"メガネの聖地"として名高い福井県鯖江市。のどかな空気が流れる緑豊かな街の中には、メガネモチーフのフォトスポットがそこかしこにあふれています。鯖江工場潜入取材のスピンオフは、鯖江の街に出かけて、オシャレでかわいいメガネ達を写真に収めてきました。現代アート風でありながら、自然と街に溶け込み、キレイな状態で使われている様子から、住民の方々にも深く愛されている特産物だということが熱く伝わってきました。
鯖江市に向かう途中で電車や車の窓から見える、鯖江市の北側にある橋立山に掲げられた「SABAE」の看板。幅41m、高さ7mと巨大で、遠くから見ても存在感があります。夜はライトアップされるのだとか。
JR鯖江駅を降りて、まず出迎えてくれるのが可愛らしい赤いメガネのオブジェ!どうやら鯖江のメガネモチーフは、赤・白・黒がベースカラーになっているようです。
JR鯖江駅の改札を出て左手に向かうと、「めがねミュージアム」へと続く道『メガネストリート』の入口が現れます。線路を潜る地下道の階段を下りていくとプロジェクションライトがお出迎え。
地下道につながる階段にもたくさんのメガネたちが!JR鯖江駅をおりで間もない距離ですが、すでにメガネ一色の世界に突入。テンションも上がってきます。
地下道を出たところにある看板には、鯖江駅周辺のマップに加え"メガネ"情報が掲載されているので、メガネモチーフ探しをコンプリートしましょう!
駅前の駐車場付近には、メガネをかけた車止めや、メガネを模したガードレールが並んでいます。丸いフォルムが可愛らしい車止めは、まるでゆるキャラのよう。
メガネストリートに立つ街路樹の植樹桝も、さりげなくメガネの形に。よく見ると形の違うデザインのメガネで作られて、こんなところにも世界の鯖江の"こだわり"がうかがえます...。
メガネストリート内に点在しているベンチも、もちろんメガネモチーフ。ここまでくると、鯖江のメガネ作りに対する揺るぎない"自信と意地"を感じます...。
歩道上に設けられた案内プレートやポイ捨て禁止の表示も、メガネになっているんです。このほかにも、メガネストリート内にはたくさんのメガネが隠されているので、鯖江に行った際にはぜひ探してみてください!
鯖江駅から「サンドーム福井」へ向かう道中にも、メガネモチーフがありました!舟津神社前の広場には赤いメガネがあしらわれた円形のベンチが。ベンチが2つ並ぶ様もメガネのよう...。秀逸です。
ベンチの隣には、子どもが遊べる飛石も設置されており、こちらもメガネ型。
西山公園の高台からは鯖江市が一望できます。この長閑な街並みの中で、世界が注目するメガネ作りの技術が脈々と受け継がれていると想うと、ここまで来る道中に目にした幾つものメガネモチーフの存在を納得させられます。メガネ職人たちはもちろん、鯖江に住む全ての人々の想いと自信が伝わってくる素敵な街でした。
ここで紹介したメガネモチーフ以外にも、ロータリーの柵や橋の欄干など、市内のさまざまな場所にメガネたちが隠れていました。決して主張するわけではなく、ほのかに存在を感じさせるメガネたちは、SNS映えすること間違いなし!旅行で福井を訪れた際には、鯖江にも立ち寄り、メガネ探しの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。