JINS SAUNAの発売に際してスタートした動画コンテンツ「見てもととのうサウナ4選」。 日本中のイケてるサウナを探しまくっている筋金入りのサウナーはもちろん、ビギナーや未体験だけれど興味あり!という人にもおすすめの絶景サウナをご紹介しています。今回は番外編として、動画で紹介しきれなかった3つの施設にフォーカス!さてさて、サウナと景色を堪能してみるとしますか。
【 番外編 その1 】
五感に響くアート×サウナ
白井屋ホテル
サウナーだけじゃない、海外の一流クリエイターたちからも注目されているアートホテルがあります。昭和な街並みに溶け込む奇妙な外観は、一度目にしたら忘れられない、ただならぬ雰囲気。旧河川の土手をイメージして築かれたこの緑の丘に点在する白い小屋が、どうやらサウナルームらしく。サウナしながらアートも楽しめるってどういうことなんだろう?と、妄想を膨らませながら前橋までやって来ました。
ⒸShinya Kigure
世界的アートを独占できる外気浴スペース!?
おしゃれなオールデイダイニングとメインダイニングのある吹き抜けのエントランスロビーを抜けて、ホテルの裏に回ると、雰囲気が一変。建物に張り付くように築かれたグリーンタワーと呼ばれる丘の斜面に、完全貸切制の3つのサウナルームがあります。
こちらのフィンランドサウナは、サウナ室に水風呂を完備。窓際の内気浴スペースからは遠くに赤城山も見えます。
4人収容のフィンランドサウナは100℃まであがる対流式。建築家の藤本壮介氏が@aromaとコラボしたホテルオリジナルのアロマオイルでセルフロウリュも楽しめます。
サウナ室の前にある水風呂は2人が入れる大きさ。水温は13℃ですが、製氷機が置いてあるので氷を好きなだけ投入! ホテルならではの細やかな心配りに感動です。
丘の上は街並みを望める外気浴スペースになっていて、その横にまた別の小屋が。ドアを開けると、1~9までの数字のデジタルカウンターが次々に暗闇に浮かび上がる不思議空間。 床に座ってその数字を目で追い続けているうちに意識が遠のいていくような瞑想状態に......え?もしかして、ととのってます? この「Life (le corps sans organs) no.17 & no. 10」は、日本を代表する現代美術家・宮島達男氏のLED作品。世界的なアートを独占できる内気浴スペースは唯一無二です!
モダン、ゴージャス!究極のととのい体験!?
ⒸKatsumasa Tanaka
ⒸShinya Kigure
サウナ室はどれも洗練されたモダンなデザインで女性たちにも好評。こちらのミストサウナは、おひとり様にも大人気です。生薬と漢方をミックスした薬草ミストは、抗酸化作用やデトックス効果も。仕事帰りの疲れた体にハーブの香りが心地よく、じわじわと癒されます。
去年の7月にオープンしたこの「ベッドルームサウナ」は、 "ととのえ親方"松尾大氏と"サウナ師匠"秋山大輔氏の2人の重鎮が立ち上げたTTNEがプロデュース。その名の通り、一見するとウッディなベッドルームなのですが、ベッド脇の花瓶にアロマウォーターを注ぐと、下に格納されたサウナストーブから蒸気がもわ〜っと上がる仕組み。寝返りがうてるサウナはたぶん、北欧にもない世界初!!最高です〜〜!!
ととのった五感で館内をお散歩アート鑑賞!?
白井屋ホテルのもともとの建物は300年続いた老舗旅館で、建築家の藤本壮介氏がそのコンクリート構造を剥き出しにし、大胆にリノベーション。一部の客室をスペシャルルームとして、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン氏やイタリア建築界の巨匠、ミケーレ・デ・ルッキ氏といった錚々たる顔ぶれがデザインするという、まるで泊まれる美術館です。
フロントの頭上に掲げられた作品、白川昌生氏の『円環--世界「生成するものI」』。建築とアート好きはもちろん、ととのった後のサウナーの冴えわたる五感にもビンビン伝わってくるアート作品が館内の至るところに展示されています。日帰りサウナも予約可能ですが、せっかくならぜひお泊まりで。心の贅沢を楽しんでください!
フィンランドサウナ、ミストサウナは宿泊者以外もご利用いただけます。
【 番外編 その2 】
全身まっ白になってととのいたい!
