2021年に登場した「チークカラーレンズ」は、レンズの下半分にふんわりと色が入り、メガネをかけるとチークしているように見えるレンズ。発売以来「使ってみると便利!」とファンを増やしています。その一方、今までにないレンズだけに、掛けた状態や相性のよいフレームがイメージしづらい...という声もちらほら。そこで今回は、フレーム選びやメイクのコツ、マスク時での見え方など、チークカラーレンズにまつわる、気になるあれこれをまとめました。
カラーは3色。「チークカラー®レンズ」とは?
カラーは3色。「チークカラー®レンズ」とは?
まずは今一度「チークカラーレンズ」をおさらい。レンズの下部分に、下に向かって濃くなるグラデーションで色が入っていて、メガネをかけるだけでチーク効果をもたらすレンズです。頬の血色感をアップさせて肌を明るく見せるのに加え、表情を引き締めてカムフラージュするメガネフレームの効果とあいまって、すっぴんでもほんのりメイクしているような印象に。ちょっとしたお出かけや、短時間のオンライン会議などにとても便利です。
カラーは3色で、可愛くて柔らかい印象の「ピンク」、ヘルシーで明るい印象の「ピーチピンク」、クールで知的な印象の「ボルドー」が揃います。いずれもレンズの中心は無色透明なので、見え方は自然です。
[ フレーム選びのコツ ]
縦幅広めのフレームが好相性!
チークカラーレンズはレンズの下半分に色が入るため、よりよい効果を得るためには「縦幅のあるフレーム」を選ぶのがポイント。目安はレンズの縦幅40mm以上がおすすめです。
ここでは素材別に、相性のよいフレームをピックアップして仕上がり例を紹介。「メタルフレーム」「透け感樹脂フレーム」「黒ぶち樹脂フレーム」にチークカラーレンズを合わせています。
「チークレンズと相性のいい、大ぶりで丸みのあるフレームは、女っぽくてやさしい雰囲気。ほどよく抜け感があって、カジュアル服はもちろん、かっちりした服ともバランスよく決まります」(スタイリスト・金田太郎さん)
「チークレンズと相性のいい、大ぶりで丸みのあるフレームは、女っぽくてやさしい雰囲気。ほどよく抜け感があって、カジュアル服はもちろん、かっちりした服ともバランスよく決まります」(スタイリスト・金田太郎さん)
メタルフレーム+ピンク
メタルフレーム+ピンク
フレームの素材は軽くてしなやかなβチタン。クラシカルな品のよさがあり、流行に関係なく使えます。肌なじみがよくフェミニンなピンクゴールドは、チークカラーレンズとの相性も抜群です。レンズカラーはピンク。自然な血色感で表情を明るくいきいきと見せる、1番人気のカラーです。
メガネ:Combination Slim Titanium >
レンズ:チークカラーレンズ(ピンク) +¥3,300
透け感フレーム+ピーチピンク
透け感フレーム+ピーチピンク
あらゆるパーツを軽量化し、空気のような掛け心地を叶えるAirframeの最上級モデル。透け感のあるオレンジは個性を感じさせつつ、肌になじむカラーです。レンズはピーチピンク。オレンジがかった色調で、肩の力が抜けたヘルシーな雰囲気が漂います。フレームとレンズを同系色で合わせることで、よりしゃれた印象に。
レンズ:チークカラーレンズ(ピーチピンク) +¥3,300
黒縁フレーム+ボルドー
黒縁フレーム+ボルドー
トレンドのひとつでもある黒縁メガネ。こちらは80年代をモチーフにしたデザインで、ブリッジのメタル使いやヨロイ部分などのヒネったあしらいが個性を感じさせます。レンズは落ち着いた雰囲気のボルドー。3色のなかでも最も肌に溶け込む色みなので、極力自然に見せたい人や、チークメイクを併用する人にもおすすめです。
メガネ:Combination & Pointmetal - エイティーズ - >
レンズ:チークカラーレンズ(ボルドー) +¥3,300
[ メイクのコツ ]
眉と目元を整えると完成度がアップ!
顔にメリハリを出す、表情を引き締めて見せるなど、メガネはもともと"すっぴん隠し"に効果あり。チークカラーレンズを入れることで、"隠す"から一歩進んだ、メイクしたような印象に見せることが可能です。
ノーメイクにそのまま、もOKですが、眉を整える、アイラインやマスカラを入れるといったひと手間をかければ、より「メイクした印象」が引き立ちます。
「ここ最近のメイクは、あまりきっちりさせず、抜け感を出すのがトレンド。チークカラーレンズのメガネがあれば、眉を整え、目元はアイカラーなしでアイラインとマスカラのみ、リップは艶感のあるカラーをふんわりのせるといったミニマルなメイクで、今っぽくメイクした雰囲気になります」(ヘアメイク・石丸雄策さん)
「ここ最近のメイクは、あまりきっちりさせず、抜け感を出すのがトレンド。チークカラーレンズのメガネがあれば、眉を整え、目元はアイカラーなしでアイラインとマスカラのみ、リップは艶感のあるカラーをふんわりのせるといったミニマルなメイクで、今っぽくメイクした雰囲気になります」(ヘアメイク・石丸雄策さん)
眉はアイブロウペンシルで自然なラインに整えます。アイメイクは、いずれも黒のリキッドアイライナーとマスカラを使用。下まつ毛にもさっとつけて。まぶたのくすみや目の下のクマが気になるなら、コンシーラーやアイベースをプラス。リップは艶感のあるピンク系を、はっきりラインを描かずにのせています。
[ マスク合わせのコツ ]
色みがわかる淡い色のマスクがおすすめ
チークカラーレンズを入れるフレームは縦幅が広めのタイプ。そのため、メガネの下部とマスクが重なってしまうことが少なくありません。レンズの色みを生かすなら、マスクはホワイトや薄めベージュといった淡い色をチョイス。マスクの上にレンズの色がのるけれど、意外としっくりなじみます。
マスクをしていると、せっかくチークをつけてもマスクとの摩擦で落ちてしまいがち。マスク使用時の「メイク直しがいらないチーク」として取り入れるのも手です。
マスクと重なった部分の見え方はこんなイメージ。淡い色のマスクなら、ふんわり自然に発色します。
レンズ:チークカラーレンズ(ピーチピンク) +¥3,300
※商品画像はイメージです。実際と色味が異なる場合がございます。
わずかな外向き時間のためのメイクをする時間と手間を軽減できるよう、JINSが独自に開発したチークカラーレンズ。絶妙なチークメイク効果でオフの日のメガネとして愛用する人も増えています。まだ試したことがない人は、ぜひ店頭で実際に掛けてみてください。
なおチークカラーレンズは、オンラインショップでの取り扱いはありません。その理由は、お客様のお顔立ちを確認し、どのくらいの位置に色を入れるか確認して作成するからです。実際にフレームをかけていただき調整するため、店頭のみでの対応となっています。掛ける人ひとりひとりに最適なチークカラーレンズをご提案しております。もし「自分に似合うかな......」と心配でも、どうぞ安心してJINSのお店にお越しください。
[Profile]
□Stylist/金田太郎さん:
ファッション誌や広告のスタイリングなどで活躍。自身もかなりのメガネフリークでメガネのトレンドにも詳しい。
□Hair & Make up/石丸雄策さん:
都内美容室でのサロンワークを経て独立。ファッション雑誌やカタログ、アーティストなどのヘア&メイクアップを手がける。