メガネ愛用者の悩みの一つとして「メガネが曇ってしまうこと」があります。食事中や、冬やスポーツ中だけでなく、マスク着用時などにも起こりやすい問題です。そこで、メガネが曇る理由や対策をご紹介します。
メガネが曇る原因は?

メガネが曇ってしまう原因はさまざまです。ここでは、メガネが曇ってしまう理由や原因をご紹介します。
①水蒸気によって結露する
温かい食べ物を食べている時や、冬の寒い日や雨の日などはメガネが曇りやすくなります。
食事中の食べ物の湯気や蒸気のほかに、ランニングや呼吸の際の水蒸気も原因になります。
特に、マスク着用時などはマスクの隙間から漏れる息によって曇りやすくなってしまいます。
②レンズに付着した油分
メガネが曇る原因は、湯気や蒸気のほかに、レンズに付着してしまった油分によることもあります。メガネの付け外しの際に指が触れてしまうことや、料理やメイク中などに意図せず油分で汚れてしまうこともあります。また、手でレンズを触れていなくても、まつ毛の先に付着した油分などが、レンズの内側に触れてしまうこともあります。
③コーティングがはがれている
レンズにコーティングが施されている場合、長期の使用による経年劣化や使用環境によっては、コーティングが剥がれてしまうことがあります。レンズコートが剥がれてむらになってしまっていることで曇りのようになり、視界がクリアでなくなってしまいます。拭いても改善しない場合にはコート剥がれの場合もあり、レンズ交換などを購入店へ相談しましょう。
メガネを曇らせない!予防法とは?

花粉や黄砂の季節、寒い冬や風邪予防に欠かせないマスクですが、メガネをつけているとどうしても曇ってしまうのが悩みのたねです。メガネのレンズが曇ってしまう理由はさまざまですが、マスクの付け方や選び方、レンズのケアで対策することができます。
曇らないマスクの付け方をマスターする
マスク着用時にメガネが曇ってしまうのは、マスクと顔の間にできる隙間から呼吸時の息が漏れていることも原因です。冬など外気温との温度差が激しいと、息に含まれる水蒸気が水滴となってメガネのレンズを曇らせてしまいます。そのため、隙間を埋めるように付け方を工夫することで曇りの発生を軽減できます。マスクの上部を折り込んでフィット感をあげたり、ティッシュなどを挟んだりするのも工夫のひとつです。
曇らないマスクを使う
メガネを曇らせないためには、マスクの選び方を工夫する方法もおすすめです。曇りにくいマスクとして販売されている商品の中には、パッドやフィルターでフィット感を工夫し、マスクと顔の間に隙間ができにくくなっているものもあります。通気穴やバルブなどが設計されたマスクもあります。
また、メガネを曇りにくくするためにマスクの内側に入れる便利グッズなども販売されています。
曇り防止アイテムを活用する

メガネを曇らせないためには、メガネ用の曇り止めスプレーを活用するのもおすすめです。
JINSの国産「メガネ用くもり止めスプレー」は、お手持ちのメガネのレンズに吹きかけて、レンズ両面に塗り広げ、液が乾いてから柔らかい布やティッシュで拭きます。
携帯に優れた小型のスプレーで、クロス不使用でティッシュで仕上げられるので、外出先でも使いやすいのが魅力です。曇りのない清潔なメガネは清潔感を与えてくれるので、曇り止めだけでなく除菌効果もあるのはとても便利です。
曇らないメガネ・レンズを使う
マスクの付け方やレンズケアのほかに、曇りにくいメガネやレンズを選ぶこともおすすめです。日常的に気をつけたりお手入れしたりすることは大切ですが、そもそも曇りづらいメガネを選べば、手間なくより快適になります。
例えば、オプションで選べる時には曇り止めの加工をしてくれるプランを選択して、レンズに曇り止めのコーティングが施されているものを選ぶようにしましょう。
JINSおすすめの曇り止めレンズとは?

JINSおすすめの「くもり止めレンズ」は、吸水性ウレタン樹脂層によって水分を吸収させることで水分の結露を防いでくれる、曇り防止効果の高い防曇コーティングです。標準レンズに比べて曇りにくい構造になっているので、花粉や飛沫対策でのマスク着用時や、温かい料理の湯気や蒸気、寒い冬の季節などにおすすめです。
表面を撥水層でコートしているため汚れがつきにくいのも魅力です。メンテナンスフリーなので、専用薬品不要でお手持ちのメガネ拭きで手軽にお手入れができます。JINSでは、度数や超薄型非球面レンズ(1.60 / 1.67)にも追加料金なしで選べるようになっているのも嬉しいポイントです。紫外線99%以上カットで、遠近両用など累進レンズにも対応しています。
まとめ

気をつけていてもついつい曇ってしまうメガネのレンズ問題は、さまざまな方法で対策やケアをすることができます。花粉や黄砂の季節、すっぴん隠し、寒い冬の季節や感染対策など、風邪をひいていなくても日常的にマスクを取り入れる方も増えていますので、メガネ愛用者は曇り対策を意識する必要があります。
レンズが曇ってしまうと不快に感じることの他にも、前が見えないので歩行や運転時なども危険です。是非この機会に対策してみてくださいね。