薄い色のレンズの「ライトカラーサングラス」が流行の兆し!目が透けるような薄い色のサングラスでも、紫外線対策などの効果は得られるのか特徴を解説し、また人気の理由やレンズカラーについてなどご紹介します。
薄い色のサングラスが人気の理由とは

サングラスといえば濃い色のレンズが定番とされていましたが、最近ではレンズカラーのレパートリーが多様化しています。
中でも、目元が透ける薄い色のレンズを用いた「ライトカラーサングラス」が人気です。そんな人気の理由を解説します。
さりげなく使い勝手が良い
薄い色のサングラスが人気な理由として、印象がさりげないことによって使用シーンが広がり、デイリーなタウンユースなどでも使い勝手が良いことが挙げられます。
レンズの色が薄く目元が透けるので表情がわかりやすい、威圧感や不信感を抱かれにくい、などと周囲へ与える印象もよりソフトなものになります。
近寄りづらい印象を持たれにくいので、目立ちすぎることもなく利用できる場面が多いのが特徴です。
バケーションやスポーツ、アウトドアなどのイメージを持たれやすかったサングラスの着用ですが、薄い色なら買い物や通勤などの日常使いにも取り入れやすいです。
薄い色でも少しレンズにカラーがあることによって、日差しによる目の疲労を軽減させることができます。
ファッションに合わせやすい
大人しい印象のファッションや、フェミニンで可愛らしいファッションなど、濃い色のサングラスを合わせるとなんだかチグハグに感じてしまうような場合でも、薄い色のサングラスなら馴染みやすくなります。
ファッションのテイストが限定されてしまうこともないので、合わせるファッションの幅も広がります。
サングラスの主張が強くなりすぎないことによって、さりげなくかけられ、いつもの自分らしいファッションにもうまく溶け込んでくれます。
また、流行りのライトカラーサングラスや、お気に入りのフレームに薄い色のカラーレンズを組み合わせることで、トレンド感や今っぽさのあるこなれた雰囲気の着こなしへとアップデートさせることができます。
夜や暗い場所でも使える
眩しさを感じるような明るい場所や日中に便利なサングラスですが、薄暗い場所はどうしても暗く視界が悪く感じてしまいます。
運転中に急に暗いトンネルの中に入った時や、明るい屋外から店内・暗い木陰に入った時など、不意の視界の変化に戸惑ってしまい、不慮の事故を起こしてしまう場合も。
その点、薄い色のライトカラーサングラスなら、視界が暗くなりすぎることがなく、夕方から夜、店内や暗い場所でも使用できるので、日中にかけて出かけてもそのまま快適に過ごせます。
また、色によっては視認性やコントラストを高めてくれることも期待されます。
マスクとも合わせやすい
花粉症や乾燥対策、感染症予防など日常的には取り入れることの多いマスクですが、マスクを着用した状態でサングラスをかけると、顔の露出が減ることで表情が窺えず少し不審な印象をあたえてしまうことも。
そういった違和感を軽減させたい場合には、薄いレンズカラーのサングラスがおすすめです。
また、サングラスのシェイプもあまり大ぶりではなく小さめなものを選ぶとより自然な印象になります。
サングラスの色の濃さによって性能は変わる?

トレンドファッションにも好相性で、メンズ・レディースともに注目されている、薄いレンズカラーのサングラスですが、サングラスとしての性能にはどのように影響するのでしょうか。
サングラスのレンズにおける色の特徴や濃淡による違いについて解説します。
薄い色のサングラスは可視光線透過率が高くなる
薄いレンズカラーのサングラスは、可視光線透過率が高いサングラスと言い換えることができます。可視光線透過率が高くなるほど視界は明るく、目元が透けてみえます。
可視光線透過率が高いサングラスなら、運転時や天候、時間帯を気にせずに使用できます。
一方で、可視光線透過率が低いサングラスはレンズの色が濃く、目元が透けて見えない状態です。そういったサングラスは夕方以降や夜間には視界が暗くなるので、夜間運転には適しません。
運転時のサングラス選びでは、JIS規格に適合した可視光線透過率のものを選びましょう。
UVカット性能とレンズの色の濃さは別
薄い色のサングラスが遮ってくれる眩しさは、濃い色のサングラスとは違いがあります。そのため、薄い色のサングラスでは紫外線を遮ってくれないと思っている方がいますが、それは誤解です。
陽射しに含まれる紫外線と、眩しさの原因にもなる可視光線は別物です。
そのためレンズの色の濃さによるUVカット性能への影響はなく、薄い色のレンズでもUVカット機能が備わっていれば紫外線はしっかりとカットしてくれます。
言い換えると、紫外線対策をしたいけど濃いサングラスには抵抗があると感じていた方も、薄い色のライトカラーサングラスで取り入れやすくなるということです。
そのため、薄い色のサングラスならお買い物や通勤などの日常でもさりげなく取り入れることができると人気です。
強烈な陽射しには濃色サングラスがおすすめ
さりげなく日常使いもしやすい薄い色のサングラスですが、強い日差しによる眩しさの対策のためには、やはり濃い色のレンズのサングラスがおすすめです。
陽射しや照り返しの強いビーチや釣りなどのアウトドアレジャー、雪による乱反射で目にダメージを受けやすいスキー場などのスポーツシーンでは、紫外線対策に加えて眩しさを感じる可視光線を十分に防ぐことが大切です。
薄い色のサングラスのレパートリーが増えたことによって、TPOやニーズに応じてより適切に使い分けられる選択肢が増えました。シーンに応じて薄い色のレンズや濃い色のレンズ、偏光レンズなどの機能性サングラスも上手に取り入れましょう。
薄い色のサングラスでも紫外線対策はできるからと安心せずに、安全性や快適性、日差しによる目の疲労への対策のためにも、適切な使い分けを推奨します。
室内・屋外兼用なら調光サングラスも
調光サングラスなら1本2役で、屋内屋外兼用で使用できるため便利です。
調光サングラスのレンズは、紫外線や可視光線などに反応してレンズカラーの濃度が変化します。
そのため、クリアレンズのメガネとしても、サングラスとしても使用することができます。
2本持ち歩いて掛け替える必要がないので、ひとつは持っておきたい人気商品です。
そんな調光レンズに関するメリットやデメリット等については、以下のリンクでも解説していますので、気になった方はチェックしてみてください。
薄い色のサングラスで流行りのカラーは?

