メガネユーザーにとって悩ましい「メガネのくもり」。気温が下がるこれからの時季は、特に気になってきます。くもり止めスプレーを使うなど対策はいくつかありますが、「くもり止めレンズ」に変えるのもひとつの手。レンズ表面に特殊な加工が施されているので、くもりを抑えることが期待できます。しかもこの秋からはカラーレンズも対応可能に! 今回は「くもり止めレンズ」の最新事情をご紹介します。
「マスク着用時のメガネの悩み」1位はメガネのくもり
コロナウイルス対策に加え、インフルエンザにも注意したい冬。マスク着用の日々は続きます。マスクをしていると吐く息が前に行かず上に上がるため、メガネがくもりがち。JINSの調査によると、なんと7割以上のメガネユーザーが「マスク着用時のメガネの悩み」として「メガネがくもりやすい」と感じており、ダントツの1位です※。
※JINS調べ「メガネ白書2022」

通勤、食事...冬はメガネがくもりやすい時季です
メガネがくもる原因は、空気や息などに含まれる水蒸気が冷え、結露となってレンズの表面に付着するから。冬は気温が低いためメガネが冷やされ、メガネまわりの水蒸気が結露しやすくなります。加えて、混雑した電車やバスの車内で過ごしたり、コーヒーを飲んだりラーメンを食べたりなど、温かく湿った空気に接する機会が多いのも「冬はメガネがくもりやすい」理由です。
メガネが温まるまでは、拭いても再びくもったり、また食事時には、湯気がかかる度にくもったりと、わずらわしく感じることが多いのではないでしょうか。

悩ましいメガネのくもりを解決! くもり止めレンズ
前述の通り、空気や息などに含まれる水蒸気が冷やされて結露となり、レンズの表面に付着することによって起こるメガネのくもり。「くもり止めレンズ」は、レンズ表面に特殊なコーティングを施すことで、結露を付着しづらくしたレンズです。下の動画を見ればその差は歴然!
なお、くもり止めレンズのコーティングには「吸水性」と「親水性」の2タイプがあり、仕組みが異なるためそれぞれにメリットとデメリットがあります。
JINSのくもり止めレンズは「吸水性」を採用しています。「吸水性」のメリットは、定期的なメンテナンスや専用クロスが不要で、メガネの汚れが気になったら、お手持ちのメガネ拭きでお手入れできるという手軽さ。くもり止めクロスやスプレーをかける手間もありません。デメリットとしてはレンズの設計上レンズに傷がつき易い為、やさしく拭く必要があります。また反射防止コートがないため、一般的なメガネレンズより反射が強めな点です。
くもり止めレンズが、カラーレンズにも対応可能に
これまでくもり止めレンズはクリアレンズのみの対応でしたが、11/1(火)よりカラーレンズも対応可能に。ショップではカラーレンズ全38色をくもり止めレンズに変更できます(オンラインショップではツインカラー・グラデーションカラーを除く30色に対応)。料金は、フレーム価格に、くもり止めレンズ5,500円とカラーレンズ3,300円の差額を加えた「フレーム価格+8,800円」です。
春より色バリエーションが大幅に増え、人気を博しているカラーレンズ。「カラーレンズを使っているから、くもり止めレンズにできず残念」と思っていた人にも嬉しいニュースです。
\ 38 COLORS OK! /
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この冬も引き続きマスク着用の場面が多く、メガネのくもりに悩まされそう。JINSのくもり止めレンズは吸水性コーティングなので、お手入れのわずらわしさを極力抑えて、くもりを防いで快適に過ごせるのが嬉しい点です。カラーレンズにも対応となり、カラーレンズのメガネを検討している人は、くもり止めレンズにすることもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。