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古いメガネの正しい処分方法は?下取りや回収についても解説

2024.01.09


メガネが壊れてしまったり、買い替えたりする際に悩んでしまうのが、メガネの処分方法です。ここでは正しいメガネの捨て方や捨てるタイミングなどの判断要素についてもご紹介します。捨てる以外での処分方法や活用方法、メガネが壊れた時の症状別の対処方法も紹介しています。



古くなったメガネの処分方法3選

「サイズやかけ具合、見え方やデザインがなんだか合わないな......」と新しいメガネに買い替えた時には、古いメガネの処分方法に悩んでしまう方も少なくありません。
ここでは、メガネの捨て方・処分方法についてご紹介します。



自治体のゴミとして処分する

通常のゴミ同様に、自治体のゴミ回収に出しましょう。素材に応じたゴミの分別に注意しましょう。

例えば、プラスチック素材のフレームやレンズであればプラスチックゴミや可燃ゴミでの処分が可能です。また、ガラスレンズや金属製フレームの場合には、不燃ゴミや金属ゴミに分類されることも多いです。地域により分別方法が違う場合もあるため確認をするようにしましょう。

レンズが外れてしまった場合などは素材ごとで捨てることができますが、レンズとフレームを素材ごとにご自身で分別することができない、または素材の判断や分別ルールが心配であれば自治体のゴミ回収の分別について確認や問い合わせをしましょう。

メガネケースの処分も同様です。



下取りキャンペーンを活用する

眼鏡販売店の中には、キャンペーンなどで下取りサービスを行っている場合もあるので、そういったタイミングを利用して下取り買い替えをするのもおすすめです。

使わなくなった不要なメガネを処分できるだけでなく、新しいメガネを少し安く購入することができます。



使わなくなったメガネを寄付する

「自分には度数が合わないがまだ使用することはできる」「デザインの好みや使用シーンなどTPOの変化で使わなくなってしまった」。まだ使えそうなメガネなら、寄付をするという選択肢もあります。

発展途上国や被災地、各種団体などへの寄付で、捨てようと思っていたメガネが誰かの役に立つこともあります。寄付先によって条件が異なりますので、確認しましょう。

寄付の前にはクリーニングして、気持ちの良い状態で使ってもらえるようにメンテナンスします。眼鏡販売店でクリーニングやメンテナンスを依頼する場合には、寄付用にわかるように度数を確認しておくのもおすすめです。

もっと手軽な例でいえば、度数が合わなくなったまだ綺麗な状態の既製品老眼鏡などは、馴染みのお店などに寄付しても、記帳用などに役立ててもらえる場合もあります。





古くなったメガネはリサイクル可能

使わなくなったメガネを処分するにも、「度数や好みが変わっただけで、状態は良いからまだまだ使えるのにもったい無い......」と感じる方もいるのではないでしょうか?

捨ててしまうのは忍びないけれど誰かの役に立てたい、という場合にはリサイクルに出すのもおすすめです。



眼鏡販売店の回収サービスを利用

眼鏡販売店の中には、不要になったメガネの回収サービスを行っているお店もあります。
JINSの場合には、日本国内のJINSおよびRIM店舗で不要メガネの回収をしています。

スタッフに声をかけて、店舗に設置されたリサイクルボックスにメガネやサングラスを入れるだけです。フレームの素材やレンズの種類を問わず、JINS以外で購入したメガネも回収対象です。地球環境に配慮したエコ活動に貢献できます。


環境への配慮 - 自然資源の循環 | サステナビリティ | 株式会社ジンズホールディングス>



中古で売却

使わなくなったメガネを中古で売却できる場合もあります。リサイクルショップや買取業者などで下取り査定を依頼してみましょう。

貴金属としての価値はなさそうな素材のフレームであっても、ブランド品やコレクターから人気のあるメガネなどの場合には、中古での売却が可能です。

またフリマアプリなどに出品して、ご自身で手軽に中古売却する方法もあります。フレームサイズなどを記載すると、実際のサイズ感がイメージしやすく買い手もつきやすくなります。





古いメガネはスペアとして取っておくと安心

使わなくなってしまった古いメガネでも、見え方に問題がない場合には、スペアとして取っておくのもおすすめです。デザインなど好みが変わって出番が減ってしまったということもあるでしょう。

その場合には、普段は使わない予備のメガネとして防災バッグへ入れておくと安心です。
「防災バッグへ入れておくもののリスト」に、メガネはよく挙げられます。

また、度数が合わなくなったなどで出番が減ってしまったメガネの場合には、レンズ交換をして使用することも可能です。パソコン用や運転用など、用途に合わせて使い分けるためのサブメガネへ転用するのもおすすめです。

見え方が心許なくなり、運転や外出には不安だが自宅内での使用には不便がないという場合には、ご自宅内での使用のほか、入院時などのイレギュラーなシーンに備えて予備に置いておくのも良いでしょう。





