JINS WEEKLY編集部のJ子です。
紫外線というと、お肌へのダメージをイメージする方が多いようですが、眼に浴び続けると白内障などの眼病のほかに、メラニンが増加してシミやそばかすの原因にもなります。
サングラスで眼をガードするのが理想的ではありますが、なかには視界の暗さやTPOにそぐわないなどの事情により着用できない方もいることでしょう。
そこで今回は、サングラス以外で紫外線から眼を守る方法を解説していきます。
1.サングラス以外で紫外線から眼を守る方法
メガネ
コンタクトレンズ
つばの広い帽子や日傘
2.2種類のUVカットレンズの効果について
標準クリアレンズ
UVダブルカットレンズ
3.紫外線を予防するためのケアも重要
UVケア目薬
抗酸化作用のある食品
4.まとめ
1.サングラス以外で紫外線から眼を守る方法
サングラス以外で紫外線から眼を守る3つの方法について紹介します。
メガネ
普段からメガネを使用されている方には、UVカット加工されたクリアレンズをおすすめします。サングラスのように眩しさを軽減する効果はありませんが、自然な見た目でTPOを問わず使用できるのがポイントです。
ただし、メガネと顔の間から入ってくる紫外線は防げない点には注意しましょう。
コンタクトレンズ
メガネほど知られていませんが、UVカット機能がついたコンタクトレンズもあります。
メガネ以上にナチュラルな見た目なので、メガネが苦手という方やファッションへ響かせたくない方にうってつけです。
注意点として、コンタクトレンズでは角膜しか覆えないため、白目まではカバーできません。
つばの広い帽子や日傘
一般的な方法である帽子や日傘によるUV対策も大切です。
どちらも色は外側が白く、内側は黒いものを選ぶと、熱がこもることなく紫外線を防いでくれるといわれています。帽子はつばが広いものを深くかぶりましょう。
地面からの照り返しは防げないので、UVカット機能のあるメガネやコンタクトと組み合わせて上手に弱点をカバーしましょう。
2.2種類のUVカットレンズの効果について
紫外線を防ぐにはUVカットメガネ、またはコンタクトと帽子・日傘の併用が効果的ですが、UVカットレンズにも種類があります。
そこで、JINSで取り扱っている紫外線対策に最適な2種類のレンズについて解説します。
標準クリアレンズ
JINSの標準クリアレンズは紫外線を99%以上カットする機能があり、追加料金なしで高いUVカット効果が得られます。
この標準クリアレンズには、光の反射を抑える反射防止コートが表面に施されていて、正面から差し込む紫外線をブロックします。帽子や日傘も活用すれば、効率的な対策ができるはずです。
UVダブルカットレンズ
さらにしっかりと対策されたい方には、表面のコーティングに加えて、レンズ裏面で反射する紫外線を約95%カットする機能を持ったUVダブルカットレンズもご用意しています。
大気中で散乱したり地面で反射したりした紫外線は顔とレンズのすきまから入り込み、レンズ裏で跳ね返って眼や目元にダメージを与えます。このため、レンズの両面でブロックして眼に入らないようにすることが大切です。
見た目は普通のクリアレンズと変わりないため使いやすく、フレーム価格にプラス3,300円と価格もお手頃です。より万全のUV対策をするならぜひおすすめです。
3.紫外線を予防するためのケアも重要
眼や目元の紫外線対策には、UVカットだけでなくケアや予防も重要です。UVケアにおすすめの目薬と食品について見ていきましょう。
UVケア目薬
あまり知られていませんが、眼のUVケアに特化した目薬があります。
例えば、眼の炎症を鎮めるグリチルリチン酸二カリウムや硫酸亜鉛水和物、角膜の組織代謝を促進し修復する働きを持つ活性型ビタミンB2など、効能によって様々な成分が含まれたものが発売されています。
目的や使い勝手に合わせて継続できるものを選ぶといいですね。
抗酸化作用のある食品
UVケアには、抗酸化作用のある食べ物もおすすめです。
紫外線を浴びると体内に大量の活性酸素が発生し、コラーゲンなどを破壊してシワを作り、メラニン色素を増やしてシミやそばかすとなって皮膚に残ります。そこで、活性酵素を抑制する抗酸化作用のある食べ物を摂取して体の内側から対策しましょう。
一般的に、リコピンとビタミンA・C・Eは抗酸化作用がある栄養素として知られています。それぞれの栄養素が豊富な食品は以下の通りです。
リコピン
リコピンといえばトマトの赤い色素が有名ですね。実は柿やスイカ、マンゴーなどにも含まれています。トマトはソースにすると体内での吸収率が上がるといわれています。
ビタミンA
ビタミンAはニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜のほかに、レバーや卵黄などにも含まれています。美肌効果も高い成分なので、たっぷりと取りたいですね。
ビタミンC
アセロラなどの果物やブロッコリーなどの野菜類にはビタミンCが含まれ、メラニンの発生を抑制する働きもあります。ただし、ソラレンという紫外線の吸収を高める成分を含む食品もあるので注意しましょう。
ビタミンE
ビタミンEはたまごやナッツ類、ゴマなどに多く含まれます。紫外線から肌を守り、新陳代謝をアップしてメラニンの排出を促す作用もあります。
4.まとめ
サングラス以外で紫外線から眼を守るには、UVカット機能があるメガネやコンタクトレンズと帽子・日傘を併用するのが効果的です。
なかでも、UVカットメガネは視力やTPOに関係なく取り入れられるため、ぜひ持っておきたいアイテムです。JINSで取り扱っている標準クリアレンズは表面に施されたコーティングにより、紫外線を99%以上カットします。さらにUVダブルカットレンズなら、表面のコーティングに加えて、裏面での反射も95%カットできるため、ワンランク上の対策を求める人にピッタリです。
ほかにも、眼をケアする目薬や、抗酸化作用のあるリコピンやビタミンA・C・Eを含む食品を日常に取り入れるのもおすすめです。
JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。