JINS WEEKLY編集部のJ子です。
ミラーレンズは表面が鏡のように加工され、光を反射するレンズのことです。スポーツ用サングラスとして人気ですが、個性的でスタイリッシュな見た目から、ファッションアイテムとして愛用する方も少なくありません。
しかし、特殊な加工を施しているため、デメリットや注意点もいくつかあります。
今回は、ミラーレンズの購入前に知っておきたいデメリットを紹介します。ウィークポイントをカバーする方法や選び方もあわせて見ていきましょう。
1.ミラーレンズのサングラスのデメリットは3つ
裏写りが起きやすい
高温下ではミラーコーティングが割れやすい
コーティングは修復できない
2.ミラーレンズのデメリットをカバーする方法
なるべく顔にフィットするフレームを選ぶ
高温環境で保管しない
レンズを乾拭きしない
3.ミラーレンズの選ぶポイントも押さえよう
4.JINSのミラーレンズは30色から選べる
5.まとめ
1.ミラーレンズのサングラスのデメリットは3つ
ミラーレンズは鏡のような見た目で、防眩性やファッション性の高さが魅力です。一方で、特殊な反射加工により、他のサングラスにはないウィークポイントもあります。
ミラーレンズ特有のデメリットには何があるのでしょうか?主なものを3つ解説します。
裏写りが起きやすい
レンズの裏面でもミラー加工の効果が出る場合があります。サングラスと顔の隙間から入り込んだ光が反射し、自分の顔や後ろの背景が見える「裏写り」が起こりやすいのです。
特に、ベースカラーが薄いレンズで裏写りしやすく、色によっても反射しやすさは様々です。運転やスポーツなど、視認性が重要なシーンでの使用には注意が必要です。
高温下ではミラーコーティングが割れやすい
ミラーコーティングは熱の影響でひび割れしやすい特徴があります。これはクラックと呼ばれ、高温下で膨張したレンズにコーティングが引っ張られることが原因です。
クラックが起きたサングラスは光がチラつき、視認性が悪くなります。炎天下での使用や車内での保管は避けるようにしましょう。
コーティングは修復できない
傷がついたミラーレンズは、残念ながら修復できません。コーティングの塗り直しができないため、レンズ自体を交換する必要があります。
傷ができると、少しの衝撃でコーティングが剥がれやすくなります。目立ちますし、視界が悪くなる可能性があります。激しい運動をする時は落としやすいため、注意が必要です。
2.ミラーレンズのデメリットをカバーする方法
ミラーレンズは、選び方や使い方次第で長く快適に使用できます。デメリットをカバーする方法を見ていきましょう。
なるべく顔にフィットするフレームを選ぶ
ミラーレンズの裏写りは顔とサングラスの隙間から光が入り込むことで起こります。つまり、顔とサングラスの隙間を狭くすれば反射しにくくなるということです。
裏写りが気になる方は、フィッティングの時になるべく顔とレンズの間に隙間ができないように、かけ具合を調整してもらいましょう。また、スポーツサングラスのような、フィット感の高いフレームを選ぶのも効果的です。
高温環境で保管しない
クラックを防ぐために、ミラーレンズに高熱が加わるような場所に長時間放置するのは避けましょう。炎天下の車内や直射日光の当たる窓辺は要注意です。一時的にサングラスを置いておく場合も、日陰や暗所、涼しい場所に置くように気をつけてください。
レンズを乾拭きしない
盲点かもしれませんが、レンズのお手入れとして行う乾拭きが、思わぬ傷を作る原因になります。レンズ表面に汚れが付いたままゴシゴシ擦ることで、摩擦から傷がついてしまうのです。
ミラーレンズを拭くときは、まず流水でレンズ表面のホコリをやさしく洗い流しましょう。その後、ティッシュで軽く水分を拭きとり、メガネ拭きで乾拭きをします。お手入れをするときも、丁寧にやさしく扱ってくださいね。
3.ミラーレンズの選ぶポイントも押さえよう
ミラーコーティングのカラーには、シルバーやブルー、グリーンなどがありますが、組み合わせるレンズのベースカラーの濃度によって、目元の透け具合に差が出ます。
クールな雰囲気やスタイリッシュさをアピールしたい方は、反射効果が高く、目元が透けにくい濃い色を選ぶとよいでしょう。反対に、薄い色を選ぶと目元が透けて見えるため、視野の明るさを求める人や、さわやかさ、親しみやすい印象を演出したい方におすすめです。
カラー濃度については、メガネ専門店で試着をしながら確認するのが一番です。スタッフへご相談頂ければ、叶えたい印象やかける目的に合わせてカラーをご提案いたします。
4.JINSのミラーレンズは30色から選べる
JINSのミラーレンズはとても種類が豊富です。10色のカラーレンズにシルバー・ブルー・グリーンいずれかのミラー加工を施せるため、30パターンものラインアップがあります。
それぞれ見え方やかけてみた印象が変わるため、ぜひ実際に着用してみて頂きたいですが、ご来店が難しいお客様はオンラインで3D試着も可能です。
試着をして気に入ったミラーレンズを見つけてくださいね。
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5.まとめ
スタイリッシュな見た目から人気のミラーレンズですが、裏写りしやすい、熱でコーティングが割れやすい、ついた傷は修復できないといったデメリットがあります。
とはいえ、選び方や使い方次第でデメリットはカバーできます。裏写りが気になる方は顔にフィットするフレームを選んでいただくと反射しにくくなります。涼しい場所に保管し、汚れた時は水で洗ってから拭いて頂くと、傷もあまりつきません。
ミラーレンズのサングラスはベースカラーの色や濃さによって、目元の透け具合が異なります。かけた時の印象も変わるので、試着しながらイメージに近いカラーを選びましょう。

JINS WEEKLY 編集部J子
JINS歴10年。メガネ保有数45本のメガネフリーク。現在はAirframeシリーズを愛用中。