JINS WEEKLY編集部のN輝です。
紫外線量によって色が変化する調光レンズは、メガネとサングラスの二役を担う便利なアイテムです。特に日差しの強い季節に重宝しますが、2wayならではの使いにくさを感じる方もいるようです。
そこで今回は、調光レンズのデメリットになりうる特徴や着用が向いていない人、反対におすすめしたい人をご紹介します。理解を深めて、調光レンズを楽しんでみませんか?
1.そもそも調光レンズとは?
2.調光レンズのメリット4つ
3.調光レンズのデメリット7つ
レンズが着色するタイミングを選べない
車内での調光レンズの色の変化は期待できない
気温によりレンズの色の濃さが一定しない
色が抜けるまで多少時間がかかる
片側だけのレンズ交換ができない
使っていくうちに色の変化が鈍くなる
傷がつくとその箇所だけ調光機能がなくなる
4.こんな人には調光レンズがおすすめ
旅行などプライベートでの使用がメインの人
ロードバイクなどのツーリングが趣味の人
機能性よりも利便性を重視する人
5.調光レンズの使用が向いていない人の特徴
フォーマルな場での使用を想定している人
車の運転時の使用を想定している人
夏場に眩しさを防ぐ目的で検討している人
6.まとめ
1.そもそも調光レンズとは?
調光レンズとは、紫外線に反応して色の濃度が変化する構造のレンズのことを言います。
屋外など紫外線が強い場合にはレンズは濃く、屋内など紫外線が弱い時にはレンズはクリア~薄い色に変化します。
調光レンズの表面は感光物質によってコーティングされていて、紫外線もしくは可視光線をあてると構造変化を起こし着色する仕組みです。
2.調光レンズのメリット4つ
調光レンズのメリットとして以下のようなことが挙げられます。
・1本でメガネとサングラス2本の用途でニーズを叶えられる
・メガネとサングラスを掛け替える手間がない
・2本持ち歩く必要がないので身軽でいられる
・1本2役なので2本分購入するよりもコストパフォーマンスが良い
JINSの調光レンズは、紫外線を99%以上カットするため、目を紫外線から保護する効果もあります。これにより、目の健康を守りながら、日常生活での利便性を高めることができます。
3.調光レンズのデメリット7つ
調光レンズは紫外線の量でカラー濃度が変わる特性があります。メガネとサングラスをかけ外しするわずらわしさがなく、普段使いからアウトドアシーンまで活用の幅が広いファッションアイテムです。
しかし、デメリットや注意点をよく知らないまま購入すると後悔するかもしれません。事前にデメリットを知って納得してから購入しましょう。
レンズが着色するタイミングを選べない
紫外線によってレンズの色が変化するため、クリアな視界を保ちたいシーンでも着色する可能性があります。サングラスがそぐわない場面で、思いがけずレンズに色がつくリスクも考えられます。
視認性を確保したい時や、フォーマルな装いが求められる場面では、万が一に備えて使用を控えた方がいいかもしれません。
車内での調光レンズの色の変化は期待できない
自動車の車内では、調光レンズの色の変化はあまり期待できないとされています。その理由としては、自動車のフロントガラスの多くはもともと紫外線を抑えるUVカット加工が施されていることがあげられます。
そのため、屋外で調光レンズを使用した時のようなレンズの色の変化は期待できません。
一般的な調光レンズを車内で使用した場合にはレンズの色がほとんど変わらないので、サングラスのような効果を期待したいのであれば可視光調光レンズがおすすめです。
JINSでは車内でも色が変わる「可視光調光レンズ」も販売しています。
調光/可視光調光レンズ・サングラス | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)>
気温によりレンズの色の濃さが一定しない
調光レンズのカラー濃度は、気温の影響も受けることはご存知でしょうか?同じ紫外線量でも、気温が高いと淡く、気温が低いと濃くなる傾向があります。
日差しの強い夏にこそよく発色してほしいものですが、暑い日はあまり着色せず、防眩効果に物足りなさを感じてしまうかもしれません。しっかりとまぶしさを防ぎたい時は、サングラスを併用した方がいいでしょう。
色が抜けるまで多少時間がかかる
一般的に、紫外線を浴びてからレンズの色が濃くなるまで数十秒ほど、レンズの色がクリアに戻るまでに数分ほどかかるとされています。
レンズが着色した状態で急に暗所へ移動すると、色が抜けるまでに時間がかかり、最初は見にくさを感じるはずです。例えば、屋外から建物の中へ入った瞬間は明るさが足りず、視認性が損なわれるケースがあります。
場合によっては身の危険に繋がることもあるので、気をつけなければなりません。
片側だけのレンズ交換ができない
メガネのレンズに傷がついて、片方だけ交換した経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?調光レンズも片方のみの交換は可能ですが、あまりおすすめできません。
先ほど述べたように、調光レンズは使用回数が増えると、中間の色味に落ち着く特性があります。紫外線を浴びない室内でも、淡い色がついた状態のままになるため、同じカラーのレンズに交換しても左右の見た目が変わってしまうでしょう。
そうなるとレンズ両方を交換する必要がありますが、その分費用がかかります。不安な方は、レンズ交換にかかるコストも確認しておくと安心です。
使っていくうちに色の変化が鈍くなる
調光レンズはコーティングの劣化が進むと、色味の変化が鈍くなり、だんだん中間の色に落ち着きます。発色・退色スピードも遅くなるため、「外に出たらすぐまぶしさを防ぎたい」「屋内でサングラスをかけたくない」というお客様は、多少不便さを感じるかもしれません。
変色する回数が多いと、その分コーティングの劣化も進むため、メガネをかけない時はケースにしまって紫外線を当てないよう配慮することが大切です。他のメガネやサングラスより、保管に注意し、変色を防ぐ工夫をしましょう。
調光レンズの寿命は何年?
