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調光レンズのデメリットとは?調光レンズが向いている人の特徴も紹介

2022.11.01

JINS WEEKLY編集部のN輝です。
紫外線量によって色が変化する調光レンズは、メガネとサングラスの二役を担う便利なアイテムです。特に日差しの強い季節に重宝しますが、2wayならではの使いにくさを感じる方もいるようです。
そこで今回は、調光レンズのデメリットになりうる特徴や着用が向いていない人、反対におすすめしたい人をご紹介します。理解を深めて、調光レンズを楽しんでみませんか?





1.調光レンズの5つのデメリット

調光レンズは紫外線の量でカラー濃度が変わる特性があります。メガネとサングラスをかけ外しするわずらわしさがなく、普段使いからアウトドアシーンまで活用の幅が広いファッションアイテムです。
しかし、デメリットや注意点をよく知らないまま購入すると後悔するかもしれません。事前にデメリットを知って納得してから購入しましょう。



レンズが着色するタイミングを選べない

紫外線によってレンズの色が変化するため、クリアな視界を保ちたいシーンでも着色する可能性があります。サングラスがそぐわない場面で、思いがけずレンズに色がつくリスクも考えられます。
視認性を確保したい時や、フォーマルな装いが求められる場面では、万が一に備えて使用を控えた方がいいかもしれません。



気温によりレンズの色の濃さが一定しない

調光レンズのカラー濃度は、気温の影響も受けることはご存知でしょうか?同じ紫外線量でも、気温が高いと淡く、気温が低いと濃くなる傾向があります。
日差しの強い夏にこそよく発色してほしいものですが、暑い日はあまり着色せず、防眩効果に物足りなさを感じてしまうかもしれません。まぶしさを防ぎたい時は、サングラスを併用した方がいいでしょう。



色が抜けるまで多少時間がかかる

一般的に、紫外線を浴びてからレンズの色が濃くなるまで数十秒ほど、レンズの色がクリアに戻るまでに数分ほどかかるとされています。
レンズが着色した状態で急に暗所へ移動すると、色が抜けるまでに時間がかかり、最初は見にくさを感じるはずです。例えば、屋外から建物の中へ入った瞬間は明るさが足りず、視認性が損なわれるケースがあります。
場合によっては身の危険に繋がることもあるので、気をつけなければなりません。



片側だけのレンズ交換ができない

メガネのレンズに傷がついて、片方だけ交換した経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?調光レンズも片方のみの交換は可能ですが、あまりおすすめできません。
先ほど述べたように、調光レンズは使用回数が増えると、中間の色味に落ち着く特性があります。紫外線を浴びない室内でも、淡い色がついた状態のままになるため、同じカラーのレンズに交換しても左右の見た目が変わってしまうでしょう。
そうなるとレンズ両方を交換する必要がありますが、その分費用がかかります。不安な方は、レンズ交換にかかるコストも確認しておくと安心です。



使っていくうちに色の変化が鈍くなる

調光レンズはコーティングの劣化が進むと、色味の変化が鈍くなり、だんだん中間の色に落ち着きます。発色・退色スピードも遅くなるため、「外に出たらすぐまぶしさを防ぎたい」「屋内でサングラスをかけたくない」というお客様は、多少不便さを感じるかもしれません。
変色する回数が多いと、その分コーティングの劣化も進むため、メガネをかけない時はケースにしまって紫外線を当てないよう配慮することが大切です。他のメガネやサングラスより、保管に注意し、変色を防ぐ工夫をしましょう。



2.こんな人には調光レンズがおすすめ

いくつかデメリットがあるものの、やっぱり便利なのが調光レンズです。購入をおすすめしたい方の特徴やシーンをご紹介します。



旅行などプライベートでの使用がメインの人

色付きサングラスはカジュアルスタイルとの相性が良いため、プライベートシーンでの着用がおすすめです。
メガネやサングラスを持ち歩かずに済むため、手荷物を減らしたい旅行中に重宝します。キャンプやトレッキングなど、屋内外の移動が多いアウトドアシーンにも活躍しますよ。



ロードバイクなどのツーリングが趣味の人

紫外線量の多い日中はまぶしさを軽減し、日差しのない夜は十分な明るさを確保できるため、昼夜問わずバイクに乗る方も、便利に使えるのではないでしょうか。
ただしトンネルなどで、明るい場所から急に暗いところに入ると、明るさを確保できず大変危険です。ツーリングに使う際は、走行ルートにトンネルや立体交差がないか、事前確認しておきましょう。



機能性よりも利便性を重視する人

サングラスとしての防眩性より、メガネとサングラスをかけ外しする必要がない利便性を重視する方にも調光レンズは向いています。
色の濃いサングラスの方が、まぶしさを抑える効果は高くなりますが、サングラスを持ち運んだりかけ直したりする手間がかかりますよね?そんなストレスから解放されたい!という方は調光レンズが向いているのではないでしょうか。



3.調光レンズの使用が向いていない人の特徴

調光レンズは使用目的や頻度によって向き不向きが分かれます。メリットよりもデメリットを感じやすい方の特徴やシーンも見てみましょう。



フォーマルな場での使用を想定している人

調光レンズは紫外線や気温・室温により、自然と色が変化します。濃さや変色スピードを調整できないため、ビジネスシーンやフォーマルな場での着用をお考えの方は避けた方がいいかもしれません。
基本的に、ビジネスや冠婚葬祭の場でサングラスをかけることはマナー違反です。非常識だと思われかねないため、屋外での式典に参加する時や、外回りの営業をする際には、調光レンズのサングラスはかけない方が良いでしょう。
もしフォーマルな場でも紫外線カットをしたい場合は、紫外線カット機能がついたクリアレンズをおすすめします。



車の運転時の使用を想定している人

運転中の使用もあまり向きません。バイクは直接紫外線があたるとレンズが変色しやすいですが、最近の自動車はフロントガラスに紫外線カット加工が施されたものも多く、ほとんどレンズが濃くならないケースもあります。
フロントガラスから差し込む太陽のまぶしさを抑えたい方は、色付きサングラスを検討した方がいいかもしれません。もしくは可視光線で色が変わる調光レンズを販売しているメガネ店もあるので、そちらも検討ください。



夏場に眩しさを防ぐ目的で検討している人

紫外線量の多い夏でも、気温が高いと濃くなりにくい特徴があります。そのため、炎天下での野外フェスやスポーツ観戦、ビーチでまぶしさを防ぐために使いたい方にはあまり向かないでしょう。
真夏のサングラスには、発色の強いダークカラーのレンズか、ぎらつきを抑える偏光レンズの検討をおすすめします。



4.まとめ

調光レンズのサングラスは、紫外線量に合わせて自然と発色・退色する便利なファッションアイテムです。メガネとサングラスをかけ替えずに済む利便性を求めて、検討される方もいるのではないでしょうか?
使用環境や気温により思ったように着色、退色しないデメリットがあるため、サングラスがそぐわない場面での着用はおすすめできません。
しかし、調光レンズはクールな見た目でファッション性が高く、プライベートでの使用に向いています。長時間屋外にいるときも利便性を強く感じられるでしょう。
JINSでは、6色の調光レンズをご用意しております。オンラインで実際の色味や変わり具合、かけた印象をチェックできるので、ぜひご覧ください。
≫JINSの調光レンズはこちら



N輝

JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。




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