いつ発生するか分からない地震・火山噴火、温暖化の影響による豪雨・竜巻、これらに伴う津波・土砂災害など。自然災害が多いとされる日本では、近年国民ひとりひとりの認識が深まり、これらに対処する準備が広まってきています。
防災用品や備蓄食といった災害への準備は"一度準備したら大丈夫"ではなく、定期的に点検や見直しが必要です。そしてそれらと同様に備えておくべきなのが、日々の生活に欠かせないメガネ。今回は「災害時のメガネ」について考えます。
防災セットには「予備メガネ」を忘れずに!
普段から、非常時の備えに防災用品や備蓄食といった防災セットを用意している人は多いはず。そちらに忘れずに入れておきたいのが「予備メガネ」です。災害時にメガネが壊れてしまった、とっさの避難時にメガネが見つからないといった場合の助けとなるのはもちろん、そうでなくても使い勝手のいい予備のメガネがひとつあると、心に余裕を持てます。コンタクトレンズだと水道が使えない場合に衛生面で不安があるので、メガネが安心。衝撃に強いハードケースに入れ、防災セットの中に入れておきましょう。
そして普段使いのメガネについて、ぜひ心がけておきたいことをひとつ。災害は寝ている間に発生することも少なくありません。「ケースに入れるのが面倒」と、ついベッドサイドにそのままメガネを置いていませんか? 災害が起きて破損を防ぐために、就寝時はケースに収納することを習慣に。

「予備メガネ」は普段用と同じ度数を。簡単に作れます
基本的なことですが「予備メガネ」は普段使っているメガネと同じ度数を用意しましょう。度数が合わなくなった昔のメガネで代用するのはNG。万が一の災害時には心身ともに大きな負担がかかるため、合わないメガネは更なるストレスに。できる対策はきちんと取っておきたいものです。
同じ度数でメガネを作るにはいくつかの方法があり、店舗・オンラインショップ両方で対応可能です。もっとも早く確実なのは、手持ちのJINSのメガネの保証書に記載されている〈度数〉を確認すること。また過去にオンラインショップかアプリで購入したことがあるなら、注文履歴やアプリで保管している度数データを利用することもできます。
度数データが見つからない場合は、手持ちのメガネから作成することもできます。店舗に持ち込んで確認するほか、オンラインショップに送って同じ度数で作成してもらう「JINS MAIL ORDER」サービスを活用するのも手です。
※JINS MAIL ORDERは、2024年11月18日(月)をもちまして、サービスを終了させていただきます。
もしもの時も安心、
JINSおすすめの「予備メガネ」
この機会に「予備メガネ」を新たに作るなら、災害時での使用を意識して選ぶのがベター。JINSおすすめの「予備メガネ」に適したシリーズとレンズをご紹介します。
[ JINS Half シリーズ ]
![[ JINS Half シリーズ ]](/images/library24/item08_r.jpg?240122_2)
コンパクトに折りたためて、ケースも小さいので、防災バックやスペアとしての持ち歩きにぴったりのメガネ。フレームデザインもスマートなのでTPOをえらぶことなくかけやすいメガネです。
[ JINS PROTECT シリーズ ]
![[ JINS PROTECT シリーズ ]](/images/library24/item06_r.jpg?240122)
災害時の「粉塵対策メガネ」としてもおすすめなフレームです。建物や家の周辺に流れ込んだ土砂が乾くと、大量の砂ボコリが発生します。目を守るためにも、こういった「花粉症・飛沫対策メガネ」を予備のメガネとして持っておくのも手です。また耳にかかるラバーモダン部分はご自身で調整可能な便利なタイプになっています。
[ 無敵コーティング ]
![[ 無敵コーティング ]](/images/library24/item07_r.jpg?240122)
意外と見落としがちなレンズも重要です。災害時には断水などで、水道が使えないことも多くあります。メガネレンズにホコリなどが付着した状態で乾拭きしてしまうと、レンズに傷がついてしまい、見え方に影響を与える可能性もあります。JINSの無敵コーティングレンズなら、「超耐傷」と「静電気防止」のコーティングで、きれいなレンズをキープできます。普段通りに使っても汚れがつきづらいので、レンズ拭きの手間も軽減できます。
年に一度は、目とメガネのチェックを
メガネを作って何年も使い続けるのではなく、見え方が問題ないか定期検診することが大事です。目はとてもデリケートな器官で、自覚症状がなくてもトラブルが発生していることもあります。またメガネも長期間使っていると、度数が合わなくなる、メガネに傷がつく、劣化するなんてことも起こりがちです。
こういった事態を防ぐために、医師に指示された定期検診サイクルで目とメガネの状態をチェックするのを習慣づけたいもの。毎年9月1日は「防災の日」に制定されています。「防災の日の頃を目安に行う」「年末にチェックする」などとチェックするタイミングを決めておけば、毎年忘れずにできます。JINSではいつでも無料で視力測定が可能です。見えづらくなったな?と感じたときはもちろん、毎年決まったタイミングで度数のチェックを習慣づけておけば、いざというときも安心です。
災害は起こらないに越したことはありませんが、危険性はゼロではありません。また二次災害として断水や停電などが発生する可能性もあります。災害が起こるとどんな状況になるかは誰にも分かりません。視界が見えづらいと更に不安になってしまうこともあるかと思います。しっかり見えることで少しでも不安な気持ちがない状態で行動できるよう、万が一に備えての準備が求められます。
一般的な防災関連の記事はメガネについて触れられていないこともあり、災害時のメガネについてはつい見落としがち。家族や大切な人と心構えや対策を話し合う際には、ぜひメガネのことも心に留め、周囲にも伝えていただけたら幸いです。