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メガネのレンズが外れる原因とは?自分で修理しても大丈夫?

2021.08.18

JINS WEEKLY編集部のJ子です。
メガネをかけていると、急にレンズが外れてしまったという経験はございませんか。すぐにメガネ店に持って行ければいいのですが、とりあえず応急処置をして使いたい、というケースもあるでしょう。
しかし、自分で修理しようとしてキズがついた、破損させてしまったというお客様も多く、注意が必要です。
そこで今回は、メガネのレンズが外れてしまう原因と修理方法についてご紹介していきます。





1.メガネのレンズが外れる!その根本原因は?

まずは、メガネのレンズが外れる3つの根本的な原因をご紹介します。



固定パーツの緩み

ネジやナイロールといったレンズを固定しているパーツが緩むと外れやすくなります。メガネは使用するうちに徐々にネジが緩んでしまうため、定期的な締め直しが必要です。また、ナイロールは経年劣化するため交換となります。
どちらもメガネ店に持ち込めば、無料で対応してくれる場合がほとんどです。



フレームの歪み

誤って踏んだ、自分でかけ心地を調整した、メガネをかけたままうたた寝した、といったことでフレームを歪めてしまい、レンズが外れるケースです。夏場の車内に放置するなど、高温によりフレームが収縮・変形する場合もあります。
フレームが歪んだ場合、店舗でスタッフが調整可能か判断します。その場での調整が難しくても有償修理なら直る可能性があるので、まずはお持ち込みいただくのがおすすめです。ただし、素材によっては完全に元通りにするのが難しく、修理できない場合もあるので注意が必要です。



レンズの削りすぎ

ごく稀にですが、レンズの加工時に削りすぎたことが原因で外れることもあります。固定部品の緩みやフレームの歪みがなく、簡単にレンズが外れる場合、このケースに当てはまるかもしれません。
レンズを交換するか、レンズとフレームの隙間を埋める「溝セル」を使用して外れにくくするといった対処が必要です。



2.フレームタイプ別レンズの外れる原因と修理方法

メガネのレンズを固定するパーツ・仕組みはフレームのタイプにより異なります。そこで、タイプ別にレンズの外れる原因と修理方法を詳しく見ていきましょう。



フルリムタイプ(メタルフレーム)

フルリムタイプのメタルフレームは、レンズをフレームで挟むようにして固定しているため、ネジが緩むと外れやすいことが特徴です。レンズを囲っているフレームの切れ目となる部分にネジ止めがあるので、専用ドライバーを使用して締め直します。ネジ山をつぶさないよう注意が必要です。

フルリムタイプ(メタルフレーム)

フルリムタイプ(セルフレーム)

フルリムタイプのセルフレームでは、外れたレンズをフレームの溝に合わせてはめ込み直します。通常はフレームの外側からはめていきますが、先にリムの上側からレンズを入れて、鼻側から外回りに少しずつ押し込んでいくと上手くはまるはずです。
ただし、はめ込むにもコツが必要です。力が加わりすぎるとレンズが割れてしまうこともあり危険です。適度に集熱器で温めることも必要なフレームもあります。また、フレーム自体が変形している可能性があるので、基本的には店舗での修理がおすすめです。

フルリムタイプ(セルフレーム)

ナイロールタイプ

レンズを留めているナイロール(ナイロン糸)が伸びるか切れるとレンズが外れてしまいます。新しいナイロールに交換してレンズをはめ直す必要があるので、メガネ店で修理してもらいましょう。

ナイロールタイプ

フチなしタイプ

フチなしタイプのメガネは、レンズに直接開けた穴にネジを通して留めています。そのため、レンズが外れる場合はネジを留めるナットが外れかかっている可能性が考えられます。自分で修理できないこともありませんが、力加減が難しくレンズの破損につながるため、店舗での修理がおすすめです。

フチなしタイプ

3.基本的にメガネ店で修理してもらう方が安心で確実

簡単な修理ほど自分でやるか店舗に持っていくべきかの線引きで迷ってしまいがちですが、基本的にどんな場合でもメガネ店での修理がおすすめです。
ネジの緩み程度なら専用ドライバーがあれば自分で直せますが、左右のレンズが逆になったり、レンズの向きがずれたりすると、フレームに負荷がかかるだけでなく、見え方にも影響します。さらに、力加減を誤ればネジ山は簡単につぶれてしまいます。
ネジの緩み以外でも、自分で直そうとしてフレームやレンズが破損してしまうと有償修理になります。そのため、基本的には店舗で対応してもらうのがベストです。
レンズのはめ込みをメガネ店に依頼する際は、度数情報が記載された書類忘れず持っていきましょう。JINSの場合は紙かアプリの保証書をお持ちください。



4.まとめ

メガネのレンズが外れる場合、固定パーツの緩み、フレームの歪み、レンズの削りすぎといった原因が考えられます。
固定パーツの緩みについてはメガネのフレームごとに修理方法が異なります。フルリムタイプのメタルフレームやフチなしタイプなら緩んだネジやナットの締め込みが必要です。セルフレームなら外側からフレームの溝に沿ってレンズをはめ込んでいきます。ナイロールタイプはナイロン糸を新品に交換してレンズをはめ直す必要があります。
ネジの緩み程度なら自分で修理もできますが、基本的にはどのケースも店舗に持ち込んだ方が安心で確実です。
JINSではネジの締め直しやナイロールの交換を無料で行っていますので、レンズが外れてお困りの際にはお近くの店舗にぜひご来店くださいね。



J子

JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。




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