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メガネの寿命は2年が目安!長く愛用するためにできることは?

2021.10.06

JINS WEEKLY編集部のI美です。
毎日使っているとなかなか気づきにくいですが、メガネも日々劣化が進んでいます。今お使いのメガネも、もしかしたら知らない間に寿命を迎えているかもしれません。
しかし不具合がなければ、なかなか買い替えようと思わないものですよね。そもそもメガネを買い替えるタイミングを把握されていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、メガネの寿命や買い替えのタイミング、できるだけ長く愛用するためのポイントをご紹介します。





1.メガネの寿命は2~3年程度

使い方にもよりますが、一般的にはメガネの寿命は2~3年程度です。見た目に大きな変化がないケースが多いのでなかなか劣化に気づきにくいですが、フレームの素材やレンズのコーティングが消耗していたり、レンズの度数があわなくなっていたりする可能性があります。
コーティングの劣化や度数の変化に気づかず使い続けていると、目の疲れだけでなく、視力にも良くない影響を与えてしまいます。そのため、定期的にメガネ店に持ち込みチェックとメンテナンスをしてもらいましょう。



2.メガネを買い替えるタイミングはいつ?

つぎにメガネを買い替えるタイミングについて、フレームとレンズそれぞれ分けて解説します。



フレームを買い替えるタイミング

フレームを買い替えるタイミングは、鼻パットやモダン(先セル)といった肌に直接触れる箇所が変色してきたときです。これらの部品は劣化が進むと色が白っぽくなります。
皮脂や汗がついたままにしておくと化学反応により、油分が抜けて乾燥することが変色の原因です。とくに整髪料が付着すると変色が早く進むといわれています。変色は素材自体が劣化している証拠なので、洗っても元の色には戻りません。色が薄くなってきたなと感じたら、買い替えるのがおすすめです。
また、購入して年月が経ち、フレームのメッキが剥がれてきた場合も、買い替えを検討しましょう。



レンズを買い替えるタイミング

現在主流となっているプラスチックレンズは熱や傷に弱いので、経年によりレンズ表面のコーティングがひび割れたりはげたりしやすいことが特徴です。このような症状がみられたら寿命なので、買い替えるタイミングと考えていいでしょう。
ほかにも、メガネを作ってから2年以上過ぎたときも、視力が変わって度数があっていない可能性があります。度数があわなくなったメガネをかけ続けると、目が疲れるだけではなく体全体の不調につながる心配も。定期的に視力検査をおこなって、結果次第ではレンズを作り直すことが大切です。



3.【フレーム】メガネの寿命を延ばすための心得

メガネの寿命は2〜3年ですが、使い方によってはもっと短くなったり、反対に長引かせたりすることもできます。ここからはメガネの寿命を延ばすために、フレームをどう扱うといいのかをご紹介します。



両手を添えて外す

メガネを外すときは必ず両手を添えて、顔の前に差し出すように丁寧に外すようにしましょう。
片手でメガネをパッと外してしまう人が多いのですが、テンプルやフレームの片側に力が加わってゆがんでしまう原因になります。外したメガネを見ると、いつもどちらの手で外しているのか分かるくらいゆがんでいることもあるほどです。
フレームは、両手を添えて丁寧に扱うことが、寿命を延ばす基本です。



テンプルは左側からたたむ

テンプル(ツル)は、左側から先にたたんで右側が上にくるようにします。
ほとんどのメーカーでは、右利きの人を想定して左耳側からたたむことを前提にメガネが作られています。最近は左右どちらからでもたためるものもあるようですが、基本的には左側からということを覚えておくとよいでしょう。



テンプルの開け閉めを少なくする

フレームの寿命をできるだけ延ばすためには、テンプルの開け閉めの回数を少なくすることもポイントです。
たとえばメガネをテーブルの上に置くときなど、いちいちたたまずテンプルを開いたまま置くようにしましょう。テンプルの開け閉めを少なくすると、フレームのゆがみやネジの緩み、蝶番の疲労による劣化を遅らせられるはずです。
ちなみに、フレームを置くときは、レンズ上部を下にして、上下逆さまにして置くと安定性が高まります。



4.【レンズ】メガネの寿命を延ばすための心得

続けてレンズの寿命を延ばすために心がけたいことを紹介していきます。



レンズを下にして置かない

メガネを外して置くときには、レンズを下に向けて置くと傷がついてしまうので、絶対に避けましょう。短時間ならテンプルを開いたまま上下逆さまに置くようにすると、レンズもフレームも傷むのを避けられます。



レンズをから拭きしない

曇ったレンズをそのままから拭きする人は多くいますが、表面についた細かなごみやほこりがコーティングをひっかいてキズを作ってしまいます。
汚れたなと思ったときは、まず流水でレンズ表面についたゴミを洗い流し、水滴をとってから拭くようにしましょう。



石鹸でレンズを洗わない

石鹸やボディソープなどでレンズを洗うと、表面のコーティングがはがれてしまうことがあります。シャワーやお風呂のついでにメガネを洗うのは避けましょう。
レンズについた皮脂汚れを落としたいときには、専用のレンズクリーナーか台所の中性洗剤を使います。中性洗剤を使うときには、必ず水で薄めるようにしてくださいね。



高温にさらさない

できるだけ高温を避けることもレンズを長持ちさせる秘訣です。ほとんどのメガネで使われているプラスチックレンズは、高温にさらされると膨張する特徴があります。しかし、表面のコーティングは熱に強くて伸びないので、レンズの膨張に追従できずにひび割れてしまいます。
メガネをかけたままお風呂に入ったり、夏場の車内に放置したりするのはNGです。また、お風呂上がりに髪を乾かすときもメガネを外すか、直接温風が当たらないよう十分気をつけましょう。



ケースに収納する

長時間メガネを外すときは、ケースに収納する習慣を身に着けるのもおすすめです。ついつい外してそのまま適当に置いてしまいがちですが、床やソファの上などに放置するとうっかり上から踏みつけてしまう可能性があります。
ケースに収納するときは、ふたを閉めるときの衝撃ができるだけ伝わらないように、レンズを下向きにすることもポイントです。メガネ拭きを下に敷いておくと、レンズが傷つくことを防げます。



5.まとめ

メガネの寿命は2〜3年ほどなので、見た目的にあまり傷んでないように見えても一度メガネ店でチェックしてもらうのがおすすめです。フレームやレンズに大きな問題がなくても、レンズの度が合わなくなっている可能性もあります。
メガネはフレームやレンズの扱いに気をつけると、寿命を延ばすことができます。レンズを下にして置かない、から拭きしない、両手を添えて眼鏡を外すなど、ちょっとした心がけで長持ちさせることができるので、普段から意識してみてくださいね。



I美

JINS WEEKLY編集部 I美
JINS歴5年。メガネ保有数22本。主にダテメガネとコンタクトを併用。




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