JINS WEEKLY編集部のI美です。
サングラスをコーデとして頭にかけるスタイルってよく目にしますよね。スタイリッシュでかっこいいですが、実はサングラスのことを考えるとあまりおすすめできないんです。
なぜ「頭にサングラス」はよくないのでしょうか？
今回はサングラスを頭にかけない方がいい理由と、持ち運びにおすすめのアイテムをご紹介します。おしゃれなアイテムもあるのでファッションとしても楽しめますよ。

1.サングラスを頭にかけるとフレームの幅が広がってしまう

サングラスを頭にかけるのをおすすめできない一番の理由は、フレームの幅が広がってしまうこと。顔より幅が広い頭にかけるとフレームが戻らなくなってしまう可能性があるんです。
サングラスは顔の正面にかけるものとして作られているので、頭の形には対応できません。購入時に顔に合わせてサイズ調整をしているのに、それもフレームのゆがみで台なしになってしまいます。
コーディネートのアクセントやサングラスの一時置き場として、頭の上にかけたくなるかもしれませんが、大事なサングラスのためには避けた方がいいでしょう。

2.サングラスを頭にかけることで生じるデメリット

頭にかけるとサングラスにどんなダメージあるのか、もう少し詳しくみてみましょう。フレーム幅が広がると、こんなデメリットが生じるかもしれません。

紫外線対策の効果が薄れる

フレームの広がりはサングラスの紫外線防止効果を弱めます。
フレームが緩いとサングラスがズレやすくなりますよね？そうすると顔とサングラスの間にできた隙間から紫外線が入りこんでしまうんです。さらに、眩しい光や風、砂も入りやすくなって眼を守る効果も下がってしまいます。

見え方に影響する

フレームが歪むとサングラスを正しい位置でかけられず、見え方が悪くなる場合があります。特に影響が大きいのが度付きのサングラス。レンズの位置がずれて眼との距離が変わってしまい、視力補正がきちんとできなくなってしまいます。
偏光サングラスの場合はフレームの歪みによって偏光レンズの見え方がひずむ可能性も。視界のぼやけは安全性にも関わるので気をつけたいですね。

かけ心地に影響する

広がったフレームは顔へのフィット感がなくなり、かけ心地にも違和感が生まれやすくなります。サイズ感の合わないサングラスをかけていると、耳や鼻に痛みが出やすくなるんです。
「はじめは平気だったのに最近痛くなった」という人はフレームが歪んでいるのかもしれません。お気に入りのサングラスが使い勝手の悪いものになってしまうのは悲しいですよね。

フレームやレンズの破損につながる

サングラスを頭にかけることはフレームやレンズの破損にもつながります。フレームが本来の幅以上に広がると色々なパーツに負担がかかり、そこからポキッと折れてしまうこともあります。
頭で固定できるわけではありませんから、落ちて破損するリスクも増えるでしょう。
特に注意したいのは、帽子の上にサングラスをかけるスタイルです。サングラスをかけていることを忘れて帽子を外すと...、いきおいよく落下する様子が想像できますね。

フレーム素材が変色する

髪のスタイリング剤はフレーム素材を傷める原因の1つです。サングラスを頭にかけると、スタイリング剤が付着し、そのまま放っておくとフレームが変質して劣化してしまいます。プラスチック部分が変色していたらもう買い替え時と考えていいでしょう。
頭にかけるクセは、サングラスの寿命を縮めてしまうんです。

3.頭にかけない！外したサングラスを持ち運べるアイテム

頭にかけるのはNG！とはいえ、ちょっとだけサングラスを外したいシーンは多いもの。そんなときはこんな持ち運びアイテムを使うのがおすすめです。ファッション小物として選ぶのも楽しいですよ。

カラビナ付きサングラスケース

サングラスの保管にベストなのはサングラスケース、特におすすめはカラビナが付いたタイプです。カラビナで腰にケースをぶら下げていれば、アウトドアシーンでもさっとつけ外しできますし、手ぶらで出かけたいときにも邪魔になりません。
実は、サングラスはレンズやフレームへのダメージの他、紫外線や高温でも劣化が進む可能性があります。サングラスを使わないときは日差しを遮るケースにしまっておきましょう。

グラスコード

ケースへの出し入れが面倒という人はグラスコードがおすすめ。ひもで常に首からぶら下げておけるので便利です。サングラスをまたすぐかける場合や荷物を増やしたくないときにもぴったり。
グラスコードは最近おしゃれ小物として注目を集めていて、素材や色も豊富で顔周りのアクセントとしてコーデにも使えます。
ただし首からぶら下がっているので、揺れてサングラスをぶつけないように気を付けてくださいね。

4.まとめ

サングラスを頭にかけるスタイルは、フレームが広がってサングラスを痛めてしまうのでおすすめできません。フレームやレンズが破損しやすくなるだけでなく、見え方やかけ心地が悪くなり、劣化を早める原因にもなります。
もし頻繁にかけ外しするなら、持ち運びしやすいカラビナ付きケースやグラスコードを使いましょう。サングラスを守りつつおしゃれなコーデアイテムとしても楽しめますよ。