白銀荘
ここは北海道。十勝岳の頂きを望む標高約1000mの「白銀荘」。サウナーたちが一生に一度は行ってみたいと恋い焦がれる北の聖地です! サウナを題材にしたあのドラマでも取り上げられたことに気づいた人は、なかなかのマニアかと。夏はこの通り、緑が爽やかなのですが、「白銀荘」というだけあって、冬の間は360度見渡す限りの雪の原。パウダースノーが辺り一面もっさりです。そこでサウナーたちが狂喜するお約束の儀式があるんです。
雪見ロウリュとシングル湧き水で準備運動。
「白銀荘」は源泉掛け流し100%の温泉施設なのでお風呂も堪能しながら、サウナ室へ向かいます。扉を開けると、清々しいヒバの香り。ほかのお客さんがいない貸し切り状態なら、雪景色の見える小窓のそばに陣取って、ラッキー、ロウリュチャンスです!10人でいっぱいになりそうな上下2段のコンパクトな造りだから、熱気がすぐに充満します。
こちらは十勝の湧き水をたっぷり満たした水風呂。真冬は10℃以下のいわゆる"シングル設定"になるので、ゆっくり身を沈めて。しばらくじっとしていると、冷え切った体の中から熱が込み上げてくるはず。もうすぐですよ、肌の表面の水温が上昇して、温かな水の膜に包まれるのは。ほらほらそれです、その膜が天使の羽衣です!シングル越えの醍醐味です!
真っ白になりたければ迷わず飛び込め!
さて、ワンセット終えてここからが本番。2セット目を水風呂はスルー。サウナ室を出て、露天風呂へのドアを開けるとそこは銀世界。積もり積もった雪の壁をめがけて、全速力でダ〜〜イブ!!ふわふわのパウダースノーに埋もれると一瞬で体が凍りつくので、すぐに起き上がって露天風呂へ。あまりの温度差に痛いくらいのジワ〜ッが気持ちぃ〜!フィニッシュは石の上に座って外気浴。遥々来た甲斐ありの、この白い世界で頭の中まで真っ白な無我の境地......あぁ、サウナーで良かった〜!!
【 番外編 その3 】
まんま北欧な森と湖の理想郷
The Sauna
所変わって、湖のほとり。近くで石器時代の遺跡やナウマンゾウの化石も出土したらしい、鬱蒼とした森の中。手作りチックなサウナ小屋が点在しているこの景色......フィンランド? ではないですよね。スマホのマップは長野県野尻湖を示していますから。 おやおや、サウナ小屋から人がぞろぞろ出てきました。おおっ、水着着用、男女混合!つまりの、サウナーの理想郷!!入る前から期待大です。
サウナー感涙、本気のフィンランド式!
「The Sauna」の室内はほの暗くて静か。ハイパワーな薪ストーブで燻されちゃう感じがまたなんともフィンランドな雰囲気。サウナストーンにアロマウォーターをかけると、体感温度がグッと上がります。すると、サウナ番が入ってきて「体調は大丈夫ですか?熱すぎませんか?」と、優しい心づかい。大丈夫です、まだまだです、せっかくの貸し切り棟ですから、セルフでアウフグースする気満々です!
いよいよお楽しみの水風呂タ〜イム! 風呂っぽくしていますが、水は黒姫山の伏流水を引き込んだ川の水。夏はすぅ〜っと気持ち良い10℃前後でも、極寒期は2℃まで下がるというから、ちょっぴり覚悟が必要かも。冬に行く方はいつも以上にサウナでしっかり身体を暖めるべし!
ヒャッホ〜!と飛び込む北欧映画のワンシーン
外気浴はデッキの寝椅子でうたた寝もよし、草の上に寝そべるもよし。お好きな所でご自由にどうぞ。敷地内にはレストランやゲストハウスもあるので、ロングステイして趣向が異なるサウナ4棟全制覇もありです。そして滞在中に一度はトライしてほしい、ここならではのお約束。サウナを出たら100m先の野尻湖まで猛ダッシュ!ヒャッホ〜〜ッ、ジャブ〜〜ン!気持ちよすぎて溺れないようにね。
\ TIPS /
絶景サウナの必携アイテム、
JINS SAUNA
いつでもどこでも気持ちよくととのいたい、メガネ好きのサウナーに朗報!
JINSから発売中のJINS SAUNAは日常使いはもちろん、そのままサウナに入れるサ陸両用。フレームもレンズも120℃までOKの耐熱素材を採用し、濡れても錆びにくく、くもり止め加工もばっちりだから、サウナ中でも視界良好です! 絶景サウナやアートホテルでも映えるおしゃれなデザインで、パイル地のソフトケース付き。プレゼントにもおすすめですよ。
(度付き対応可能/耐熱くもり止めレンズつき)
※お渡しには7日間程日数を頂戴します。
※お客様の度数により、お作りできない場合もございます。
一浴と一見の価値ここにあり。さあ、サウナー諸君も是非JINS SAUNAと。