流行りの薄い色のサングラスは、一般的な定番のサングラスに比べてカラー展開が豊富です。ここでは薄い色のサングラスで人気なカラーについて解説します。また、JINSで取り扱いのあるおすすめのカラーもご紹介しますので、お気に入りのフレームを選んでオリジナルのサングラスに仕上げるのもおすすめです。
グレー系
肌にのると黒っぽく見えるグレー系のレンズは、サングラスのレンズの定番色とも言えます。視界の色調には影響を与えずに眩しさだけを抑えてくれるので、薄い色のカラーレンズで取り入れても視界がクリアで明瞭なのが特徴です。
JINSでは、濃度を変えてさまざまな濃さのグレー系カラーレンズを取り扱っているので、使用シーンに応じて選ぶのもおすすめです。
ブラウン系
サングラスのレンズの定番色として人気なブラウンは、薄い色のサングラスでも人気です。
色のコントラストを高めてくれるので、くっきりとものが見やすいのも特徴です。
また、ブラウン系は肌の色に馴染みやすいので、サングラスが悪目立ちしてしまうこともなく、さりげなくかけたい方や初めてのサングラスをお探しの方にもおすすめです。
落ち着いた柔らかな印象で、上品にカラーレンズを楽しめます。
JINSでは、サハラやチョコレートなどのブラウン系レンズも人気です。
グリーン系
グリーン系のカラーレンズは、定番色の一つです。一見黒っぽく見える濃いグリーンの単色レンズなどは、クラシックなサングラスにも多く用いられています。そのため、流行りの薄い色のレンズを入れても、自然に馴染みます。
薄いグリーンは、色の効果としてモノがはっきりと見えやすいので、サングラスで眩しさは抑えたいけれど視界が見えづらくなるのは避けたい......という方にもおすすめです。
JINSのカラーレンズでもカーキ系から明るいグリーン、爽やかな印象のスレートグリーンなどレパートリーが豊富です。
ブルー系
透明感のある薄い色のブルー系レンズは、軽やかさや涼しげな印象を与えてくれ、特にメンズのサングラスで人気な色です。
シンプルな黒縁メガネにブルー系のカラーレンズを入れるのも好相性でおすすめです。
太陽光や車のヘッドライトなど、イエロー系の光をカットしてくれるので、アウトドアレジャーでの利用にも大活躍してくれます。
イエロー系
暗い場所での視認性がアップし、白線やボールなどが見えやすいイエロー系のレンズは、以前は夜間の運転やスポーツシーンなどで人気でした。
肌馴染みの良い薄いイエロー系レンズは、明るい印象でさりげなく取り入れやすいのが特徴です。
アクセントカラーとしてもおすすめなジャスミンは、どんなフレームにも合うのでおすすめです。
ピンク系
ピンク系のカラーレンズは色のコントラストを高めて文字を見えやすくしてくれます。また膨張色で目元のしわをふっくらと見せたり、血色感をプラスしてくれるのでメークアップ効果も期待できます。以前は遠近両用レンズとの組み合わせで作られる人も多くいました。
最近では、メークアップレンズとしてすっぴん時の伊達メガネに用いられたり、流行りの薄い色のサングラスとしても人気です。
JINでもさりげなくかけられるグラデーション、ローズ系やライトピンクなど色展開が豊富です。
ビジネスシーンの場合はレンズカラーに注意
サングラスの大きさや形、レンズの種類や色などはTPOに応じた選び方が大切です。
ビジネスシーンでサングラスを使う場合には、以下のような選び方でレンズ濃度やカラーに注意しましょう。
・表情を隠しすぎない薄いレンズカラー
・悪目立ちしすぎないさりげなさ
大きすぎずレンズカラーが薄い色のサングラスなら、素顔の印象を残しつつ。眩しさや紫外線から目を守ってくれます。
おすすめの薄い色のサングラス3選

