場合、形状が変わることがあります。またヒンジレスのようなJINS独自の鼻パッドを使ったフレームは、通常のプラスチック鼻パッドでの修理となります。


■ 丁番が折れた!
メタルフレーム・セルフレームとも、多くの場合修理が可能ですが、TRなどの樹脂素材やヒンジレスタイプは修理不可となります。


■ 塗装がはがれた!
メタルフレームのメッキはがれは、再カラーが可能です。


■ テンプルに亀裂が入った!
セルフレームを長く使っていると、乾燥などで亀裂が入ることがあります。その場合の修理も可能です。


破損が激しい場合の修理について、JINSではいずれも提携工場での修理対応となり、修理代金は一律¥5,500(税込)です。受付から修理完了までの目安は3週間程度です。
※工場で確認後、修理不能の判断となる場合があります。また状態によっては、上記に当てはまらない場合や、修理しきれずに跡が残ってしまったり、ご希望の仕上がりにならない場合もあります。
修理が難しいのはこんなケースです
セルフレームのなかでも、TRなどの樹脂素材の折れは、素材の性質上修理できない場合があります。また、レンズの破損は修理ができないため、新しいレンズと交換になります。そのほか、JINS以外の他社のメガネの修理対応は受付対象外となります。
(代表例)
- ■ TRなど樹脂素材フレームの破損
- ■ レンズの破損
- ■ 他社のフレーム
こんな修理は、
JINS店頭にて無料で対応します
ここまでに紹介した有償での修理以外に、JINSでは以下の修理や調整を無料で行っています。お買い上げ店舗に関わらず、全国どの店舗でもOK。少しでも気になることがあったら、気軽にお立ち寄りください。
(代表例)
- ■ 鼻パッド外れ・汚れた鼻パッドの交換
(パーツがあれば、他社のフレームでも対応します)
※一部有償のパーツがございます。 - ■ ネジの外れ・交換
- ■ テンプルラバーの交換
- ■ フレームの曲がりやゆがみの調整
専門の職人さんの高い技術により、破損したメガネでも意外と修理対応が可能です。このことを心に留めておくと、お気に入りのメガネに万が一のことがあった時に「修理するor買い替える」の、納得いく判断ができるのではと思います。
なお、オンラインショップで購入した商品でも、修理の受付は店頭のみの対応となります。また、店舗で購入した商品は、購入店以外の店舗でも対応しています。もしもの時は、お近くのJINSのお店にお気軽にご相談ください。