調光レンズの寿命は約2〜3年ほどと言われています。日々の使用や経年劣化などで徐々に劣化して、約2〜3年で寿命を迎えます。使用頻度の違いなども考慮すると、"今までと色の変わり方が違うな"と感じたら交換の目安であると覚えておくと良いでしょう。
具体的には、色の変化に時間がかかる、中間程度の色味からあまり変化しないなどです。
調光レンズの寿命や買い替えのサインは?長く使うために心がけたいこと>
傷がつくとその箇所だけ調光機能がなくなる
調光レンズは、感光物質によって表面がコーティングされています。もちろんその上に撥水や防汚コートなどがされていることも多いですが、調光レンズに傷がつくとその箇所は調光機能が失われてしまいます。
透明な時や色の変化が薄い時には気にならないかもしれませんが、色の変化が大きくレンズの色が濃くなるとその箇所が目立ってしまいます。加えて、その部分だけでなく全体のコートの剥離の原因にもなりえます。
レンズの傷は調光レンズに限らず、視界へも影響を与えるので、傷がついてしまった場合には買い替えもしくはレンズ交換をしましょう。
レンズを交換する際には片方だけの交換はできないので、両方のレンズを交換する必要があります。片方だけ交換すると、レンズの色変化の左右差がうまれ、正常に使用するのに影響が起こってしまいます。
4.こんな人には調光レンズがおすすめ
いくつかデメリットがあるものの、やっぱり便利なのが調光レンズです。購入をおすすめしたい方の特徴やシーンをご紹介します。
旅行などプライベートでの使用がメインの人
色付きサングラスはカジュアルスタイルとの相性が良いため、プライベートシーンでの着用がおすすめです。
メガネやサングラスを持ち歩かずに済むため、手荷物を減らしたい旅行中に重宝します。キャンプやトレッキングなど、屋内外の移動が多いアウトドアシーンにも活躍しますよ。
ロードバイクなどのツーリングが趣味の人
紫外線量の多い日中はまぶしさを軽減し、日差しのない夜は十分な明るさを確保できるため、昼夜問わずバイクに乗る方も、便利に使えるのではないでしょうか。
ただしトンネルなどで、明るい場所から急に暗いところに入ると、明るさを確保できず大変危険です。ツーリングに使う際は、走行ルートにトンネルや立体交差がないか、事前確認しておきましょう。
機能性よりも利便性を重視する人
サングラスとしての防眩性より、メガネとサングラスをかけ外しする必要がない利便性を重視する方にも調光レンズは向いています。
色の濃いサングラスの方が、まぶしさを抑える効果はより高くなりますが、サングラスを持ち運んだりかけ直したりする手間がかかりますよね?そんなストレスから解放されたい!という方はぜひ調光レンズをお試しください!
5.調光レンズの使用が向いていない人の特徴
調光レンズは使用目的や頻度によって向き不向きが分かれます。メリットよりもデメリットを感じやすい方の特徴やシーンも見てみましょう。
フォーマルな場での使用を想定している人
調光レンズは紫外線や気温・室温により、自然と色が変化します。濃さや変色スピードを調整できないため、ビジネスシーンやフォーマルな場での着用をお考えの方は避けた方がいいかもしれません。
基本的に、ビジネスや冠婚葬祭の場でサングラスをかけることはマナー違反です。非常識だと思われかねないため、屋外での式典に参加する時や、外回りの営業をする際には、調光レンズのサングラスはかけない方が良いでしょう。
もしフォーマルな場でも紫外線カットをしたい場合は、紫外線カット機能がついたクリアレンズをおすすめします。
車の運転時の使用を想定している人
運転中の使用もあまり向きません。バイクは直接紫外線があたるためレンズが変色しますが、最近の自動車はフロントガラスに紫外線カット加工が施されたものも多く、レンズの色が変わらないケースもあります。
フロントガラスから差し込む太陽のまぶしさを抑えたい方は、色付きサングラス、もしくは目に見える光でも色が変わる可視光調光レンズがおすすめです。JINSでは可視光調光レンズの取り扱いがあるため、ぜひご検討ください。
調光/可視光調光レンズ・サングラス | レンズガイド | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)>
夏場に眩しさを防ぐ目的で検討している人
紫外線量の多い夏でも、気温が高いと濃くなりにくい特徴があります。そのため、炎天下での野外フェスやスポーツ観戦、ビーチなどで、レンズ濃度が濃いサングラスとして使いたい方にはあまり向かない可能性もあります。
目元がしっかり隠れるくらいの濃い目のサングラスをお探しの方は、発色の強いダークカラーのレンズか、ぎらつきを抑える偏光レンズの検討をおすすめします。
6.まとめ
調光レンズのサングラスは、紫外線量に合わせて自然と発色・退色する便利なファッションアイテムです。メガネとサングラスをかけ替えずに済む利便性を求めて、検討される方もいるのではないでしょうか?
使用環境や気温により思ったように着色、退色しないデメリットがあるため、サングラスがそぐわない場面での着用はおすすめできません。
しかし、調光レンズはクールな見た目でファッション性が高く、プライベートでの使用に向いています。長時間屋外にいるときも利便性を強く感じられるでしょう。
JINSでは、6色の調光レンズをご用意しております。オンラインで実際の色味や変わり具合、かけた印象をチェックできるので、ぜひご覧ください。
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JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。