メガネが壊れた時の症状別の対処方法

メガネが壊れた時の症状別の対処方法をご紹介します。

なお、メガネが壊れても場合によっては修理が可能です。お気に入りのメガネが壊れてしまった際は、まずは眼鏡販売店への相談をおすすめします。

例えば、レンズが外れてしまった場合には、レンズの破損によって捨てなくてはいけない場合と、フレームに入れて引き続き使用できる場合があります。



レンズが外れた場合

レンズの縁がすべてフレームの枠に囲まれているフルリムタイプや、透明の天糸や金属の枠で支えられているナイロールやハーフリムタイプなど、コツさえ掴めば外れたレンズを再度入れることも可能です。

しかし、無理に自分ではめようとしてレンズの溝が欠けてしまう、レンズに傷が入ってしまうというリスクもあるので、可能であれば眼鏡販売店へ修理を依頼するのがおすすめです。



レンズが割れた場合

レンズが割れた場合には、基本的にはレンズを交換するしかありません。レンズに傷が入ってしまった場合も同様です。フレームがまだ使える場合には、使っていたフレームを眼鏡販売店に持ち込み、レンズを新たに作成し交換を依頼します。

端が欠けてしまっただけなので、レンズを削り直して小ぶりなフレームにはめこむという再利用も基本的にはありません。理由としては、細かな傷が入っている可能性に加え、黒目の瞳孔間距離の位置がズレて見え方に影響があるかもしれないからです。



フレームが曲がった場合

フレームが曲がった場合には、自分で直そうとせずに、眼鏡販売店に相談・修理依頼をしましょう。「これくらいなら自分で直せそう...」と思ったら、余計なダメージを加えてしまい、直して使えるはずだったフレームが破損してしまうリスクがあります。

眼鏡販売店に修理依頼をしても直せない場合もありますが、まずは一度相談するのがおすすめです。

しかし長年使用してきたメガネはダメージが蓄積されていてフレーム自体が弱ってしまっていることも。仮に直せても、少しの衝撃で再度破損してしまう可能性があるので、取り扱いには注意が必要です。



フレームが折れた場合

フレームが折れた場合には、場合によってはパーツ交換での修理対応も可能です。しかし、メーカーによって対応は異なります。一度折れてしまったセルや金属を溶接して修理する場合は基本的には日にちがかかってしまいます。素材によっては修理が難しい場合もあります。

ただし、鼻パッドのパーツが取れてしまった、テンプルの付け根が外れた(ネジが外れただけ)といった場合にはその場で対応可能なこともあります。



丁番が壊れた場合

丁番が壊れた場合には、眼鏡販売店に相談・修理依頼をしましょう。

ネジが外れてしまっただけなのか、ヒンジの歪みなどが起こっているのか、といった判断は難しいので眼鏡販売店でプロの判断を仰ぎましょう。

市販の接着剤などで修理しようとすると、蝶番のバネが機能しなくなるほか、ヒンジの噛み合わせに悪影響も起こり得ます。一時的には直ったように感じても、すぐに壊れてしまったり、負荷が違う箇所にかかりテンプルが折れてしまったりする可能性もあります。





古くなったメガネに関するよくある質問



いらなくなったメガネはJINSで回収してもらえますか?

日本国内のJINSおよびRIM店舗で、メガネの回収を行っています。
各店舗内に設置されている「BRING PLA-PLUS プロジェクトメガネリサイクルBOX」に不要になったメガネやサングラスを入れるだけです。

JINS以外のメガネも対象となります。フレーム素材やレンズの種類を問わずメガネ製品全てが回収対象です。


その他よくある質問はこちら>



メガネは何年で交換するべき?

メガネを買い替える、交換する目安は概ね2年〜3年ほどと言われています。
日々の使用による経年劣化でレンズに傷がついていたり、レンズコートがはがれていたりすることも。また、フレームの歪みなどを感じることもあります。

日頃からの定期的なメンテナンスの際に状態のチェックをすることで、買い替えや交換のタイミングがわかりやすくなります。


メガネの寿命は2年が目安!長く愛用するためにできることは?>



まとめ

メガネを捨てる際には素材に注意して、ゴミとして処分します。住まいの地域ごとに分別が異なりますので確認するようにしましょう。

また、「捨てる」以外にも寄付したり、中古で売却したりする方法もあります。他にも、眼鏡販売店の回収サービスや、下取りサービスを利用する方法もおすすめです。

見え方に問題がない場合にはスペアとして保管しておくこともおすすめです。災害グッズとして準備しておくのも良いですし、「家の中だけで使う用」など、シーンごとにメガネを使い分けるのも良いでしょう。

また、お気に入りのメガネが壊れてしまった際は、処分する前に一度、眼鏡販売店に修理の可否を相談されることをおすすめします。

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【Staff credit】「JINS Editorial Department」(JINS編集部)

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