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暑い時でもマスクでメガネが曇るのはなぜ?原因と対策を紹介

2021.10.27

JINS WEEKLY編集部のJ子です。
夏でもマスクをつけているとメガネが曇ってしまうことがありますよね。冬にメガネのレンズが結露で曇ってしまうのは何となくわかりますが、なぜ暑い時期でも結露が起こってしまうのか気になるところだと思います。
同時に、どうすればマスクの曇りを軽減できるのか、いろいろ対策も調べていることでしょう。
今回は、夏でもマスクを着用しているとメガネが曇ってしまう原因を解説したうえで、メガネの曇り対策をいくつかご紹介していきます。





1.暑い時期のマスクでメガネが曇る原因は?

メガネが曇る原因は、水蒸気による結露であることはよく知られています。結露は暖かい空気に含まれる水蒸気が冷たいものに触れ、冷やされて水滴になって付着した状態です。
冬場はマスクから漏れた温かい呼気が冷えたレンズに当たるので結露が発生しやすくなりますが、呼気と外気温の温度差があまりない夏はメガネも曇りにくくなるはずですよね。
しかし、冷房の効いた部屋でメガネのレンズが冷え、そこにマスクから漏れ出た温かい息が当たったり、気温の高い外に出たりすると、温度差が生じるのでメガネが曇ってしまいます。
また、結露は温度だけでなく空気中に含まれる水蒸気量、つまり湿度も影響します。梅雨の時期や蒸れる暑い日のように湿度が高ければ気温差が小さくても結露が発生しますので、メガネも曇りやすくなるでしょう。



2.夏場のメガネの曇りを解消しよう!マスクでも実践できる方法とは?

それでは夏場にメガネが曇るのを少しでも防ぐために、マスクを着用していても実践できる対策方法を5つご紹介します。



冷房の温度を上げる

冷房の温度を上げると、室外との温度差が小さくなるのでメガネの曇り防止が期待できます。ただし、涼しさを感じにくくなり、熱中症の恐れもあるため、あまり実践したくない方法かもしれませんね。



除湿する

除湿器やエアコンの除湿モードを使って、部屋の湿度を下げましょう。特に梅雨や台風など湿度の高い日は、十分な除湿を心掛けることが大切です。



マスクの上部を折る

マスクの上部を内側に折って顔に装着すると、呼気が漏れ出る量を減らせます。着け心地に多少の違和感はありますが、上手くいくと曇りをかなり軽減させられるはずです。
マスクを折る代わりに、折りたたんだティッシュで顔とマスクの隙間をふさぐ方法もあります。



マスクの上からメガネをかける

マスクの上部をできるだけ引き上げて、メガネの鼻あてがマスクの上に乗るように装着すると、マスクから漏れた息がレンズに当たりにくくなります。鼻の高さにより角度を微妙に調整する必要がありますが、うまくいくと一定の効果が得られる方法です。



立体型マスクを使う

顔とマスクの隙間ができにくい立体型マスクも効果的です。鼻の形などとの相性もあるので完全ではありませんが、呼気の漏れを軽減できるのでメガネの曇りもだいぶ改善されるでしょう。



3.根本的にメガネの曇りを解決したい方におすすめの方法

メガネの曇りを根本的に解決したいのであれば、レンズに曇り止めを施す方法がおすすめです。



曇り止めグッズを使う

レンズに薬液を塗り付ける曇り止めグッズは、手軽で高い効果が期待できます。以下の種類から用途に合わせて選びましょう



  • ①クロスタイプ

    曇り止めの薬液がしみ込んだクロスでレンズを拭くことで、曇りを防止するタイプです。簡単に持ち歩けてどこでも使用できる便利があります。

  • ②ジェルタイプ

    ジェルをレンズにつけて、指で塗り込むタイプです。比較的長く効果が続きますが、手が汚れるので使う場所を選びます。

  • ③スプレータイプ

    スプレーで薬液を吹き付けて、布で拭き取るタイプです。簡単にレンズ全体に曇り止めを広げられますが、液だれしやすいのが難点です。


こうした曇り止めグッズは、定期的に塗り直す必要はありますが、価格も安くてコンビニなどでも販売されている場合が多いので、出先でもすぐに対処できるメリットがあります。



防曇加工のレンズに変える

定期的に薬液を塗り直す手間から解放されたい場合は、防曇加工が施されたメガネレンズがおすすめです。
防曇加工のレンズは2種類があり、レンズの表面についた水滴を膜状に広げて曇りを目立ちにくくするタイプと、水滴を吸収する特殊な加工が施されたタイプがあります。
水滴を膜状にするタイプは定期的に専用クロスで拭き上げる必要があり、若干のメンテナンスが必要です。一方、水滴を吸収するタイプのレンズは、ほぼメンテナンスフリーで曇り止め効果を維持できる利点があります。
JINSでは水滴を吸収するタイプのレンズを取り扱っておりますので、どんなものか試してみたい方は、ぜひ一度お近くのお店に足をお運びになってみてください。

JINSのくもり止めレンズの詳細はこちら



4.まとめ

暑い時期でもマスクでメガネが曇るのは、マスクから漏れる息や外との温度差、高い湿度によってメガネのレンズに結露が発生することが原因です。
冷房温度の調整や除湿、マスクの上部を折るといった工夫を施して、レンズに温かい息がかからないようにすると、メガネの曇りをある程度抑えることができるでしょう。
さらに、根本的にメガネの曇りを解決するには、スプレーやジェルタイプの曇り止め防止グッズをレンズに塗布するか、防曇レンズに交換することをおすすめします。



J子

JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。




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