JINS WEEKLY編集部のN輝です。
自分はメガネが似合わない、かけた姿に違和感があると感じた経験はありませんか?
顔の形に合ったフレームを選ぶ大切さはよく知られていますが、実はそれ以外にもメガネ選びのポイントはいくつかあります。正しく押さえて、自分にマッチするものを見つけましょう。
今回はメガネが似合わないと感じる原因と、フレーム選びのコツについて、詳しく解説します。
1.なぜ?メガネが似合わないと感じる原因
黒目の位置が中心からずれている
コンプレックスを強調してしまっている
フレームの色があっていない
ファッションに合わない
2.もうミスしない!自分に似合うメガネを選ぶ7つのポイント
①.黒目の位置に合ったものを選ぶ
②.眉の形に揃える
③.顔の形に合った物を選ぶ
④.コンプレックスをカバーできるフレームを選ぶ
⑤.肌なじみの良い色のフレームを探す
⑥.いろんなタイプを試してみる
⑦.全身鏡で確認する
3.自分の顔型に合ったフレームを選ぼう
四角顔
面長顔
丸顔
三角顔
4.自分の肌や髪色と相性の良い色のフレームがおすすめ
肌の色
髪の色
5.買ったメガネが似合わなかったときの対処法
ヘアスタイルを変える
メガネに合わせてコーデを組む
眉毛を整える
メガネに合うメイクをする
6.まとめ
1.なぜ?メガネが似合わないと感じる原因
どうしてメガネが似合わないと感じてしまうのでしょうか?その原因について見ていきます。
黒目の位置が中心からずれている
メガネを着用した時、黒目の位置がレンズの中心からずれていませんか?
黒目の正しい位置はレンズの真ん中あたりです。この位置から大きくずれていると、離れ目や寄り目のように見えてしまうため、違和感を覚えたり、頼りない印象になったりしてしまいます。
コンプレックスを強調してしまっている
メガネのフレームは大きさや形によって、思いがけずコンプレックスを強調することがあります。
例えば、顔の幅に対して小さいメガネは離れ目に、丸い形のフレームはフェイスラインをより丸く見せてしまいがちです。気になる部位は出来るだけ上手くカバーしたいものですが、上手に選ばないとかえって目立たせる結果になります。
フレームの色があっていない
フレームの色が髪や肌の色に合っていないと不自然なイメージになりやすく、似合わないと感じるかもしれません。
その他にも、顔色が悪く見える、雰囲気が暗くなるなど、メガネの色から受ける印象は意外と大きいものです。自分の好きな色のフレームを選ぶのも大事なことですが、顔周りとの相性もチェックしましょう。
ファッションに合わない
ファッションのテイストとメガネのデザインが調和しているかもポイントです。
例えば、スーツにスポーティなフレーム、カジュアルな服装にビジネス風のメガネは違和感を覚えませんか?お洒落な人は服装に合わせてメガネも変えています。靴やカバンと同じように、ファッションに合ったメガネを選びましょう。
2.もうミスしない!自分に似合うメガネを選ぶ7つのポイント
では、原因を踏まえて、似合うメガネを選ぶための7つのポイントを紹介していきます。
①.黒目の位置に合ったものを選ぶ
まず確認するのは、黒目がレンズの中心に来るかどうかです。レンズの横幅に対して、黒目の位置はレンズの中央、または少し内側に入る程度がベストです。
フレームのサイズが合っているか注意深く確認しましょう。
②.眉の形に揃える
眉の形もメガネを選ぶ上で意識したいポイントです。フレーム上部のラインが眉の形に沿うようなものが理想的です。
また、眉とフレームの距離感も重要だとされています。あまりに離れ過ぎると、年齢以上に老けて見えてしまうことがあるので注意しましょう。
③.顔の形に合った物を選ぶ
顔の輪郭ごとに相性の良いフレームがあるため、自分の顔型に合うメガネを選ぶことも大切です。
