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毎日の習慣に! メガネを長持ちさせる秘訣

2021.12.08

日々、かけると外すを繰り返し、暑い夏も、寒い冬も、時には雨や台風でも使われるメガネ。もともと日常のあらゆる環境に耐えうるよう作られていますが、デリケートな面も持ち合わせており、普段の扱い方によって寿命は変わります。今回は、正しいメガネの扱い方を今一度おさらい。あわせて、メガネを劣化させる代表的な原因と対処法を紹介します。




たたむ時は左から。

メーカーを問わず、日本のメガネのほとんどは、左からたたむことを想定して作られています。この"左"とは、両手でメガネを外した時に左手で持っている側のこと。こちらのテンプルを先に折りたたみ、その上に右のテンプルを重ねると、テンプルが浮かずきれいにたためます(テンプルの調整具合によっては当てはまらない場合もあります)。特に注意したいのはハードケースに入れる場合。正しくたためていないとテンプルが浮いてケースにあたり、余計な負荷がかかることも。左からたたむことを習慣づけましょう。


たたむ時は左から。



かける&外すは必ず両手で。

「ラクだから」と、つい片手でかけたり外したりしていませんか? 繰り返すとヒンジやフレームに負荷がかかり、フレームのゆるみやズレの原因になることも。かける時は両手でテンプルを持って正面からまっすぐかける、外す時は逆の要領で、両手でテンプルを持ってまっすぐ前に引き出すようにしましょう。


かける&外すは必ず両手で。



置く時は"レンズを上に"がマスト。

デスクなどにメガネを一時的に置く場合は、レンズに傷がつくのを防ぐため、レンズを上にして置きましょう。たたんだ状態ならテンプルを下に。たたまない状態ならレンズ上部を下にして"逆さま"に置くと安定します。


置く時はレンズを上にがマスト。



汚れがひどい時は水洗いを取り入れて。

メガネがホコリや脂で汚れている場合は、乾拭きするとレンズやフレームを傷つける危険も。まずは、流水で全体を洗い流した後で、メガネクリーナーや薄めた中性洗剤で汚れを落とします。その後、ティッシュで軽く拭きメガネ拭きを使ってやさしく仕上げ拭きしましょう。
なお、メガネ屋さんなどに置かれている超音波洗浄機は、細部まで汚れが落とせるというメリットがある反面、使いすぎるとコーティングやメッキの剥がれ、ネジのゆるみの原因になることも。使いすぎには注意です。


汚れがひどい時は水洗いを取り入れて。



"うっかり高温"に要注意!

レンズにもフレームにもプラスチックを使っていることがほとんどのメガネですが、高温に弱いという弱点を持っています。普段使いする分には問題ありませんが、見落としがちなのがドライヤーの熱風やサウナの高温。ひび割れの原因になってしまいます。ドライヤーの熱風は極力避け、サウナでは使わないよう心がけを。金属のフレームも高温になるとやけどの可能性があるので注意です。


うっかり高温に要注意!



炎天下や直射日光は避けましょう。

前述のように高温に弱いメガネ。劣化を防ぐには保管場所にも注意。直射日光や高温の場所は避けましょう。直射日光があたる場所に置いておくと、レンズに当たった太陽光が1点に集まり、収斂(しゅうれん)火災を起こす危険もあります。
また、注意したいのが車の中。車内に放置するのはもちろん、ダッシュボードの上は特に高温になるため、メガネを置いたり、保管場所には向きません。長く愛用したいなら、運転用のメガネやサングラスを、車内に"置きメガネ"するのは厳禁です。


炎天下や直射日光は避けましょう。



雨や汗で濡れたらすぐに拭き取って。

雨の日の外出で濡れてしまったり、夏場やスポーツ時に使って汗がついてしまったり。そんな時は、すぐに水気を拭き取るのを忘れずに。放置しておくと、サビが出たり、水あとがレンズやフレームのシミになって取れなくなる危険があります。なお、雨水はホコリなど、汗は塩分や皮脂を含むので、拭き取る前に全体をさっと水で洗い流すとベターです。


雨や汗で濡れたらすぐに拭き取って。



新品を買った直後は丁寧に扱っていても、毎日使ううちについ気が緩んで......。そんな経験、メガネユーザーなら思い当たるフシがあるのではないでしょうか。お気に入りのメガネは少しでも長く付き合いたいもの。ちょっとした心がけで、調整する頻度が減ったり、レンズやフレームの劣化を遅らせることに繋がるので、ぜひ実践して、よい状態で長くメガネを愛用していただければ幸いです。

JINSではメガネのお渡し時に、取扱説明書をあわせてお渡ししています。今回ご紹介した内容がコンパクトにまとまっているので、手元に置いておき、時には読み返してみてくださいね。

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【Staff credit 】Text:Taemi Suemoto、Illustration:Hisashi Ohkawa、AD:COLORS

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