子ども用のメガネについて、選び方や作る際の流れ、おすすめメガネをご紹介します。
お子様の近視や、子ども用のメガネの気になる疑問にお答えします。
こどもの近視とは
視力は環境や習慣、年齢などで変化します。そのため、成長期のお子様の視力の変化には特に注意して気をつけなくてはいけません。
お子様の場合には、見えにくいことを上手に伝えられないこともあるので、目を細める仕草や目線の動きを観察して、少しでも気になることがある場合は眼科専門医への相談がおすすめです。
遠視とは?近視・乱視・老眼との違いや遠近両用メガネをかけるメリットも説明 >
初めてのメガネ選び!こども用メガネを作る流れ
こども用メガネを作る際の流れについてご説明します。
初めてのメガネ選びの参考にしてください。
眼科検診
子どもの視力低下には様々な原因が考えられます。
見え方に違和感を覚えたり視力低下を感じた時でも、近視や遠視、乱視などの屈折異常なのか、それとも目の病気などが原因なのか、その診断は眼科専門医でなければできません。
そのため、お子様のメガネを作る際には、まず眼科に行って目の状態を診察してもらうことが重要です。
処方箋を貰う
これまでメガネを使用してきている大人の場合は、以前のメガネと同じ度数で作ったり、メガネ販売店の視力検査で希望する見え方の度数を測ってメガネを作ったりする方もいます。
しかし、子どものメガネの場合は眼科で診察してもらって度数を決め、その度数で作成するのが安心です。
フレーム選び
処方箋を持参してメガネ販売店を訪れたら、お子様のお顔に合うサイズのフレームを選びましょう。
お子様に限ったことではありませんが、顔幅に対してメガネ大きすぎたり小さすぎたりしないか、黒目の位置がレンズの中央付近にきているか等、メガネを選ぶ際にチェックするポイントはいくつかあります。サイズやかかり具合が合わないと見え方に影響する可能性もあるので、メガネ販売店のスタッフに確認してもらうのがオススメです。
また、近視や遠視などの度数はもちろん、常用するのか授業中に使うのか等の使用目的も併せてスタッフに伝えると、よりスムーズです。
そうして絞り込まれたサイズの合うフレームの中から、お子様のお気に入りの色やデザインで気に入ったフレームを選びましょう。
調整・受取
処方箋通りの度数でメガネを作ってもらったら、次に見え方の確認とかけ心地の調整をします。
お子様に限ったことではなく、かけ心地が合っていないメガネを使用していると見え方やかけ心地に違和感があったり、ズレるから自分はメガネが似合わないと思い込んでしまったりなど、そういったストレスからメガネ嫌いになってしまう場合もあります。
メガネ販売店の店員さんに見え方とかけ心地を調整してもらうと、そういった心配はなくなります。
黒目の位置が不自然ではないか、こめかみや耳などフレームの当たる位置が痛くないか、鼻パッドがズレていないか、しっかりとかかり具合を調整してもらいましょう。
定期検診とアフターメンテナンス
メガネは作ったらそれっきりでおしまいではありません。
特に成長期のお子様の場合は、見え方の変化や進行具合も様々なので、かかりつけの眼科で定期的に 状態をチェックしましょう。
また、お子様に限らず、毎日の使用でフレームが歪んだり緩くなってズレてしまったりと、かけ心地も日々変わってしまいます。購入店舗でのかかり具合も定期的に確認することが大切です。かけ心地の調整は多くの場合無料 ですので、快適な使用のために習慣づけましょう。
JINSのおすすめこども用メガネ
JINSではキッズやジュニア用メガネも販売しています。
Kids Rim Metal / KMF-23S-143 / ¥5,900>
例えば、7~10歳向けサイズのキッズ向けメタルフレームは、鼻パッドがクリングス仕様で、かけ心地の調整もしっかりできるため、メガネがズレて気になってしまうお子様にもおすすめです。カラー展開も豊富なので、お気に入りのメガネを見つけられます。
Kids Airframe Basic-Fit / KRF-23S-142 /¥5,900>
また、軽いかけ心地のKids Airframe Basic-Fit は、調整可能な鼻パッドとラバーモダンでアクティブなお子様にもおすすめです。
Kids Airframe Basic-Fit / KRF-23S-141 / ¥5,900>
JINSのKids Airframe Basic-Fitはベーシックで顔馴染みの良いオーバル型のフレームもあります。
初めてのメガネで似合うデザインがわからない、成長に合わせて色々なデザインのメガネを試してみたいというお子様にもおすすめです。
カラーバリエーションが豊富でシンプルなデザインのため、男女問わず人気です。
こども用メガネに関するよくある質問
近視と診断されたらどうすればいいの?
見えづらい状態が続くことは転倒など怪我のリスクだけではなく、目にとっても良くありません。
近視と診断された場合は、眼科専門医の処方のもとで適切な度数のメガネを使用することが大切です。
何歳ごろから近視になる子どもが多い?
発症年齢は様々ですが、一般的には、小・中学生で裸眼視力が落ち始め、近視が進行するケースが多いとされています。
何歳だから大丈夫といった目安はありませんので、気になった時には放置せずに、眼科専門医に相談しましょう。
近視は治らない?
現時点では、一度近視になってしまった目を元の状態に戻すことはできません。
しかし、進行を緩やかにする方法はいくつかあります。
強い度数のメガネは子どもの目に悪い?
矯正度数が目の状態に対して強すぎたり弱すぎたりするメガネを使用することは良くありません。
眼科で視力検査を行い、眼科専門医と相談の上で適切なメガネの使用を検討してください。
まとめ
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01程度しかありません。そして個人差はありますが、成長に伴って6歳頃までに大部分の子どもが大人と同じ視力をもつようになると言われています。
しかし、見えづらそうな仕草をしているなど、気になる際はすぐに眼科を受診することが重要です。