顔の形は人により様々ですが、大きく四角顔・面長顔・丸顔・三角顔の4タイプに分けられます。基本的には顔型と反対の形をしたフレームを選ぶと、気になるフェイスラインの悩みをカバーできます。これは3章で詳しく解説します。
④.コンプレックスをカバーできるフレームを選ぶ
気になるコンプレックスもフレーム次第で上手くカバーできます。
例えば、顔の大きさが気になる方は、顔の横幅と同じか、少し大きめのフレームを選ぶとすっきりとした印象になるはずです。さらに、フレームを太めにすると小顔効果も期待できます。
瞳を大きく見せたい時は、目全体を強調する効果がある太く濃い色のフレームがおすすめです。他にも、鼻の形や高さが気になる場合は、下側にフレームのないハーフリムで目線を上に誘導する、ブリッジが高めのデザインを選んで鼻を長く見せるという手もあります。
⑤.肌なじみの良い色のフレームを探す
人それぞれ似合う服の色があるように、フレームも肌馴染みの良いカラーで選びたいところです。
肌の色は、イエローベースとブルーベースの2タイプに大きく分けられます。自分の肌がどちらの系統に属するか把握すると、フレームの色選びにも役立ちます。4章で紹介するパーソナルカラー診断を試してみましょう。
⑥.いろんなタイプを試してみる
メガネを試着する際は、好みのデザイン以外も試してみることをおすすめします。
似合わないと思っていても、実際にかけてみると意外とマッチするケースがよくあります。JINSのオンラインショップではバーチャル試着ができるため、ご来店前に試してみてはいかがでしょうか。
バーチャル試着の操作方法はこちら
⑦.全身鏡で確認する
メガネを選ぶ時は顔だけでなく、全身を鏡に映して確認しましょう。
今やメガネはファッションアイテムの1つ、コーディネートの一部として見られているため、メガネと服装が自然に馴染んで見えるのが理想的です。色々な角度から見て、全体的なバランスは取れているか、全身くまなくチェックしてから購入すると、違和感なく長く愛用できます。
3.自分の顔型に合ったフレームを選ぼう
顔型にマッチするメガネとはどのようなものでしょうか?4つの顔型タイプそれぞれに似合うフレームを解説していきます。
四角顔
直線的でメリハリのあるフェイスラインをした四角顔は精悍なイメージがあります。曲線的なボストンや、縦幅のあるオーバルを合わせることで、柔らかい優しげな印象を与えられるでしょう。
「四角顔」の人に似合うメガネはこんなタイプ! 〈似合うメガネ・顔型別ガイド〉>
面長顔
スッキリとした面長顔には、フレームに縦幅があるウエリントンがおすすめです。フレームの縦の長さで、顔の長さを短く見せる効果が期待できます。カジュアルで気さくな雰囲気を得られるはずです。
丸顔
柔らかい印象を受ける丸顔の場合、縦幅が短めで直線的なスクエアタイプのフレームが似合います。程よく引き締まって見えるので、ビジネスシーンにも最適です。
「丸顔」の人に似合うメガネはこんなタイプ!〈似合うメガネ・顔型別ガイド〉>
三角顔
シャープなフェイスラインの三角顔は、オーバルやボストンなど、丸みのあるデザインのフレームにすると柔らかさをプラスできます。また顔を縦にスラっと見せてくれるハーフリムタイプもおすすめです。視線が上部に集まることで、フェイスラインのシャープさをカバーできます。
「三角顔」の人に似合うメガネはこんなタイプ! 〈似合うメガネ・顔型別ガイド〉>
4.自分の肌や髪色と相性の良い色のフレームがおすすめ
フレームのデザインだけでなく、カラーが自分の肌や髪の色にマッチするかも見逃せないポイントです。まずは自分の肌にどんな色が似合うのか知るところから始めましょう。
肌の色
肌の色には「イエローベース」と「ブルーベース」の2タイプがあります。イエローベースは明るいブラウンやオレンジなどの暖色系の色味、ブルーベースは青みがかった紺やグレーなどの寒色系が似合うといわれています。
