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ただメガネを作る 。それだけではない付加価値を提供するJINS加工センター

2018.12.19

1日500~600本、多い日は約1,000本。千葉県柏市にあるJINS MFCは日本一の出荷本数を誇る、国内最大のメガネの加工センターです。お客様からご注文いただいたメガネをいち早くお届けするだけでなく、オンラインショッピングでも安心してメガネをご購入いただけるよう、品質管理を徹底的に行うプロフェッショナル集団が集まる場所です。

案内してくれた人
案内してくれた人

JINSMFCセンター長の山田真吾さん。JINS店舗の店長、エリアを統括するスーパーバイザー、さらにカスタマーセンターのマネージャーを経て現職に至る。JINSのこと、メガネのことを知り尽くしたスペシャリスト。




対面販売ではないからこそ、お客様との信頼関係を大切にしています。

JINS MFCには、現在約40名のスタッフが働いています。430坪ほどにも及ぶ敷地面積は、国内のメガネ工場としては最大級の広さ。その広さから工場内にある機材や棚などのレイアウトが簡略的かつ整理整頓され、作業をする際にも明確でスムーズに対応できる環境です。

JINSのおすすめメガネ1

「より早く、確実に出荷できる体制を取っており、機械でできることはほぼオートメーション化しています。レンズの加工や梱包作業を自動でできるように組んだベルトコンベアは工場全体を囲むように配して、物の流れや人の流れがよく見えるように考慮しています。見通しを良くすることで、作業の効率も質も高まっているんです。安価な価格帯のメガネというだけでなく、高いサービス力でいかに早くお客様へ商品をお届けするか。お手元に届いてからもJINSオンラインショップで購入してよかった、とご安心いただけるように配送できるか。メガネの加工・出荷のスピード感、購入時の安心感も含めて、新しいオンラインショップの付加価値をつけたいと思っています。」と山田さんは話します。
ネットで商品をご注文後、実際はどのように加工・出荷されているのか、さらに詳しく加工センター内をご案内します。





Process 1>ご注文の受付
JINSのおすすめメガネ1

まずはJINSオンラインショップでご注文いただいた情報を処理します。朝一番に処理を開始するので、早いお客様だと翌日には出荷できる体制を取っています。





Process 2>ご注文商品のピックアップ
JINSのおすすめメガネ1
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ご注文が入ったメガネやサングラスを倉庫の棚からピックアップしていきます。いち早く、たくさん出荷できるようオートメーション化されており、レーザーピッキングを導入しています。「JINSはフレームの種類も豊富です。レーザーピッキングすることで人為的なミスを無くすのと同時に、作業をスピーディーに行うことができます。」レーザーでピンポイントに照らされるケースから、中にあるメガネのフレームを取り出し、専用のトレイへ配置していきます。





Process 3>レンズのピッキング
JINSのおすすめメガネ1

フレームのピッキングを終えたトレイは、次にレンズが並ぶ棚へ。こちらも人為的なミスがないようにシステムが正しいレンズをピックアップしていきます。ピックアップしたレンズはケースから取り出して専用のトレイへ配置し、次の工程へ。





Process 4>レンズの自動加工
JINSのおすすめメガネ1

フレームとレンズを乗せたトレイは、ここからはベルトコンベアに乗せて自動加工の工程へと進んでいきます。まずは「オートブロッカー」と呼ばれる機械のもとへ。レンズの中心を探し出す「軸打ち」と呼ばれる作業が行われ、レンズを削るための準備を自動で行います。「以前はこの軸打ちを手作業で行っていました。私も経験がありますが、たくさんの作業量をこなすには時間がかかり、集中力の必要なとても大変な作業でした。でも今はこのオートブロッカーの導入により、手作業で行っていた頃よりももっと正確に、素早く軸打ちができるようになり、各段に精度の向上と時間の短縮が実現し、次の工程へスムーズに進むようになりました。」

JINSのおすすめメガネ1

準備が整ったら、機械のアームがレンズをピックアップしてレンズの自動加工機の中へ。加工機の中では、フレームの形に合わせて削る作業から側面の磨き・仕上げまでの一連が自動で行われます。注文されたフレームにぴったり収まるよう加工されたレンズは再びケースへ戻され、次の工程へ。





Process 5>スタッフによる目視検品
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削られたレンズをフレームにはめ込み、微細な傷がついていないか、ネジが緩んでいないか、テンプル(つる)が歪んでいないかなどを事細かにチェックします。「ほとんどの工程をオートメーション化したことでこのチェック作業に十分な時間と労力を費やすことができるようになりました。熟練のベテランスタッフの目視による検品作業です。」オートメーション化して人の手を介す作業が少ないとはいえ、仕上げは必ず人による目視検品。この徹底した工程により完成度の高いメガネが完成します。





Process 6>完成したメガネを丁寧に梱包
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厳しい検品をクリアしたメガネたちは、発送準備の梱包段階へ。付属品や保証書を同封し、丁寧に箱詰めされて出荷を待ちます。「14時までに頂いたオーダーは当日出荷を目指しています。そのスピード感を実現するために、スタッフ一人ひとり、どの作業工程にも臨機応変に対応できるよう"全員全所対応"を基本に一通りの作業をマスターしています。」





\JINS PAINTもここで製作しています/
JINSのおすすめメガネ1

この工場では、自分の好きな柄・自分でデザインした柄でメガネを作れる『JINS PAINT』の製作も行っています。「色や柄の再現性を高め、安定したクオリティを実現し、スピーディーにお客様へ届けられるよう当工場で行っています。」 ご注文から2週間でお届けができるように心がけ、一本一本丁寧に生産をしています。





オートメーション化されたシステムと、スタッフの熟練の手作業による二重検品。機械と技術を駆使して効率的に次々とメガネが完成されていきます。当日出荷はもちろん、より多くのお客様が手元に届いたメガネを長く大切にお使いいただけるよう、スタッフは日々クオリティの向上を欠かしません。みなさんも是非、JINSオンラインショップを活用してみてください。そのクオリティにきっとご満足いただけるはずです。





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Staff credit
Photography:Hiroyuki Matsubara
Text:Takuhito Kawashima(kontakt)

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