大袈裟にならずにデイリー使いしやすいと人気の薄い色のサングラス。JINSがおすすめする3商品をご紹介します。
軽やかなクリアウェリントン

SUNGLASSES Modern Bold&Metal
URF-24S-283_100 / ¥5,900>
透明感があり肌馴染みの良いクリアカラーのウェリントンフレームは、ナチュラルにサングラスを取り入れたい方からも人気です。
一見派手に見えても、クリアカラーは肌に乗せると多少トーンが落ち着くので、意外なほどかけこなしやすいのが特徴です。
また、よりトレンド感のあるスタイリングで薄い色のサングラスを楽しみたい方には、クリアフレーム×薄い色のカラーレンズの組み合わせを取り入れるのもおすすめです。
素顔感を残しながらもトレンドを感じさせる垢抜けた印象を演出してくれます。
スリムなボストンサングラス

Acetate Slim
UCF-23S-155_381 / ¥5,900>
知的で優しさを感じさせるマイルドな印象のボストンも、抜け感のあるクリアカラーや薄めのカラーレンズで取り入れれば、よりトレンド感のある仕上がりになります。
定番人気なボストンサングラスにも"ややモードな印象をプラスしてくれる"とおしゃれさんからも人気が高いフレームです。
流行りのファッションを楽しみたいという方にもきっと大満足していただけます。
ミニマルなメタルラウンド

SUNGLASSES Modern Bold&Metal
UMF-24S-281_197 / ¥7,900>
さりげなく合わせやすく、幅広い年齢層にも人気なメタルラウンドのサングラス。軽くかけやすく、また鼻パッドはクリングスタイプなのでかけ心地が調整しやすいのも特徴です。締め付け感やかけている重量感が気になってしまう、サングラスをかけ慣れていないという方にもおすすめです。
主張が強すぎない上品なさりげなさで、これまでサングラスを使ってこなかったが日差しが眩しく目が疲れやすい......と感じる方にも挑戦しやすいデザインとなっています。
その他の流行りのサングラススタイル
ここからは、よりトレンド要素の強い注目デザインのサングラススタイルについてご紹介します。
①ビッグフレームタイプ

SUNGLASSES R!M別注
URF-24S-241_192 / ¥7,900>
Y2Kなどリバイバスが注目される昨今のファッショントレンドにおいて、サングラスではビッグフレームタイプの人気が再燃しています。
ボリューム感があり顔を覆う存在感のある華やかなビッグフレームに注目!
②スポーティタイプ

JINS×BEAMS DESIGN Sunglasses
URF-24S-223_96 / ¥9,900>
トレンドを感じるスポーティで、ボリューム感たっぷりの流線型フォルム。フレームからレンズにかけてすり鉢状の立体的なカットが施されています。
フロント部分は顔にフィットする6カーブで、よりスポーティなサングラスになっています。
③リムレスタイプ

RIMLESS SUNGLASSES
UMP-24S-277_93 / ¥9,900>
フレームのリムがないツーポイント構造のリムレスフレームは、各有名ブランドからも発売される注目のトレンドデザインです。
国内外の有名人にも愛用者が多く、素顔の印象をのこしつつも、あえてナードな雰囲気でトレンド感を演出してくれます。
周りと差がつくこなれた存在感のあるファッションを楽しめます。
④軽量素材タイプ

SUNGLASSES Modern Bold
URF-22A-123_00 / ¥3,300>
軽量樹脂、インジェクションなどを使った変形フレームやクリアフレームもトレンド傾向です。
見た目も使用感も軽やかな軽量素材タイプなので、軽やかにかけこなすことができます。
まとめ

大流行の薄い色のサングラスは、おしゃれな見た目のファッション性だけでなく、使い勝手の良さや便利な機能性、快適なかけ心地などが魅力です。
これまでサングラスに抵抗感を感じていた方も、さりげなくかけられ、おしゃれと機能性を両立してくれます。
また、JINSでは好きなフレームとレンズを選んでオリジナルにカスタマイズすることもできるので、あなただけのオリジナルサングラスを作ることもできます。
薄い色のサングラスが流行している今だからこそ、こだわりのおしゃれを楽しみたい方におすすめです。
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【Staff credit】「JINS Editorial Department」(JINS編集部)