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メガネのフィッティングが必要な状態とは?自分でするより持ち込んだ方がいい理由も解説

2022.07.20


JINS WEEKLY編集部のS太です。
メガネ購入時はフィッティングした上でお渡しするのが一般的ですが、その後も定期的にメンテナンスを受けて掛け具合を調整していく必要があります。
しかし、中には購入後一度もフィッティングをしたことがない、どのような時に持ち込めばいいのかわからない、という方も少なくないはずです。
そこで今回は、メガネがどのような状態であればフィッティングを受けたほうがいいのか、どのタイミングで調整のメンテナンスを行うのかなどについて解説します。





1.メガネをフィッティングした方がいい4つの状態

メガネを日常的に使用する上で、次の4つの状態いずれかに当てはまる場合、なるべく早めにフィッティングを受けるようお勧めします。掛け具合を調整することで、より快適にメガネを使用できるようになるでしょう。



メガネがズレやすい

頭を動かした時にメガネがズレたり、長時間使用しているとずり落ちてきたりする場合、フィッティングする必要があります。メガネのテンプルが顔の横幅以上に広がっている、もしくは鼻パッドが適当な場所に当たっていないなど、メガネが顔にうまくフィットしていない可能性があるためです。
ほとんどの場合、耳掛けの角度や鼻パッドの幅を調整することで解決できるでしょう。



見え方に違和感を覚える

メガネを掛けても明瞭に見えなかったり、視界が狭く感じられたりする場合、メガネと眼の位置関係が適切でない可能性があります。確認が必要なのは、角膜からレンズまでの距離(角膜頂点間距離)と、顔に対するレンズの傾き(傾斜角)、左右レンズの平行維持の3点です。
一般的に、角膜頂点間距離は12mm、傾斜角は遠用で5°~10°、近用や遠近両用なら10°~15°、そして左右のレンズは互いに平行の状態で、最適な矯正視力が得られるように設計されています。そのため、フィッティングで正しい距離や角度に調整する必要があります。



眼が疲れやすい

メガネを掛けていて眼の疲れを覚える場合も、フィッティングにより解決できる場合があります。
メガネのズレによりレンズの位置が合っていないと、ピントの調整がうまくできず、眼の筋肉に必要以上の負担がかかります。少しのズレでも、眼の疲れにつながる可能性があるため、なるべく早めにフィッティングを行いましょう。



痛みや圧迫感を感じる

メガネ着用時に耳や鼻、こめかみに痛みを覚えたり、外した時に跡が残っていたりするケースにも注意が必要です。耳掛けやテンプル、鼻パッドやフレームなどの部品が、過度に顔を締め付けている可能性があります。
また、メガネが顔にフィットしていないと、レンズの位置がズレて適切な矯正視力を得られず、頭痛や吐き気などを引き起こすケースも少なくありません。体調不良に繋がる前に掛け具合を調整することをお勧めします。



2.メガネのフィッティングを行うタイミング

メガネのフィッティングを行うタイミングは大きく分けて2つあります。
1つは着用したメガネが頻繁にズレたり、違和感や痛みがあったりする場合です。フィッティングを受けることで、こうした悩みを軽減できる可能性があります。
もう1つは定期的なメンテナンスです。メガネを使用しているうちに、少しずつ部品のズレや歪みが発生していくため、定期的な調整が必要となります。人によりメガネの使用頻度は異なりますが、一般的に3か月を目安にメンテナンスを行うよう推奨しています。
普段から定期的にメンテナンスに通うよう心がけ、いつもと違う見え方や掛け心地を感じた際は、早めにフィッティングを受けるようにしましょう。



3.フィッティングはメガネ専門店で行うのがおすすめ

自分でフィッティングするのは避け、メガネ専門店に依頼するのが最善の方法です。
メガネは一見シンプルなデザインですが、実際には複雑で繊細な構造をしています。そのため、自分でネジを締めたりフレームを曲げたりしてフィッティングを行うと、歪みを強めたり、フレームを破損してしまったりする可能性があります。
また、見え方にも大きな影響を及ぼすため、必ず専門技術を持つメガネ店のスタッフに任せましょう。



4.フィッティングは無料でできる場合がほとんど

フィッティングは、メガネを購入した店舗であれば、ほとんどの場合無料で対応してもらえます。
例えばJINSでは、JINSの店舗かオンラインショップで購入したメガネであれば、全店で無料対応しています。また、他社で購入したフレームであっても、JINSでレンズ交換をしていれば無料対応が可能です。ただし、調整によって破損する可能性が高い場合には、対応外となります。
多くのメガネ専門店が無料でお受けしておりますので、メガネの使い心地に違和感を覚えたら、なるべく早くフィッティングを受けることを推奨します。



5.まとめ

メガネがズレる、見え方に違和感がある、あるいはメガネを掛けている時に眼の疲れや痛み、圧迫感を覚える場合、フィッティングにより解決できる可能性があります。また、特に不具合を感じない場合でも、3か月に1回は定期メンテナンスを受けて、掛け具合を調整することを推奨します。
ただし、メガネの破損にもつながるため自分で調整しようとはせず、必ずメガネ店へ持ち込みましょう。購入店舗であれば、無料対応しているケースがほとんどです。



S太

JINS WEEKLY編集部 S太
JINS歴12年。メガネ保有数100本超え。偏光レンズの良さを広めたい。




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