まずは自分の肌がどちらのタイプなのか、パーソナルカラー診断で見分けましょう。
パーソナルカラー診断はこちら
髪の色
肌の色と同じように、髪とメガネの色の組み合わせにもコツがあります。
例えば、黒やアッシュ系の髪にはブルー系、または赤や白などの鮮やかなフレームがおすすめです。クールでお洒落な印象に仕上がります。
反対に、温かみのあるベージュ系やダークブラウンなどの髪色にはイエロー系、もしくはボルドーなどの深みのあるカラーを合わせましょう。ナチュラルな雰囲気を演出できます。
5.買ったメガネが似合わなかったときの対処法
「買ったメガネが似合わない...」と感じる時には、ちょっとのコツで似合うようになるかもしれません。ここでは、買ったメガネが似合わなかったときの対処法についてご紹介します。
ヘアスタイルを変える
新しく買ったメガネが似合わないと感じる主な理由は、見慣れないことによる違和感です。メイクや髪型を変えた時と同じように、新しい自分の姿には徐々に、慣れる必要があります。
その上で、「やはりなんだか似合っていない気がする...」と感じる場合には、バランスに注目してみましょう。
例えば、「ボリュームのある黒縁メガネをかけたらなんだかマッチしない...」。そんな時には前髪やフェイスラインの髪の毛をすっきりとまとめてスタイリングすることで、バランスを調整できます。このようにヘアスタイルを変えてみるのもおすすめです。
メガネに合わせてコーデを組む
メガネは顔の印象だけでなく、その人の全体的な雰囲気を演出するアイテムです。
例えば、「知的に見せたい」「落ち着いた印象を与えたい」など、なりたいイメージに近づけるのにも役立ちます。
その時に、ファッションも含めて全身のバランスを考えてコーディネートをすると、しっくりと馴染みやすく、まとまりのある印象になります。そうすると、メガネが馴染まず違和感のある状態を解消することができます。
眉毛を整える
眉毛を整えることは、顔の印象を大きく左右します。
例えば、メイクをしない場合でも、眉毛を整えるだけですっきり垢抜けて見せることが可能です。メガネと眉毛は位置関係が近いので、引き算バランスとして眉をすっきりと整えることでメガネとのバランスもよりよくなります。
眉頭や眉尻の濃淡を調整するようなメイクをするとよりバランスも整いますが、眉毛を整えるだけですっきり見えるので、メガネをかける際は眉毛も意識してみて下さい。
メガネに合うメイクをする
上記でもご紹介したように顔のパーツの配置バランスなどによって、よりメガネを似合わせることが可能です。そのためには、眉毛の形や濃淡のほか、アイシャドウやアイラインの使い方、チークの位置を調整するなどさまざまな方法があります。
例えば、フレームの色によって血色が悪く顔色がくすんで見えてしまう場合には、チークなどのメイクで顔の色味を調整することもできます。
また、メガネの印象が強く、顔のバランスに違和感がある時には、あえてメイクを薄くしてみるなど、引き算してみるのもおすすめです。
6.まとめ
メガネが似合わないと感じる主な原因は、黒目位置のズレ、コンプレックスの強調、フレームカラーの選択ミス、ファッションとの違和感があげられます。
本当に似合うメガネを選ぶためには、黒目位置と、眉毛や顔型とのバランスを見つつ、気になる部分をカバーできるフレームを選ぶのがポイントです。
また、フレームの色やファッションとの相性も印象に影響するため、メガネのカラーは顔や髪、肌の色に合わせて選び、全身鏡で試着してチェックするのも大切です。いつもは手に取らないタイプのフレームが意外と似合うこともよくあるので、積極的に試してみましょう。
JINS WEEKLY編集部 N輝
JINS歴8年。メガネ保有数73本。最近はカラーレンズがマイブーム。