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遠近両用メガネがおすすめの人とは?老眼鏡との違いや選び方も解説

2022.04.21

JINS WEEKLY編集部のN輝です。
視力矯正のメガネには「遠近両用メガネ」というものがあります。老眼鏡用のメガネだ、という認識はあっても、老眼鏡とどう違うのか、実際どんなメガネなのかよくわからない人も多いでしょう。
老眼の症状を感じ始めた人にとって、遠近両用メガネはどんなメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は遠近両用メガネの特徴や向いている人、また選ぶときのポイントなど解説していきます。





1.どんな人におすすめ?遠近両用メガネとは

まずは、遠近両用メガネはどんな人におすすめなのか、その特徴と併せて紹介していきます。


遠近両用メガネとは

遠近両用メガネはその名の通り、遠くも近くも両方見やすくするためのメガネです。1枚のレンズの中で、上部は遠くを見るための度数、下部は近くを見るための度数で作られています。
遠近両用レンズは大きく2種類に分類されます。遠くを見るための部分と近くを見るため部分の境目がしっかり分かれている「二重焦点レンズ」と、境目がなく、なだらかに度数が変化している「累進多焦点レンズ」です。
累進多焦点レンズは、レンズの上部から下部にかけて緩やかに度数の変化があるため、遠くと近くだけでなく、中間の距離までもスムーズに見えるのが特徴です。


遠近両用メガネ


また、レンズの遠くと見る部分と近くを見る部分で境目がないので、一般的な近視用のメガネと見た目も大きく変わらないのもメリットと言えるのではないでしょうか。

レンズの遠くと見る部分と近くを見る部分で境目がない


「一本のメガネでは遠くと手元の両方は見にくい」人におすすめ!

以前と遠くの物の見え方に変化はないのに、手元に視線を動かすと見えにくいことはありませんか?遠近両用メガネはそんな人におすすめのメガネです。
多くの人は年齢を重ねると眼のピントを調節する力が低下し、手元の焦点が合いにくくなります。一般的に、20歳では眼から約10cmの近距離でもピントが合うのに対し、40歳で約22cm、50歳では約50cmと加齢とともに焦点の合う位置も遠ざかっていきます。これがいわゆる「老眼」と呼ばれるものです。
老眼は誰にでも起こるもので、40代頃から自覚することが多いといわれています。
パソコンやスマホから離れないと画面が見えづらいということの他にも、眼が疲れやすい、眼がかすむ、薄暗い場所で見えにくくなる、細かい文字が読みにくい、といったことが続くようなら、遠近両用メガネを検討しましょう。



2.遠近両用メガネと老眼鏡どちらを選ぶべき?

老眼の人が使うメガネと言えば老眼鏡を思い浮かべる人も多いと思いますが、その違いをご存知でしょうか?
老眼鏡は、手元にピントが合うようにした度数だけが入っているメガネです。かけたまま遠くをみるとボヤケてしまいます。近くを見る時のみにしか使用できないデメリットはありますが、手元の視野は広く、長時間の手元の作業に向いています。
遠近両用メガネは、先述のとおり、遠くから近くまでの距離を見ることができることが一番のメリットですが、、レンズ周辺部には鮮明に見えにくい部分が存在するため、やや手元の視野が狭く、横を見る時には目だけではなく顔ごと横に振る、などの視線の使い方に慣れるまで時間を要するデメリットがあります。
普段から遠くを見るためのメガネをかけていて、老眼鏡を別に持ち歩くのは面倒...。外出時にかけっぱなしで使いたい方には遠近両用がおすすめです。
一方で、手元の視野を広い状態を保って作業したい方には老眼鏡がおすすめです。
生活スタイルやメガネをかける頻度に合わせて、使いやすい方を選びましょう。どちらにするか迷った際は店舗スタッフに相談するのがベストです。それぞれの特徴と用途からおすすめのメガネをアドバイスさせていただきます。



3.遠近両用メガネで失敗しないための3つのポイント

遠近両用メガネを作る際は、どのような点に注目するといいのでしょうか。遠近両用メガネを作る上で失敗しないための3つのポイントを紹介します。



手元の何を見た時に見づらいと思ったか明確にしておく

手元用の度数は見たいものとの距離で少し変わることがあります。処方箋でつくることも、店舗で度数を測ることもできますが、見たいものとの距離はどちらの場合も必要です。
しっかり把握し測定時に伝えられるように準備しましょう。



自分にあったフレームを選ぶ

遠近両用メガネは、遠くが見える度数、近くが見える度数の位置が決まっており、メガネがズレてしまうと、せっかく度数を合わせても見えにくく感じてしまいます。その為、しっかり顔に合っている必要があります。
意外と見た目だけで判断できないこともあるので、不安を感じたらすぐにスタッフに相談してみましょう。



早いうちから試す

度数が進むにつれ、レンズ周辺部の鮮明に見えにくい部分も大きく、慣れにくくなります。早いうちに遠近両用レンズの使い方に慣れられると、度数が強くなったときも慣れるまでの負担が少なくなります。



4.まとめ

手元が見えにくいといった老眼の症状を感じていませんか?そんなときは遠近両用メガネを使ってみませんか。
遠近両用メガネは1枚のレンズに遠くから近くまでを見るための度数が入っています。そのため、老眼鏡のようにその都度かけ外ししなくても、視線を動かすだけで遠くから近くまでクリアな視界が手に入ります。
JINSで取り扱っている「遠近レンズ」は快適な視界が手に入るように、従来よりもゆがみが気になりにくい設計をしています。さらに、お客様一人一人の用途に合わせたタイプもお選びいただけます。
最適なレンズをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。



N輝

JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。

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