「屋外では色づきサングラスに、室内ではクリアになりメガネに」調光レンズと可視光調光レンズのことを、そう理解している人は多いと思います。では両者の違いは?「可視光調光レンズは車の中でも色づく」? それも正解ですが、実はもう少し違いがあるのをご存じでしょうか。
今回は、このふたつのレンズを徹底比較! 使い分けや選ぶ際のヒントをお伝えします。
\それぞれの特徴をおさらい!/
- □紫外線量により色が変化*1
- □車の中や室内ではクリア
- □夏場の色づきは淡め
- □カラーレンズ感覚で使える
車内
*1: 調光レンズの色は「紫外線量」によって変化しますが、もうひとつ、「気温」も色の変化に大きく関わっています。気温が高いと色が濃くなりにくく、真夏は屋外でもかなり淡い色づき。特に調光レンズはこの傾向が強くなります。色のバリエーションが多く、ブルー系やパープル系といったきれいな色もある調光レンズは、カラーレンズ感覚で取り入れるのがおすすめです。
- □紫外線量や目に見える光の影響により色が変化*2
- □車の中や室内では淡い色づき
- □夏場の色づきは濃いめ
- □眩しさ対策で使える
・夜間は透明でクリアな視界
・冬の晴れた日は、濃いめに発色する
*2: 紫外線量に加え、太陽光や蛍光灯、LEDライトなどの目に見える光「可視光」でも色が変化するのが可視光調光レンズ。そのため、紫外線の届かない室内や、窓ガラスで紫外線が遮断される車内でも色づきます。調光レンズと同様、気温による影響も受けますが、真夏でも濃度は比較的濃く発色します。調光レンズは、6色展開でカラーレンズを選ぶ感覚に近くクリアとサングラスどちらも掛けられて"ファッションとして楽しみやすいレンズ"なのに対して、可視光調光レンズは、"室内でも屋外でも常時眩しさ対策できるサングラス"として使えるレンズです。
\もう迷わない!違いはコレ!/

普段使い、運転、仕事...どちらを選ぶのが正解?
ふたつのレンズの機能の違いは「車の中」での色。調光レンズがクリアなのに対し、可視光調光レンズは淡く色づきます。運転時の眩しさ対策で使いたいなら、可視光調光レンズがおすすめです。
それ以外のシーンでどう使い分けるか、どう楽しむかは、各レンズの紹介で触れたように、例えば夏の旅行で、屋内でも屋外でもまぶしさ対策できる可視光調光レンズを選ぶのが正解。
一方、仕事用メガネとして使いたいなら、室内ではクリアレンズに変わってメガネとしてかけやすい調光レンズがおすすめです。
なお価格は、調光レンズがお好きなフレームに+¥5,500で、可視光調光レンズはフレームに+¥8,800で作成可能です。カラーレンズはフレーム価格に+¥3,300〜なので、「カラーレンズに¥2,200プラスで、レンズの色が変わる調光レンズを選べる、さらに¥3,300プラスで可視光調光レンズを選べる」といった選び方もひとつの目安です。

「UVダブルカットレンズ」をプラスして、
より強力に紫外線対策!
調光レンズや可視光調光レンズは、掛け替えの必要がないため、1日中かけっぱなしというケースが多いもの。JINSのレンズは、レンズの色に関係なく正面から当たる紫外線は99%以上カット※しますが、まとめ髪で顔まわりをすっきりさせていたり、スマホ操作で下を向いていたりすると、レンズと目の間から紫外線が入り込んできます。サングラスとして使うことの多い大きめのレンズだと、その傾向はより顕著に。
紫外線対策をより強力にするために、「UVダブルカットレンズ」を組み合わせるのがおすすめ。レンズの裏側に反射する紫外線を約95%カットするので、あらゆる角度から入り込んでくる紫外線をしっかりケアできます。価格は+¥3,300〜です。
※バイオレットレンズを除く

調光レンズと可視光調光レンズは、特に春夏に人気の高いレンズ。そして2つの違いや使い分けは、お客さまから質問いただくことも多いテーマです。「使ってみたい、自分にはどっちがいいんだろう...?」と思っていた人も多いのでは。ぜひこちらの記事を参考に、自分に合ったレンズを選んでくださいね。